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しゃる・ざ・りっぱー  作者: ゆずこ
ギルドで働きます
26/53

20 あさのじけんです

朝です。

すごくよく眠れました。

思い出すだけでも恥ずかしいけど、心の不安が吹っ飛んだからかな。

よく考えたら、《断頭台》さんが来た時そんなに寝てなかったかも?


ギルドは、物音もしてないからまだ始業前でしょうか。

それまで少し外でゆっくりしてよう。


外に出るので、扉を開ける。


ガチャリ

バタン


…今変なの見えました。


もう一度開ける。


どう見ても男の人が立ったまま寝てます。

え、待ち伏せです!?

やっぱり捕まって殺されるん!?


『《看守》より業務連絡。就寝中に接近者1。《断頭台》によって拘束しました。判断を仰ぎます』


な、な、な、なにやってんのおおおおおおお!?!?!?!?


うそ、あっほんとに透明な《断頭台》さんがいる!

いやいやいや!解除!釈放!急いで!!!


ふっと《断頭台》が消えると寝てた男の人は後ろにバッタンと倒れる。


「あ、あの、死んでないですよね…?首繋がってますよね?大丈夫です、か…?」


恐る恐る呼びかけると、ぱっちり男の人が目を覚ましました。


「んんん?あぁおはよう嬢ちゃん、こんなとこで何してんだい?」


わーんいい人そうなおじさんでしたよ。心がいてぇ。


「あ、おはようございます。…昨日の夜、変なこととかありませんでした…?その、例えば、身動き取れなくなるとか…」


「ん?ああ、そういや急に掴まれたみてぇに動けなくなったな。ちょうどここの前で、あぁここにいたのは嬢ちゃんだったのか」


「ぅぁ…」


「いやーいい感じに動けねぇもんだからそのまま寝ちまってよぉ…どうした嬢ちゃん?」


「す、す゛み゛ま゛せ゛ん゛で゛し゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛!゛」


伏して、全力の謝罪をした。

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