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結果発表1

本日2話目です。

コタニさんとペアの腕時計を着けている。

カップルじゃないのにね。ちょっと恥ずかしいが、悪くない。

魔法具店を後にした俺達は、次は服を探す事にした。

着る物に無頓着&センス無しの俺には、選んでくれる人が必要なのだよ!

一緒に服を買いに行くってデートっぽくね?

ハッハッハッ! 爆ぜろとか言うなよ? 僻むな僻むな!


店の場所は相変わらず判らないので、あらかじめあばあさんに聞いておいた。

ババくさい服を売っている店じゃない事を祈ろう。


そこはユニ○ロのような量販店だった。

店名は「ウニモグ」。車屋かと思ったぜ。

形の種類はそんなに無く、1つの形の色違いやサイズ違いがある感じ。

価格はそんなに高くなく、1着5000円。

コタニさんに上下1着づつ選んでもらった。ありがたい。

コタニさんは自分の服を選んでる。パッと決める辺りが男らしいぜ。言ったら失礼かもしれないけど。

それにしても、服の量の男女比が1:3くらいってのはどこの世界でも一緒なんだなと思う。


これで買い物は終了。

30万を残金無く使い切ったコタニさんが優勝候補だろう。

あれっ? よく考えたら、俺についてきた方が優勝出来る可能性高いんじゃないだろうか?

うん、決めてなかったし。考えるのは止めよう。


ホテルに戻ると、まだ誰も帰ってきてなかった。

まだ後30分くらいあるし、誰も時計を持ってないからね。

昼になれば帰ってくるだろう。


のんびりしてると、皆が帰ってきた。

では早速、買ってきた物の披露と、優勝者を決めよう!


まずは15万のウエダさんからだ。


「師匠に必要な物はコレだ! カミソリセット!」

「お~!!」

「いつもナイフで髭剃りしてるだろ? これで楽に綺麗に剃れるぜ!」

「これはありがたい!!」

「そうだろうそうだろう」

「で、自分の物なんだが、時計が欲しくてな、申し訳ないが使わせてもらった」

「好きな物買って良いんだよ。気にしない気にしない」

「そうか。ありがとう。で、次はこの町の地図だ! これは俺も買った!」

「なるほど! 思いつかなかったよ! あると便利だね!!」

「おう! しかも食堂や宿屋なんかも書いてあるスグレ物だぜ!」


ガイドブックみたいなヤツだな。そりゃ便利!


「これで残金は2500円だ!」

「2500円ね。現在暫定1位だね。まだ一人目だけどさ」


次は10万の奥さんだ。


「まずは、色々と買わせて頂きありがとうございます」

「いえいえ、泊めてもらってますから。宿代と思ってください」

「すみませんねぇ。それで買った物なんですが、服にしました。下着も含め10点ほどです」

「服は自分でも買ったんですけど、下着までは考えてなかったなぁ。ありがたいです」

「男性の方は横着して洗濯しませんからね」

「……耳の痛い話ですね~」

「それで、自分達の物ですけど、ナミや自分の服を10点買いました。

 残金は1800円です」

「おぉ~! 暫定1位ですね! ウエダさんが罰ゲーム候補です」

「まっ、まだ判んねぇだろ?!」


いや、結構ヤバいと思うけどな。

次は25万のカンダさん。


「色々考えるのは苦手なので、1品勝負したよ」

「ほうほう。で、何を?」

「武具屋に行って、籠手を買ってきた! 調整込みで15万9800円だった!」

「後で調整してもらえる訳ですね?」

「そう。手の防具を持ってなかったと記憶してたのでこれにしたんだが、、、持ってなかったよね?」

「片手分しか持ってないよ。重要だよね、防具。ありがとう!」

「で、だ。皆考える事は同じだな~と思ったよ」

「ん? 何が?」

「実は俺も自分の物は時計にしたんだ……」

「あ~そういう事か~。便利だもんね、時計があると」

「そうなんだよ。今回も2時間って言われたけど時間が判らなくなってしまってさ」

「そこは俺のミスだよ。スマン!」

「でも、前から欲しかったんだ! 良いのが買えたよ。あっ、残金は2200円です」


勝ちも負けも無くなったね、カンダさん。


さ、次はキジマさんだね。

休みだからといって時間がある訳じゃないんですね…。

なんとか今日中にもう1話は掲載する予定です。

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