226『太陽』
零章含め、全6章構成(予定)のこの作品。
そろそろ、折り返し地点突入です。
その言葉に、背中を押された。
彼の姿に、心が燃えた。
心の底から尊敬する。
この気持ちは……きっと尊敬だ。
僕は胸の内に沸いた想力を集めて、歩き出す。
ふと、視界の端に校舎が映る。
そこには、全員なぎ倒された侵入者たちと。
謎の生物を抱いて、こちらを見る少女の姿があった。
「……ありがとう、灰村解」
僕は、君に感謝する。
ありがとう、エニグマを助けてくれて。
そして、ごめん。
君を信じることが、できなくて。
きっと僕が、最初から君を信じていれば、こんなことにはなってない。
だから、こうなっているのは僕の落ち度だ。
僕のせいで、こんな現実が広がっている。
なればこそ。
僕はこの現実を、僕の妄想で塗り潰す。
現実が憎くて、忌々しくて。
僕は霧矢ハチに、この異能を教わった。
鍵は【現実への嫌悪感】そのもの。
この力は、現実をより良いモノへと変えるため。
きっと、今日、この瞬間のために在ったのだと思う。
「さぁ、妄言を此処に、極め尽くそう」
過去はもう、後ろに置いてきた。
さあ、未来へと駆けよう。精一杯に。
☆☆☆
侵入者の男、シーゴは強かった。
異能を奪われ、一切の力を使うことができず。
それでも、なお強かった。
それはひとえに、願望器の力。
黒歴史ノート、第参巻。
その一冊が彼へと与えた力は【破壊兵装】。
世にも珍しい、常時発動型の異能。
その力は単純なもの。
――その保有者を、ただ破壊するだけの兵器に変える。
壊したい。
何もかも。
そう願ったシーゴの想いを、忠実にかなえた異能。
だが、それでもシーゴの意識が消えることはなく。
ゆえにこそ、彼は非常に焦っていた。
(なんだ……なんなんだこいつら! この強さ!)
目の前の二人に、シーゴは劣勢に立たされていた。
妙な赤髪と、正統派の王。
彼女らは鬼気迫る姿でシーゴを追撃し、追い詰める。
赤髪――シオン・ライアーはこの世界きっての天才児。
史上最年少でA級へと上がり、S級に上がる速度だけで見れば、おそらくこの世界にも類を見ないほど。
そんな彼女は、彼の破壊兵装に、己が兵器で挑んだ。
その結果は、火を見るよりも明らかだった。
「【毒素・パラライズ】」
彼女の肩から突き出した銃口から、黄色い煙幕が吹き付けられる。
それはシーゴの体中を包み込み、彼は手足のしびれを感じて舌打ちする。
『チッ、麻痺毒か!』
彼は咄嗟に、その空間から退避する。
煙幕の中から脱出して――次の瞬間、再び彼は煙幕の中にいた。
『……ッ、これは……クソが! 正統派の王! テメぇか!』
「うるさいわね。そろそろ死んだらどう?」
声が聞こえて、次の瞬間には串刺しにされていた。
目の前には、ガスマスクをした六紗優の姿があり、シーゴは咄嗟に拳を振るうが、それも届かない。
振るった右腕が八つ裂きになっていて、六紗の姿は消えている。
『時間停止……ッ!』
なんたる反則。
シーゴは歯を砕けるほどに噛みしめると、思い切り、その場で両腕を振り払った。
瞬間、凄まじい衝撃波が突き抜け、煙幕がすべて掻き消える。
彼は笑った。
時間停止、無限の兵装?
