教育
凄く短いです。
決定した事はもうしょうがない。『コネクト』で家に連れて帰った。
黒い霧みたいなのなのに、平気な顔でくぐってついてきたよ。
聞けば、昔通った事があるとの事。
さすがですね。
帰ると、ミーちゃんがコタニさんやナグラさんを口説いていた……。
鬼の居ぬ間にってつもりか?!
ヒタキさんは今は晩飯の準備らしい。
二人が迷惑そうにしてるので止めようと思ったら、それよりも早くムカイ団長が動いた。
「おい、キサマ! 女性達が迷惑そうにしているではないか!
離れたまえ!!」
そう言いいながら襟首を持って、物理的に引き離した。
喋った事は意味あるんですかね?
あっ、見てる場合じゃないや。俺も行かなきゃ!
「マイナス100ポイント!!」
「マイナスとかより助けてよ~!」
「福田殿。何ですか、この軽薄な男は?」
「すみませんね、ムカイ団長。なんやかんやで預かる事となった、ミーちゃんです。
素行が悪いので教育してくれと頼まれまして」
「そうだったのですか。
……うむ! では私も協力しましょう!」
「え~っ?!」
「あ、良いですね。お願いできますか?」
「却下してください!」
「うむ。引き受けた!」
「ヒ~!!」
精神面はヒタキさんが、肉体的にはムカイ団長が、か。
理想的じゃないか! 素晴らしい!!
何か途中途中にミーちゃんの声がしたが、気のせいだろう。
「あっ、言動などの教育は執事のヒタキさんにお願いしてますので。
では早速今日からお願いできますか?」
「おぉ、ヒタキ殿か! それなら安心だな!
判った、早速今から行うとしよう。 して、先ほどのポイントとは?」
「あぁ、変な事をしたらマイナスを付けてるんですよ。
良い事をしたらプラスを付けますけど」
「ちなみに今はいくら?」
「さっきのとで、マイナス190ポイントですね」
「そうか。良し! 外でそのマイナス分をスクワットだ!
付いて来い!」
付いて来いと言いつつ、いまだに襟首を持っているので引きずって連れて行ってますがな。
外でスクワット190回か。
報告して罰を受けさせるよりも良いかもね。
短いのには訳がありまして。
活動報告に書いたのですが、指を粉砕骨折しまして…。
凄く遅筆になっています。
なんせ左手だけでタイピングしてるので…。




