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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

セクロスしないと出られない部屋。 【読み切り版】

作者: シャイン樽画

 あーあー! マイクテス! マイクテス!

 本日は晴天なり!

 聞こえますでしょうか?


 はじめまして。

 本日は、このTRPGオンラインセッションに

 ご参加して下さり、ありがとうございます!

 私、案内役のアウラと申します! うふ!


 あ、驚かれてますね!

 WEBカメラ越しに、貴方の驚いた表情が見えますよ?


 でも、何でですか?

 私が、金髪碧眼の欧米人みたいな容姿なのに

 日本語ペラペラだからかしら?


 って! わかってますよ?

 まあ、『セクロスしないと出られない部屋』というタイトルで

 釣られて、こんな金髪の美人が出て来たら、

 誰だって驚きますよね!

 ふふ、もう! えっちなんだからぁ!


 え? 違う?


 あら? どこかでお会いしたことありますか?

 ふふふ、お上手なんですね?


 え? オバサンを口説く趣味はない?

 そ、そうですか……いえ、そうですよね……


 ちっ……誰がババアだ……

 あとで覚えてろ……変なとこに転生してやっから……


 あ、いえ! な、何でもないですよ? ホホホ……!


 コホン……

 では、まずは、このゲームの導入前に、

 お名前をお聞きしてもよろしいですか?



→ 穂狩(ほかり) 末太郎(すえたろう)



 穂狩ほかり 末太郎すえたろう様、ですか……?

 へえ! 珍しいお名前ですね!


 え? こんなの、偽名に決まってる……?

 こんな遊びに、本名名乗るバカはいない……ですか……


 スポーツ飲料が思い浮かんだから付けただけの名前なのに

 真に受けちゃって、これだからオバサンは嫌だね、ですって……?


 ……んにゃろお!?


 ご、ごめんなさい……!

 ちょっと、席を外しますね……!


 え? お手洗いか、ですって?

 え、ええ……まあ……?


 え?

 オバサンは、ションベンが近くてヤダね……ですか……



 ブチッ!



 誰が……ババア……じゃあ……!?

 私はまだ……歳じゃあ……!



 バキ……! ドガ……!



 ア、アウラ様……おやめ……さい……!?

 ローンが……ローンがまだ……!?


 オラ……!? 天使の分際で……逆らう……!

 放せ……! 今からそれを叩き割っ……!


 やめて……先週、DIYで直し…………!

 もうやだ……こんな……活……!


 はぁ……はぁ……!

 ああ……! すっきりした……!


 しくしくしく……


 オラ! いつまで泣いてん……!

 ちゃん……片づけて……けよ!? いいな!?



 ホホホ……!

 お待たせしました! では、再開しましょう!


 え? スピーカーの奥から

 すごい音が聞こえて来たが大丈夫か、ですって?


 ふふふ、大丈夫ですよ……!

 何か、変な雑音を拾ってしまったようですね……!


 しくしくしく……びえーん……!


 こほん……!

 さて、いい加減、話をはじめましょう!


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


 さて、末太郎さん?

 貴方は今から、高校三年生の男子生徒です。

 そういうロールプレイを心がけて下さいね?


 さあ、貴方は、高校最後の夏休み、

 気の合う同級生と共に、小旅行に行くことになりました!


 え?

 高校三年の夏に、遊び回ってていいのか?

 大学受験しない気なのか?

 『夏は天王山』と言われているのに、受験に落ちるぞ、ですって?


 まあ、いいじゃないですか……!

 きっと、ある程度目処が立ったので、気分転換に出かけるんですよ!



 もう……コイツ……マジうるせえ……

 余計な茶々入れてんじゃねえよ……!

 話進まねーだろうがよお……!


 あ、いえいえ!

 何でもないですよ? ふふ……!


 とにかく、貴方は、高校最後の夏を仲間と共に過ごしたのですね!

 もちろん、子供だけで、というのは危ないので、

 通っている高校の生物科の先生の引率の下、

 キャンプだか、何だか知らないですけど、どっか遠くの方へ

 旅行に出かけたのです!


 え? どこに出かけたか適当過ぎる?

 いいじゃないですか!

 そこは、物語とあまり深く関係ないですし!


 さて、楽しいひとときを過ごした帰り、貴方達は、

 急行列車で、帰途に就いたわけですが……?


 そこで、アクシデントに見舞われます……!?


 列車が長いトンネルに入った途端、大きな衝撃音と共に

 列車が急停止してしまいます……!?

 しかも、列車の中の照明が一斉に消え、真っ暗闇に……!?


 列車の中は、一緒の旅行に来ていた女子達がキャーキャー騒ぎ、

 誰か大人の怒号が聞こえる大混乱……!


 引率の先生が「みんな! 落ち着いて!」と言う中……?

 貴方は、何かに気付きます……?



 はい、では、ここでお待ちかね!

 「判定」に入りましょう!