反則だらけだ。
『だから、何だ? 俺ァ難しいことを考える必要は何もねぇ! そうさ、最初から力でごり押しすりゃ、それで勝てる! 俺は絶対に死なねぇんだからよ! ぎゃはははは!』
下品な笑い声に、六紗とシオンは顔をしかめる。
そして、二人の背後から足音がした。
シーゴは驚きに目を細め、二人は思わず振り返る。
そこに望んでいたのは、一人の少年の姿だった。
だけど、そこに彼の姿はない。
そこにいるのは、敵対していた男の姿。
「てめぇ……!」
「妄言使い……成志川景」
二人は、咄嗟に彼へと拳を構える。
その姿にシーゴは一時、傍観した。
これで潰しあってくれるなら、それでいい。
そう思っての彼の傍観は、悪手以外の何物でもなかった。
「【空間敷設】」
即座に、周囲を彼の空間が包み込む。
六紗とシオンは、成志川の空間浸食速度に目を見開いて――次の瞬間、彼はたった一言呟いた。
「シーゴ。【君の足元は溶岩の沼だ】」
それは、瞬間的な変化。
瞬きをするよりも、わずかな間ですべてが変わる。
肌が照りつくような熱気。
それを感じた瞬間には、シーゴの足元は変化を終えていた。
『……ッ!? な、なんだこりゃぁ!』
「次いで告ぐ。シーゴ、【君は溶岩の腕に縛られるだろう】」
足元、数メートルに渡って広がった溶岩の沼。
そこから無数の手が伸びて、彼の体を溶岩地獄へと固定する。
彼は絶叫し、その光景を見てシオンは言った。
「……てめぇ、どーいう風の吹き回しだ? 先に言っとくが、オレはてめぇを許さねぇぜ。人質なんざ関係ねぇ。お前がカイに手ぇ出した時点で、てめぇはオレの敵だ」
「……だろうね。安心してくれていいよ。君の敵対から逃げるつもりはない」
嫌悪、敵対。
そういった感情に、少年は慣れていた。
だけど胸が苦しむのは……きっと、憧れた少年の友達に、受け入れてもらえなかったから、だろうか。
少年は胸へと手を当てる。
痛い、苦しい、逃げ出してしまいたい。
そんな感情は、全てのみ込み、前を向く。
「だけど。信じると言われたんだ。僕はもう、引き下がれない」
少年、成志川景は、笑った。
信じる。
たったの一言が、燃えるくらいに熱かった。
エニグマの、優しい炎とはまるで別種。
一種の脅迫にすら近い、強烈な炎。
それが、胸の内で強く燃え滾っているのを自覚していた。
「……それは、あの男……の、ことなんでしょうね」
六紗は呆れたようにそう言って、前を向く。
前方で、侵入者シーゴは溶岩の腕を振り払う。
『ゼァ、ハァ……はは! ひひひひひひひひ! おいオイ先生ェ! こんなもんかよ! 弱いな弱すぎるよ! あぁ、俺が強すぎるだけって話かぁ? 最高だなオイ、現実サイコー!』
「精神汚染が始まっているな。あの本を丸ごと飲み込んだのならば……そうなるのは道理か」
そう呟いて、成志川は拳を握る。
その姿に、六紗優は口を開く。
「……正直、アンタを信用するに足る実績は、ないわ」
二年前から、彼は灰村解の敵対者だった。
襲撃に次ぐ、襲撃。
先ほどは灰村解へと直接手も加えた。
正直、信用できるだけの材料は、無いに等しい。
それでも。
六紗優は、何か思い出すように微笑んだ。
「ほんの、二日にも満たない時間。一緒に話して、喧嘩して。たったそれだけなのに……なんでかしらね。あいつが信じるというのなら、今この瞬間だけは信じてもいいわ」
その言葉に、成志川は目を見開く。
