表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鷹弘短篇集  作者: 鷹弘
2/15

『I Love You』

「愛してる」


この言葉の意味を


君は考えたことがあるだろうか

「あなたをずっと愛してる」


 私は常に渇きを感じている


 どれだけ水を得ても、どれだけ溺れても。決してその渇きが癒えることはない


 誰も助けてくれない


 あなたの後ろ姿に、助けを求めて手を伸ばす


 陸に打ち上げられた魚のように、無様に苦しみ喘ぐ私を、人々は潤った表情で蔑む


 それも過去の話


 あなただけが、一粒の雫を持って私の砂漠に押し入ってきた


 あなただけが私を癒してくれる


 あなたは私だけのオアシス



「私の心はずっと渇いている」

「渇き」


愛とは 枯渇するモノ


渇いて消えてしまうから


人は それを求めるのだ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