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冒険者ギルド

まさかの今日もPVが1500を超えてました!

喜びのあまりに、1話投稿します!

その日の夜は大騒ぎになった。

お土産フィーバーだったからだ。

ナミちゃんはヌイグルミをとても喜んでくれた。

ポチはしっぽをぶん回して肉を食べている。

奥さんはウエダさんから髪留めを受け取りニヤニヤしている。

晩飯は勿論豪華な物になった。



翌日、俺は当初の予定通り冒険者ギルドに行く事にした。

ポチはまだ寝ている。

ぐぬぬ、遊ぶ予定だったのだが、仕方が無い。

案内はナミちゃんだ。


「冒険者ギルドに行った事あるの?」

「あるよ~。たまにお父さんが依頼しに行くの」

「そうなんだ。採取とかかな?」

「何かね、取ってきて欲しいって頼むの」

「そうか~。じゃあ連れてってね」

「了~解です!」


ほんの1分でギルドに到着した。5件先の建物だったのだ。教えてくれればいいのに……。

外には厳つい冒険者が沢山いた。

皆ダンジョン目当てかと思ったが、そうでもないようだ。

馬車に付いて行く冒険者、多分護衛なんだろう。

森に行く冒険者、採取や狩りかな?

酒場に向かう冒険者、帰ってきたのかな?

入り口で座ってる冒険者、ヤンキーか!


ナミちゃんと一緒に中に入ると、何故か注目された。

ナミちゃんに聞いた所、初めての人が珍しいんじゃない?ってさ。常連が多いのか?

まずは登録からと思ってたのに、ナミちゃんには依頼カウンターに連れて行かれた。ここしか知らないらしい。


「こんにちは~。お兄ちゃんが依頼するって!」

「おう、ナミちゃんじゃないか。元気だったか?」

「うん!」


受付はガチムチハゲのオッサンだった……。

可愛い女性が受付してくれるなんて、所詮小説の中の話なんだなぁ……。

よく見れば他のカウンターもオッサンばっかり……。うん、さっさと帰ろう。


「すみません、登録と依頼なんですけど」

「ん? 登録しなくても依頼は出来るぜ?」

「身分証にしたいので登録したいんですよ。ダメですかね?」

「いや、問題無いぞ。そういうヤツもたまに居るからな」

「あっ、そうですか、良かったです。じゃあお願いします」

「分かった。じゃあこの紙を書いてくれ。依頼はこっちの紙な」


ツ○ヤの会員登録みたいだな。必要事項を紙に書くそうだが、大して書く事は無かった。

名前・年齢・得意な事、これだけ。後、連絡先ってあったけど一応ウエダさんの所にしといた。

得意な事なぁ……。ギャンブルって書く? いやいや、それじゃあダメ人間みたいだろ?!

って事で「運が良い?」って書いといた。


依頼書の方が大変だった。

依頼したい内容・条件・達成した場合の報酬・期日、等をちゃんと書かなければならない。

ウンウンと悩みながら、オッサンやナミちゃんの助言を聞いてやっと書き込んだ。


~依頼~

内容:ダンジョン内での護衛(朝から夕方まで)

条件:2人~4人

報酬:5万円

期日:翌日

備考:レベルアップと探索が目的。ドロップアイテムについては等分で。

   ダンジョンに詳しい方には追加報酬有り。最低限の礼儀必要。


悩むほどの内容じゃないって? 何言ってんだ!

内容は明確な方が良いって言われたし。

人数に関しては1人で良いと思ってたら、前後で2人は必要って言われたし。

報酬は、少ないと誰も来ないし、多いと無駄だし。

期日は、明日行く予定なので翌日に。

備考は、詳しく書けと言われた。曖昧だと怪しんで受けてもらえないそうだ。

最後の一言「最低限の礼儀必要」には変な顔された。

だって1日も一緒に居るのに、無礼なヤツはイヤじゃない?


オッサンに最終確認してもらって、完成。

報酬+手数料を先払いなんだってさ。手数料は報酬の2割。誰も受けない場合は手数料の1割は帰ってくるそうな。

先払いするのは、お金のやり取りはギルドがするので、揉め事防止になるらしい。

5万円+手数料1万円=6万円を払った。


俺はやり切った感で帰ろうとしてたけど、登録がまだだよ?ってナミちゃんに止められた。

そういえばそうだった。


登録は、血を垂らす訳でも無く、水晶に手をかざすことも無く、青色のペンダントを貰って終了。

これは米軍が持ってるドッグタグってやつか?

ペンダントには名前とこの村の名前と番号が書いてあるだけだった。

初心者は青色なんだってさ。金色が一番上らしい。それはヤクザみたいだから欲しく無いなぁ。


とにかく! これで登録と依頼は終わった!

後は帰ってポチと遊ぶだけだぜ、ヒャッハー!!

読んでいただき、ありがとうございます。


明日にも投稿します。

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