 このストーリーでは、要所要所で、

 貴方の行動やその成否を、サイコロで「判定」します!


 ほら、そこに、六面ダイスがあるでしょ?

 それを転がして下さいな?


 え? こんなサイコロ買った覚えがない?

 そもそも、さっきまで、こんなところにサイコロはなかった?

 や、やだなあ……そんなこと、あるわけないでしょ?

 酔ってたんじゃありません?


 とにかく、そのサイコロを振ってくださいな?

 【5】より低い目が出たら、「成功」したとして、

 貴方が何に気付いたかの描写に参りましょう!


 はい! では、サイコロをどうぞ!



 コロコロ……! 【6】



 おっと! 「失敗」しましたね!

 では、貴方は、何も気付きませんでした!

 ざ~んねん! ぷ! ぷぷぷ!


 え? さっきは『貴方は、何かに気付きます』と言ったのに、

 それはおかしい、ですって?


 いえいえ! そんなことぐらいでは「判定」は覆りません!


 じゃあ、こういうのなら、どうですか?

 貴方は何かに気付いたと思ったが、気のせいだと思いました!


 とにかく、話進めますよ?

 それから、貴方は、何か甘い匂いがしたかと思うと……?

 意識が遠のいていきます……


 ……


 ……


 そして、目が覚めると……?


 そこは、見知らぬ白い部屋でした……?


 部屋全体を見渡してみるのですが、

 ドアがいくつかあるだけで、窓はどこにもありません……?

 それぞれのドアには、表札が取り付けられているんですが……


 その描写は後で詳しくやりますね?


「あ、やっと目が覚めた……?」


 聞き覚えのある、女性の声がします……?

 貴方が、声の方を見ると、

 幼馴染の女子がいました……


「よかったぁ……!

 穂狩くん、ずっと寝ていて

 全然起きないから、心配しちゃった……!」


 名前は、烏真(からすま) 宮子(みやこ)さんです。

 優等生で、クラスで学級委員をやっていますね。


 へ?

 きゅんと来ました?

 こんな、自分のことを心配してくれる彼女ほしかった?

 早くセクロスさせろ?


 あ、でも、この娘、彼氏持ちですよ? ふふ!

 当然ですよね!

 こんな性格の良い娘、ほっときませんって!


 ぷ! ぷぷぷぷ!

 いらない情報でしたか? ぷっ!

 そ、そうで……ぷぷ……そうしでたか! それは! それは!

 いえいえ! これ、重要な情報なんですよ!


 ざまあ……! ざまあ……!


 いえいえ、何でもないですよん? ぷぷ!


 さて、貴方が宮子さんの優しさに、

 きゅんときていると……って、何ですか?

 彼氏持ちに、きゅんとするわけがない?

 自分は、処女以外興味ない、ですか……

 はあ、そうですか……


 キモ……

 処女厨って、マジでいるんだな……



 さて、貴方が、わけがわからずいるとですねぇ……


「しゃきっとしなさいよ!?」


 と、誰かが貴方の近くまで駆け寄って……?

 貴方の胸倉を掴み上げると、平手打ちして来ます……?


 え?

 平手打ちを避けられたかどうか、「判定」させろ?

 ふふん! いいですよ?

 じゃあ、サイコロを振って、【4】以下が出たら「成功」で!



 コロコロコロ…… 【5】



 はい、「失敗」! ぎゃはははは!

 貴方は、平手打ちを食らって、頬を赤くします!

 ざまあ! ざまあ!


 え? さっきから素が出てるぞ、オバサン、ですって?

 な、なんのことですか?

 ていうかぁ! オバサンって誰のことですか?

 私、アウラは、17歳のJKですよん? きゃぴ!


 こほん……

 さ、流石に良心が痛みます、ね……

 これだけサバを読むと……ハァ……


 と、とにかくですねえ……!

 貴方を平手打ちしてきた相手、金髪碧眼のハーフの子なんですが、

 同級生の、歳剛(さいごう)・カトリーヌと気付きますね。


 ツンツンした性格で、いつも貴方のこと毛嫌いして

 ツンツンしてますね!


 え? デレはないのか?

 ありませんよ! ぷぷ!


 いいじゃないですか!

 ツンツンしてるなら、

 貴方が落としてデレさせればいいのです!


 あ、ちなみに、この娘……

 フィアンセがいますよ! ぷっ!


 と、とにかくですねぇ!

 カトリーヌが言って来ますね。


「シャキっとしなさいよ!? シャキっと!?」


 すると、一人の女子がカトリーヌの腕を掴んで……


「もう、その辺にしておきなって……!」


 そう言って貴方を助けてくれます。



 彼女の名は、波奈々(ばなな) 小麦(こむぎ)さん。

 小麦色に焼けた、健康的な肌をした、運動部系の少女ですね。


 は? やっと正ヒロイン来た?


 何言ってるんですか?

 この娘も、当然、彼氏いますよ? ぷっ!


