表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
374/949

帰宅

風呂敷の中は、各モンスターのドロップアイテムだった。

勿論ゴブリン(亜種)のドロップも入っていた。

すぐに焼却したが。


後は家に帰って、モンスターの情報を紙に書き起こすだけなんだが。

さて、どうやって家に帰ろうか?

カンキジコンビに連絡しても、すぐには来れないだろうし。

そもそも、クリアが近くなってきた時に連絡する事になってたのだが、強制的に出させられたからなぁ。

何日もここで待つというのもアレだし、早く来てと連絡するのもどうかと思うし。


ムカイ団長はダンジョンの説明をしに兵士の所に行っている。

そして戻ってきて質問してきた。


「福田さん、この後はどうしますか?」

「カジノの町に戻ろうと思ってますが」

「なるほど。

 今兵士にダンジョンの説明をした所、どうしたら良いか伺いをたてる為にカジノの町に行くそうです。

 馬車で明日移動するそうですが、同乗しますか?」

「そりゃありがたい。お願いできますか?」

「判りました。ではそのようにします。

 私は今日はそこの兵士宿舎に泊まります。福田さんはどちらに?」

「ハガタの町に行って、そこで泊まりますよ」

「そうですか。では明日の朝に町の出入り口まで行きますので、そこで合流しましょう」

「了解です。よろしくお願いしますね」

「判りました。では明日の朝に」


町に戻ると、何故か大歓迎された。

理由を聞くと、ダンジョンを解放してくれたからだと言う。

そのままラーメン屋に連れて行かれた。

そこでは食べ放題になった。これは「かん水」を配ったからだそうだ。

ただ、ラーメン食べ放題と言われてもなぁ。そんなに食べられないよ……。

さすがに色々な人が見てる前で持って帰る訳にもいかないし。

3人で腹一杯頂きました。

ヒヨはチャーシューを貰って食べてた。


宿に移動すると、そこもタダ。

ありがたく泊めてもらった。

1人一部屋と親切すぎました。


翌日、町の出入り口でムカイ団長と合流しカジノの町へ移動した。

夕方には何とか到着したよ。

自宅に帰って、やっと一休み出来る。

ただ、書類作成という仕事が残っているが……。


って事で明日と明後日の2日間は休みにした。

明日中に書類は作ってしまおうと考えたから。

だから休みと言っても、俺だけは仕事なんだけどね。

で、明後日に城に持って行くつもりだ。

その後、今度はミノタウロスのダンジョンに行く予定。

カンキジコンビが帰ってきてないけど、まぁなんとかなるんじゃないかな?



翌日、俺は朝から頑張って書類作成だ。

女性陣は、揃って買い物に行くそうだ。

団長は軍の施設に行くらしい。そんなの有ったのね。


書類は何とか夕方までに完成した。

登場するモンスターは全部で52種類だった。

52×3万=156万と、コンプリートボーナス1500万、合計1656万の儲けか~。

タブレットの情報を書き写しただけでこんなに儲けて良いのだろうか?

……良し。サッと行ってパッと渡してチャッと帰るとしよう!


次の日。

皆にそう話すと、ナグラさんが提案してきた。


「じゃあ、帰ったら、ノートルダムに行かない?」

「良いけど。何処に?」

「ハズキ君にも会いたいし、魔法の登録はどうなったか知りたいしね」

「ついでに魔法を覚えるのも良いな。良し、そうしようか!」


って事で、城に行った後はノートルダムへGOだ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