そんな彼へと、シオン・ライアーは背中を叩いた。
大きな炸裂音がして、彼の顔が苦渋にゆがむ。
そんな表情を見て、シオンは頬をゆがませた。
「そーだぜ。カイが許してなきゃ、とっくの昔にぶっ殺してる。あいつが起きたら、メシの一つでもおごってやるんだな。ちなみにオレはすてーき! 特上のやつおごれ!」
「あら、それじゃあ私もステーキ一つ。あいつ、ケチだからおごってくれないのよね」
二人が、彼の隣へと並ぶ。
その光景に彼は目を見開いて。
溢れ出そうな涙を、必死にこらえた。
前を向き、必死に笑ってこう言った。
「ああ……最高級のやつを、おごってやるとも!」
三人は、並び立つ。
前方には、侵入者シーゴ。
彼の体は徐々に変貌を遂げていく。
負った傷は消失し、体は体積を無視して無制限に広がってゆく。
2メートルほどの身長が、今では空を見上げるほど。
筋骨隆々にして、悪魔のような翼をもつ、正真正銘の化け物。
それを前にすれば、だれしも恐れを抱くだろう。
だけど、それでも。
三人は、臆することなく走り出した。
「行くぜぇぇぇ! これが最後の戦いだろ!? なら、もう想力を抑える必要もねぇってこったな、カイ!」
最先手は、シオン・ライアー。
彼女は両腕をマシンガンへと変えると、走りながらすさまじい速度で弾丸の限りをシーゴへ喰らわす。
一撃一撃が、A級クラスの超連打。
それが、毎秒500を超える数、飛来する。
それは何という名の悪夢か。
とてつもない数量に、シーゴの体が揺れる。
その瞬間を逃すことなく、成志川が告げる。
「二重詠唱【足元の地獄の門】【出るは煉獄の門番――ケルベロス】」
シーゴの足元へ、地獄の門が開く。
それは、禍々しいという言葉を体現するようなものだった。
漆黒の扉に、銀の蝶番。
その中に広がるのは、ただ、暗闇。
シーゴは思わずその門へと目を下ろし。
次の瞬間、暗闇の中の【六つの瞳】と目が合った。
『GAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!』
闇の中より、首の三首の番犬が現れた。
その怪物は吠え、シーゴの脚へとかみついた。
『ぎいいいいいいいい!? 痛ぇ! 痛ぇええええ! お前かぁ! お前か、妄言使いぃぃいいいいい!』
「そんな姿になっても、僕の想力は覚えているんだな」
成志川は、前方に掲げた右手を、握りしめる。
瞬間、三つ首のケルベロスはシーゴの脚を噛み砕く。
バランスを崩したシーゴは、まるで手をつくように、学校の本校舎へと右手を伸ばす。
避難しきれていなかった生徒たちが、思わず叫び。
次の瞬間には、遠方の校庭に立っていた。
「はぁ……もう、やりたい放題ね、あいつら」
近くには、すっかり元の口調へと戻った少女が立っている。
次の瞬間、シーゴは本校舎へと倒れ、校舎が崩壊。
その光景に悲鳴を上げるころには、既に六紗の姿は消えていた。
彼女は瞬く間に、戦場へと戻っていた。
「ちょっとアンタら! 避難させる私の苦労も考えなさい!」
「うるせぇ! 考えるのはカイの仕事だァ!」
「そいつがぶっ倒れてんでしょうが!」
二人は叫び、成志川は苦笑する。
そんな姿に業を煮やしたのは、侵入者シーゴ。
彼は苛立ちに歯を食いしばる。
どうすれば、どうすればこいつらに絶望を見せられる。
この反則野郎どもを、絶望させられる?
