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短編

なんで。

作者: 須東さう

ああ、だるいなぁ。面倒くさいなぁ。

あれ?なんで怠いんだっけ。なんで面倒くさいんだっけな…。

面倒くさいことも怠いなんてこともないのにな。


ああ、イライラする。苦しいな。

あれ?イライラすることってあったっけ。何が苦しいんだろ。

イライラすることも苦しいこともないのにな…。


涙が出てくるのはなんで?

さみしくもないのにな…。

泣くようなこと、何もないのに。


心が痛むのはなんで?


息が詰まる…なんかあったっけ?

何もない筈なのに。


私は前の学校を転校してからこういうことがあった。

前の学校のクラスメイトからのメールを見ると息が詰まるような感覚を覚えた。


もう終わったことなのに引きずって私って最低だなって自己嫌悪。


何回も、何回も。


きえたいななんて何回も思った。


今も思いながら毎日過ごしている。


苦しいなんて誰にも言えないで。


なんで言え無いんだろう。


言えたら楽なのになんて逃げることしか考えない私はやっぱり嫌い。


私は私自身が嫌いで仕方が無い。


なんでだろう?自分でも良く分からない。


全て自分が悪いならこのままでも仕方が無い気がした。






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― 新着の感想 ―
[一言] かの文豪、芥川龍之介は自殺する動機として「ぼんやりとした不安」があったといっていたそうです。 それは本当に、言葉にできないような辛さだったんじゃないかなぁ、と僕は思っています。 ある意味で…
2015/04/12 21:58 退会済み
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