45 やったのは私です
とりあえず、
今仕事中だったっぽいマリちゃんずには戻ってもらいます。
またねー。
でも、最初からいた《断頭台》持ちマリちゃんが勝ち誇った顔でまだ引っ付いてます。は、離れん…
「で、マリちゃんの働きぶりはどうですか?」
「シャルちゃんがたくさん増えて皆さん助かると。特にものを運ぶ仕事あたりから」
「《鉄処女》持ちのマリちゃんですか?重さ大きさ関係ないですもんね」
あれ?そういえばそれっていつからなんでしょうか。少なくとも私が倒れてからですよね?
「…シャルちゃんは、あの時のことは覚えていますか?魔物の大群とぶつかる直前のことです」
「いえ、実はあまりよく覚えてないです。何があったんですか?」
そういえば誰がどうやって倒したのかも聞いてないです。
「シャルちゃんが一人でやってくれました。多分、その時の魔物は《鉄処女》の中にあると思います」
「へ?め、《鉄処女》ちゃん…ほんとだ…」
《鉄処女》ちゃんを開けると知らないものがたくさん入ってます。
ほんとうに?私がやったの?
「惚れ惚れする処刑でした!お疲れ様です!」
マリちゃんも乗っかってくるなら疑う余地もないんですね…
「はい。あの時のシャルちゃんが一言呟くと、まとめて全部処刑スキルで倒したみたいです…『しゃるざりっぱー』と」
「しゃるざ…なんです?」
私の名前入り?
そもそもそれって処刑スキルなの?
《審判》ー教えてくだせー。
「《審…「多分ダメですよー」
マリちゃんが遮って止めてきました。
「だってまだ《 》も《 》も起きてませんもん。全くねぼずけですね」
————さっきの、何?
聞き取れなかったよ?
音がそこだけ抜け落ちたみたいな。
というかその言い回し、まだまだうちの子候補がいるみたいに聞こえるんですけど…
「シャル様ならすぐになんとかできますよ!」
そういう心配じゃないんですー!
シャル「まあ、今更増えてもええか。マリちゃんず無限だし」
サーナ「シャルちゃんの心が強くなってますー…」
マリちゃん「至上の寛容さ、です!!かっこいい!!!!」