そう考えれば、自ずと答えは出てきた。
『そうだ、お前らの大切なモノを壊せばいいんだ』
その結論に達するまで、一秒もかからなかった。
彼は視線を巡らせる。
崩れ去った本校舎から、数十メートル。
そこには満身創痍で倒れ伏す少年の姿があり、それを見たシーゴは獰猛に笑った。
それは、とても嬉しそうな、歪んだ笑顔だった。
『こいつを、壊せば』
気が付いた時、既にシーゴは手を伸ばしていた。
その光景に焦る三人。
シオンは銃口を構え、成志川は咄嗟に言葉を発そうとする。
六紗は異能の連続使用に脂汗を流しながら、想力を高めて。
三人のすぐ横を、黒い影がすり抜けた。
「――まったく、メール一つで呼び出すとは」
その声に、その姿に。
六紗優は、限界まで目を見開いた。
「あ、アンタ……!」
その女性は、腕の前へと割り込んだ。
赤い瞳が、金色へと変わる。
幾たびも見て、体感して。
悔しいほどに認めてしまった、最強の盾。
――すべてを無条件に反射する、最凶の反則能力。
その目を保有するものは。
きっと、全世界を見渡したって一人きり。
「【臨界天魔眼】」
金色の魔法陣が、完成する。
シーゴは気にせず、少年へと手を伸ばし。
その右手が、その魔方陣へと触れた、その瞬間。
――その衝撃が、何十倍にもなって反射した
『が……!?』
たったの一撃。
それだけで、右腕が肩まで弾け飛んだ。
それは一瞬の出来事だった。ゆえに、痛みが遅れてやってきて、シーゴは暴れ狂うように絶叫した。
『あ、ああ、あああ、ああああああああああああ! なんでぁ、どうしてぉ! 痛いよ! 痛い痛い痛いいたいいたい痛い痛いぃ、痛いいいいいい!』
その光景を一瞥し、女性は六紗へと視線を向ける。
金色の瞳は、いつの間にか元の赤色へと戻っていた。
その表情は、どこか優しげで。
六紗優は、天敵の姿を前にして、呆れたように息を吐く。
「……わかってるわよ。アンタの姿が見られると、いろいろと面倒だからね」
そう言って、少女は笑う。
「あとは私たちに任せときなさい。悪魔王」
「……フッ、ならば任せるとしようか、六代目」
次の瞬間には、女は霞のように消えていた。
一周回って呆れるほどの、遮断性能。
六紗優は苦笑して、暴れ狂うソレを見た。
既にシーゴは、人間の形を留めてもいなかった。
『殺スゥ……もう、いい、全テ、目につくモノ、全て、破壊スル……』
まるで、歪な絵画からそのまま飛び出してきたような。
一個の生命として既に成立していない姿が、そこにはあった。
それを前に、シオンは両腕を変形させ。
成志川景は、体の底から力を汲み上げた。
「……超回復能力。あれは異能を超えた、奇跡の類だろう」
成志川景は呟いて。
それを、シオン・ライアーは嘲笑った。
「アホこけ! 奇跡は物理に劣るんだよ!」
そうして、2人は共に走り出す。
その速度は、音速にすら近いだろう。
S級きっての超火力組。
その2人の背を見送って、六紗は苦笑する。
その後ろには、一人の少女に抱えられた、謎生物ポンタの姿があった。
「な、成志川……! つーかカイ! あんた、なんでこんなにボロボロになってる訳!?」
少女は叫び、六紗は振り返る。
「さ、ポンタ。もちろん、拳1発分くらいの余力は残ってんでしょうね?」
「……酷い子ぽよ」
ポンタは、金髪の少女の手から地面へ降りる。
その姿を見て笑った六紗は。
次の瞬間、ポンタと共にシーゴの頭上へ移動していた。
時間停止による、瞬間移動。
されど、この距離を1回の停止で動くのは、異能を連発していた六紗にとっては……かなりの荒業。
彼女は大粒の汗を流し。
その手に抱えた謎生物へと、叫んだ。
「【我が前に刻は要らず】……ありったけの想力込めた、時間停止よ! 決めなさいポンタ!」
