中級魔法1
とりあえず今日はイイクラさんも観劇に行ってるのでまた後日という事に。
よく考えたら、何やってんだよ! イイクラさん!
と思ったら、年に1回の慰安旅行だという事だった。
それをトムさんは欠席したのか……。スミマセンの世界です。
2日後には帰って来るそうなので、また来る事にした。
今度は失敗しないように、今から2日後の9時に来ると決めておいた。
これでさすがにタイミングが悪いなんて事は起きないだろう。
来る前にもメールするつもりだしね。
カジノの家に戻り、昼飯を食う。
午後からはサガワさんが来る。
カンキジコンビの新居を見に行くのだ。
そこで改造、いや改築案を練る。
素晴らしい家になるに違いない! 非常に楽しみだ!
サガワさんが来たので、出かけようとしたらキジマさんに止められた……。
魔改造、お断り! だそうだ。
そのまま俺を置いて、サガワさんとカンキジコンビで行ってしまった……。
残された俺はする事が無い。
いや! 今こそ中級魔法の本を読む時だ!
そしてどこかで使ってみよう! そうしよう!
って事で中級魔法の本を読む事にした。
ちなみにナグラさんとコタニさんも一緒に覚える事にした。
ヒマだったんだろうね。
『はじめに。
表紙にある数字は本に込められている魔力の残り回数です。
「0」になったら読んでも覚える事が出来ませんので、魔力を補充してもらってください。
魔力が0の人は読んでも覚える事は出来ません。
貴方がもし魔力0の人なら、売ってお金に換える事をオススメします。
この本は読む事で、貴方の魔力を使用して魔法を発動させます。
魔力が少ない時に読むと、暴走する事があるので止めましょう。
貴方の魔力を使用し、読んでいると内容を強制的に頭に入れます。
脳のキャパが一杯の人は、他の記憶が無くなるかもしれません。』
うん、ここまでは初級と同じだね。
残り回数は6になっていた。まぁ増やせるから関係無いけどさ。
『注1:一つの魔法を覚える度に残り回数が1減ります。
注2:読めない文字等が出てきますが、読んでるつもりで目で追ってください。
1.生活魔法
匂いを消す「デオドライズ」:P.8
お湯を生み出す「ホット」 :P.12
2.攻撃魔法
空気の矢を出す「エアーアロー」:P.16
注目を集める「ヘイト」 :P.20
足止めする「バインド」 :P.24
3.支援魔法
眠気を与える「スリープ」:P.28
2巻へ続く』
この本が古いのか、それとも1巻には載ってないのか判らないが、『念話』は載ってなかった。
ちなみに検証は、所子のダンジョンの『門のシール』を貼った部屋でする事にした。
ここなら誰も来ないし、モンスターが出る等の危険も無いだろう。
モンスターなんか出したら、ダンジョンコアを壊してやる!
まずは全部を覚える。
その後『ディストリビューション』で補充し、ナグラさんとコタニさんも全部覚えた。
さて、検証だ!
・匂いを消す「デオドライズ」消費MPは15。
匂うものが何も無かったので、自分の体にかけてみた。
それを遠慮無く嗅いでくるナグラさん……。
曰く「ファブ○ーズの無香料のを使ったみたい」だそうだ。
除菌まではしてないと思うよ?
・お湯を生み出す「ホット」消費MPは17~30。
空中に蛇口があるような感じでジョボジョボと出てくる。
熱湯にまですると、消費するMPが増えるようだ。
・空気の矢を出す「エアーアロー」消費MPは30。
見えない矢って感じ。
普通の矢は刺さるけど、これは押すというかぶつけるって感じだ。
空気の塊を投げてるっぽい。
・注目を集める「ヘイト」消費MPは20。
ナグラさんにかけてみた。
すると、見る気が無いのに何故か見なきゃいけない気がしてみてしまう、との事。
モンスター相手に有効かな? タンク役の人は必要な魔法だね!
効果は5分ほどだった。
・足止めする「バインド」消費MPは25。
今度はコタニさんに使ってみた。
感想は「泥の中に膝くらいまで足がはまってるような感じっス!」だった。
底力のある人なら脱出しそうね。こちらも効果は5分ほど。
・眠気を与える「スリープ」消費MPは25。
これは、俺だけ実験台になってない!と抗議され、俺がかけられた。
何だろう、徹夜明けで目の前に気持ちの良さそうなベッドがあるような感じ。
根性があれば耐えられると思うけど、なかなか辛いわ~Zzzz




