貴重品
ジジイの前だが、ちょっと別ページにまとめてみた。
①王家
9.ニーベル国王の私室
15.ノートルダムの王の私室
18.ロッツギルの王の私室
22.グランザムの王に渡す物
②ダンジョン
7.ダンジョンの10階の、トムさんのログハウスの2階
8.所子のダンジョンの隠し部屋
19.グランザム帝国の『素材の宝庫』ダンジョン内のエリクサーが沸く小部屋
20.グランザム帝国の出汁ダンジョン6階
21.死者の管理施設のダンジョンと繋がっている洞窟(ジローの所)
③誰かの家
1.所子のタルーンさんの敷地内の物置
2.タルーンさん所有の王都の支店の、額縁の裏
6.ウエダさんの家の勝手口
12.ホウズキさんの家
④自分の物
4.馬車の中の時計の裏
5.カジノの町の自分の家のベッド
10.王都の家のウォークインクローゼットの中
⑤移動用
3.『門のシール』と同じ大きさのミスリルの板(移動用)
11.『門のシール』と同じ大きさのミスリルの板(移動用2枚目)
13.『門のシール』と同じ大きさの木の板(仮移動用)
16.モリタ君の持っている板
⑥無駄
14.セキハイムに泊めている船の中(使えない)
17.所有している船の中(使えなくなった)
うん、判りやすくなった。
2枚の無駄に使ったやつはリセット出来ないのだろうか?
今度ノートルダムの王に聞いてみよう。
いや、神様なら簡単にリセットしそうだな。そっちに頼むのも手だな。
後、モリタ君に渡した板。回収した覚えが無い。
どこにいったのだろう?
コルラド国に行ったら確認しよう。
って事で、11番をグランザムに持って行ってもらおう。
さすがに13番の木の板はダメだろ。
でもただの板を王様に渡すのも問題かな?
「グランザムの帝王に渡してもらう『門のシール』ですけど、やっぱりミスリルの板じゃダメですかね?」
「悪くは無いが、やはり何かちゃんとした物の方が良いじゃろうな」
「そうですよね~。何が良いでしょう?」
「そうじゃのう……帝王の部屋にあっても違和感の無い物が良いじゃろうな」
違和感の無い物か。
何だろうね。骨董品の壷とか?
でもそんな物持ってないしなぁ。
やっぱ貴重品が良いよね。
そうだ! 思いついたぜ!
「ちょっと良い物を閃いたので、取ってきますね」
「ほう。興味あるの。どこに行く気かな?」
「ダンジョンです」
「付いて行っても良いか?」
「う~ん、そうですねぇ……。何も聞かない、見た事聞いた事は誰にも喋らないと約束するなら良いですよ」
「そこまでの場所か。良かろう。どうせ長くないこの命じゃ。約束しよう」
「いや、凄~く長生きしそうですけど……」
「約束するのだから良いじゃろ? さあ行こうではないか」
「まぁ良いですけど。じゃあ『門のシール』のある部屋に行きましょうか」
「そうじゃな」
王に付いていくと、ここに来た時とは違う場所に来た。
どうやらここが王の私室らしい。
普段はここに置いているのだそうだ。
俺が謁見の間に移動した際に、元の場所に戻したらしい。
「ほれ、ここにあるぞ」
「じゃあ行きましょうか」
こうして俺とジジイは、21番の「死者の管理施設のダンジョンと繋がっている洞窟(ジローの所)」に移動した。