そして、光が瞬く。
光の中でポンタの体は征服王への成りかわる。
彼は静かに、下方を見つめ。
拳を握り、口を開いた。
「【我、征服の獣なり】」
シーゴは強烈な殺気を感じて、頭上へと視線を向ける。
そこには、拳を構える一人の男。
その男は、時間制限はあるにせよ。
こと、物理戦において、負けることを知らぬ猛者。
彼が放つ、全てを賭した、ただの一撃。
それは、未だ人類が体感したことの無い力を誇る。
「【今此処に、我が御旗を】」
それは、たったの一撃。
それだけで、巨大な肉塊を、一瞬で押し潰す。
あまりの一撃に、余波だけで周囲を破壊し尽くす。
上空のポンタは六紗を抱えて、離脱する。
その光景を見送って、シオンは笑った。
「すげぇすげぇ! 強ぇ奴らがいっぱいだぜ! なら、オレもここらで全力見せとかねーとやべーよな!」
彼女は両腕を前へと構える。
シオンは止めた。
あくまでも人間に放つ攻撃、という兵器の規格制限を。
彼女が産み落としたのは、巨大な銃砲。
歪な程に長い銃身に、黒一色のその姿。
それを前に寒気を感じたのは、シーゴだけではなかったろう。
「なんと、いう……」
――想力量。
成志川景でさえ、戦慄を示し。
シオン・ライアーは、楽しげに笑った。
「さぁ、生まれて初めてぶっぱなす、全開だ」
かくして彼女は、その一撃を叩き込む。
「【死搭載の我が身】」
それは、地上から放たれる隕石だった。
その一撃はシーゴの体を崩壊させ、それでも止まらず天へと昇る。
その姿は、まるで龍だった。
誰もが唖然と空を見上げる中。
たったの二撃でズタボロにされたシーゴは、歯ぎしりをして周囲を見渡す。
『な、何故ェ……、どう、してェ!』
何故、自分が負けている。
どうして、この本が劣ることは無いはずなのに。
彼は叫び、そして、聞いた。
「知ってたかい。その本は、1度使われている」
『……ッ!?』
彼は目を剥き、声の方向へと視線を向ける。
そして、見た。
紅蓮の太陽を頭上に灯す、一人の男を。
「その本が……1度も、使われていなければ。些細な奇跡を叶えていなかったら。きっと、僕らは君に勝てなかった」
彼は頭上へと手を掲げる。
『お前ェ、お前かァ! 妄言使いィィ! ナゼ、何故なぜナゼ! 何故俺の邪魔ヲする!?』
シーゴは顔をゆがめ、少年は瞼をとざす。
邪魔をするつもりは、毛頭ない。
ただ、逆だった。
(逆だったんだよ、シーゴ)
自分たちが、シーゴの邪魔をしてるんじゃない。
「お前が、僕らの邪魔だっただけだ」
かくして、少年は彼を見上げて。
想力の限りを、蒼空へと集めた。
紅蓮の太陽が激しく燃え盛り。
顔を引き攣らせるシーゴへ。
少年は痛いほど優しい笑顔を浮かべて、言葉を贈る。
『この声を、この力を、我が太陽たちに捧ぐ』
それは、妄言使いの本気の一撃。
想力全てを費やして、現実を妄想へと塗りつぶす為の、眩き太陽。
成志川景の、大切なものを冠した一撃。
「【我が太陽に賛美歌を】」
紅蓮の太陽が、堕ちる。
瞬間、シーゴは察する。
回避も防御も、間に合わない。
体はへしゃげ、風穴が空いている。
これを耐えることも、不可能と理解した。
『――あぁ、もっと、壊したかっ』
言葉が最後まで、続くことは無かった。
紅蓮の煌めきがその巨体を飲み込んで。
その巨体を、一部も残さず消滅させた。
それは、再生のやりようがないほどに。
寸分違わぬ、消滅だった。
次回は、後日談。
成志川景がメインとなった第三章、終幕です。
余談ですが。
改めて零章を読み返すと、阿久津さんの【信用できるものか】という単語に、確かに反応している成志川の姿がありました。
完全な偶然ですが……キャラクターって生きてるんですねぇ。
改めてそう思いました。




