登場人物紹介
人(結界桜・火の玉流れ・つる枯れ以外は、「こんな人名なんだな~」程度で)
『結界桜』・・・十七歳。『硬質結界』、『花弁との位置交換』の能力を有する。負けず嫌い・常識が通じない・じっとしてない、の三拍子。
『火の玉流れ』・十六歳。『火の玉』を操る。素質も脳みそのスペックも高いのに、積極性に欠く。人の頼みはちゃんと聞く。皮肉屋。
『つる枯れ』・・十六歳。『つる』『枯れ葉、枯れ枝』の能力を持つが滅多に使わない。几帳面・頑な・生真面目、故に天才気質の前述二人に振り回されまくる。
『木属性幸村』・十四歳。『植物の発芽、開花』と『頭に角生やす』能力。体格がよく、元気な性格だが繊細。よく追投機と共に過ごす。
『浮破』・・・十四歳。『重力操作』の力を持つ。さっぱりとした性格だが、木属性幸村とは馬が合わない。恋色好き。
『幼竜使い』・・十三歳。『幼竜と意思疎通』ができるが、両方とも逃げ腰だったりする。人懐っこく、おしゃべり。大らかだが度胸がない。
『水布』・・・・十二歳。『水』と『布』を操る。しっかり者で利発で面倒見がよい。妹のぼんぼり蛍と一緒に付喪神の国へ来た。セーラー服を着ている。
『鳥打ち』・・・十二歳。『鳥との会話』、『寺の鐘を撞く』ことにより、情報伝達を担う。人とはあまり関わりを持ちたくないが、水布に引っ張りまわされている。
『かげさん』・・十歳。『影絵を現実にする』。無口で表情変化も乏しく、浮破の傍にいる。闘争心はあまりないが、言われたことはきっちりこなす。
『軽く逃走中』・九歳。『物体の重量をほぼ無にする』力と『逃げ足がチーター並み』。鬼ごっこは逃げる方なら無敵。曲がったことは嫌い。
『追投機』・・・七歳。『過去の事象変換』、『どんな物でも投げる力』。本名「追加機能付き投物機」真面目で自分から手伝いをしてくれる。木属性幸村と一緒にいる。
『ぼんぼり蛍』・五歳。『球状範囲の物体の消滅』、『発光』の能力。あまり喋らず、姉の水布の陰にいつもくっついている。
付喪神
『綾』・・・・・呪が壺の守 綾。寺の門を守護する番。巫女の少女の姿。結界桜たちが取り込まれた『門』の『番』をしているが弱体化しつつある。
『針子さん』・・針の群。四十路の女性の姿。やって来た人間の服を作るのが趣味。人懐っこく、おしゃべり。
『勾玉の守』・・赤い着物姿の少年の姿。結界桜達を引き込んだ時にその場にいた。謎が多い。
『歴史書の群』・白髪の老人。話がくそ長い。掌の一人。結界桜火の玉流れつる枯れに本を手渡す。
『薙の刀の守』・結界桜に能力の使用方法を叩き込んだ。泉の番。
『翠の刀の守』・綾と本体を交換した番。金の群に連れ去られる。