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再びカジノの町へ

昨日は1466PVアクセスがありました!

非常に驚いています!感謝感激です!

明日投稿の予定だったのですが、感謝の意味も込めて頑張って書きました!

木の枝の代金10万円を受け取ると、やっとウエダさんが復活した。


「安く売ってもらって、すまねぇな、師匠」

「師匠は止めろって言ってるだろ?!」

「じゃあキング」

「止めろ~~っ!!」

「さあ、どっちの呼び名がいい? どっちかに決めないと、一生『キング師匠』って呼ぶぞ?!」

「くっ、卑怯な! ……じゃ、じゃあ、師匠で」

「みんな、今日から福田さんの事は師匠って呼ぶように!」

「師匠さん、よろしくお願いしますね」

「師匠兄ちゃん、よろしく!」


ウエダ一家がヒドイ! イジメだ! 俺の癒しはポチだけだよ……。


『師匠?』

「……ポチよ、俺は福田哲司だ」

『てっちゃんだねー!』

「……それでいいよ」

『てっちゃーん!!』


まだマシだと思おう。



昼飯をご馳走になった後、おもむろにウエダさんが言い出した。


「さ、師匠。軍資金も出来た事だし、カジノの町に行くか」

「えっ? 何しに?」

「決まってるだろ? ギャンブルだよ」

「そんな事してないで、家族孝行しろよ」

「昼からは行っても良いって、結婚する時に決めてるんだよ」

「奥さん、それでいいんですか?!」

「えぇ、旦那がいない方が売り上げが上がりますし(笑)」


そりゃオッサンが相手するより美人の方が良いもんな。

たくましい奥さんだな。ある意味怖いね……。


結局カジノの町に行く事になった。

俺としては村を散策したかったんだけどなぁ。


「師匠兄ちゃん、ポチちゃんと遊んでるから。お土産よろしくね~!」

『遊ぶー! てっちゃーん、お土産ー!』

「はいはい、お土産ね、買ってくるよ」

「だめだよ! 当ててきて!!」

『当ててー!』

「ウエダさんよ、ちょっと教育について話そうか」


カジノの町に着くまで、俺はウエダさんに説教した。



カジノの町は相変わらず盛況だ。

と言っても昨日の状態しか知らないんだけど。

今日は20万円ほど換金する事にした。


「で、今日は何をするんだ?」

「とりあえずお土産を手に入れようぜ。金が無くなってからじゃ遅いからな。」

「まぁそうだけどさ。で? どこで?」

「ガチャに決まってるだろ?」

「……またガチャか~」

「何だよ? イヤなのか?」

「いや、何か申し訳ないし、変な呼ばれ方するし」

「気にすんなって! インチキしてる訳じゃねぇんだからさ!」

「まぁそうだけどさぁ……」

「いいからいいから! 行こうぜ!」


という訳で、昨日の店にまた来てしまった。

入り口に居た店員が、俺の顔を見るなり店の中に走っていったぞ?

店に入ると、目の前にには支配人のエンドウさんが待ち構えていた……。


「いらっしゃいませ、福田様!」

「あっ、どうも……」

「当然、ガチャをやられますね?」

「はっ、はい。そうですね」

「ではこちらへどうぞ」


どのガチャをするとか指定してないのに……。


たどり着いた場所には直径6mもある超巨大なガラガラが!!


「昨日から突貫で作らせたこの赤色のガチャは、福田様専用ガチャでございます!!」


俺は大佐じゃないぞ!!

明日にも1話投稿する予定です。

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