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凛として咲く花  作者: 秋桜
第1章
7/9

6

「さて…。」



次の日、伊織はいつもより1時間ほど早く目を覚ました。

荷物バックを開き、今日の洋服を選び出す。

ジーパンに白のTシャツ、その上に黒の薄手のパーカーを羽織った。

秋だから少し肌寒気もするが、まぁ大丈夫だろう。


台所へ行くと2人はもう起きていた。


「おはようございます。」


「おはよう、伊織。その格好よぉ似合ってるなぁ。」


美喜男さんはしみじみと言う。


「あらぁ本当、似おとるで伊織君。」


「久子さんからかわないでください。」


あえて『君』を強調する久子に伊織は口を尖らせる。


「さぁ、朝食にしよか。」


机の上に並べらた和食に目を移す。

美味しそうだ。

実際に美味しいのが。


「張り切って作ったさかい、遠慮なく食べてな。」


「いただきます。」


味噌汁に口をつける。

ああ、この味付け好きだなぁ。

どんどん箸が進み、伊織は20分後にご飯。綺麗に平らげた。


その後、出かける為の準備をしていた。


「伊織、そろそろ行こか。」


久子が呼ぶ声を聞き、支度を整え玄関へ行く。

並べられた靴に足を通し外へと出た。

が、2人の姿はない。

久子さん、と呼ぶが返事はない。

おかしいなと思い家の中へ戻ろうとした時、伊織はビクリと肩を揺らした。


「ニャー。」


猫がいた。

黒い猫が一匹いた。

その目はギラギラと不気味な光りを放っている。

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