 さて、小麦さんは、貴方の方を向いて

 何やら言って来ます……?


「でも、お前しか男がいないんだからさあ……

 しっかりしてくれよな!」



 え? どういうことか、ですって?


 では、貴方は部屋を見回してみるのですが……?

 自分の他に、同級生の女の子3人しかいないんですねぇ……


 高校最後の小旅行で行動を共にした、他の男子高校生も

 引率して下さった生物の先生もいません……?


 男は貴方だけ!

 周りは、女子高生が3人!

 どうです? 燃えて来たでしょ?


 はい? タイトル見て、釣られて来たけど、

 PC画面に、オバサンが出て来た瞬間、帰ろうかと思った……?

 オバサンとセクロスしないと出れない部屋だと思ったら、

 泣きたくなって来た……ですか……


 そ……そう……ですか……!

 ぐっ……!


 ま、まあ……いいです……

 とにかく、貴方は、この三人と共に、

 閉じ込められた、白い空間から脱出していただきます……!

 それがこのゲームの目的です……!


 え? 望むところですって?


 ふふ……人間風情が……

 後でほえ面かかせてやる……!


 さあ! ゲームスタートですよ!

作者「は~い! どもども! 皆さん!w

   初めましての方は、はじめまして!w

   以前からお会いしていた方は、お久しぶりです!w

   作者こと、シャイン樽画と申しますよ!w」

せや姉「せやねや」

作者「はい、この度は、新作として

   短編小説を3本書いてみました!w」



1: 彼女「ねえ、Hしよっか?」 彼氏「ごめん、お前とエロいことすると世界崩壊するから無理」

   https://ncode.syosetu.com/n8401ex/


2: 瀬川ダイアは、素直になれない!? ~お嬢様、それストーカーって言います~

   https://ncode.syosetu.com/n8415ex/


3: セクロスしないと出られない部屋。

   https://ncode.syosetu.com/n8423ex/



作者「は~い!w

   各小説、最後まで読んでいただくとわかるのですが、

   読み切りといいながら、続きがありそうな終わり方しております!w」

せや姉「せやね」

作者「はい、勘の良い方ならもうおわかりかと思いますが、

   この3つの短編小説の中から1つだけ選んで

   この作者の、次の連載にしたいと考えております!w」


作者「は~い! ドーン!w

   そして、ここに、投票用のページを貼っておきます!w」



新連載投票所『どれを次の連載にしたらいいですか?』

   https://www.poll-maker.com/poll2032167xdD69431F-55


(ちなみに、クリックしただけで各ページへいけるリンクを

 あとがきの下の方に、つくっておきますね!w)


作者「上に挙げた3つの短編小説から

   連載にしたらいいもの/続きが気になるもの、を選んで

   投票ページから、投票してくだしあ!w」

作者「この投票結果、それからPVや評価ポイントなんかを参考にして、

   次の連載作品を決めたいと思います!w」

せや姉「何で、投票結果だけを参照にせんの?」

作者「いや、だって……

   もしも、3作品を読んだ人達がみんな、恥ずかしがり屋で

   投票してくれなかったら、投票だけで決まらないじゃん」

せや姉「そらそうや」

作者「まだまだ知名度が低いからね、この作者は!w

   いや、全くの無名ではなくなってるような気もするが……

   きっと、米俵の中から白ゴマを探すぐらいの知名度だと思う!w」

せや姉「なんや、その例え……?」

作者「ま、そういうわけで、次回作のオサレ系ラブコメ小説は、

   この3つの短編の中から選びます!w

   皆さん奮ってご参加下さいね!w」


作者「おっと、忘れるところだった!w

   延々とやり続けるのもアレなので、締切設けます!


   8月15日までで一度判断しましょう!w


   もしも、そこで、アンケートが機能してなかったり

   PVに差が見られなかったりして、判断つかなかったら……

   その時は、次の判断方法考えますね!w」

せや姉「なんや、結構ええかげんな方法やな……」

作者「まあ、いいじゃない?w」

せや姉「てか、選ばれなかった2作品はどないすんのや?」

作者「え? いや……まあ……選ばれたやつを完成させたら

   他の2つの続き書こうかな……断言はしないけど……」

せや姉「どうせなら、3作品同時投稿したらどうや?」

作者「ぐはっ!?」

せや姉「あ、吐血……」

作者「せや姉は、作者を殺す気か!?w

   おま、大変なんだぞ!? タイプの違う作品を

   同時に書くのって!

   今回だって、冒頭部分だけなのに、頭混乱したわ!w

   時間的余裕だってないし!w」


作者「ま、そういうわけで、是非投票に参加して下さいね!w

   それではまた~!w」

せや姉「ほなね!」

--------------------------------------------------

8月12日21時頃追記:


作者「すみません!」

せや姉「なんや? なんや?」

作者「投票の締め切りを8月15日としましたが、

   こちらの都合で、本日8月12日現在をもって

   締め切りとさせていただきます!」

せや姉「何やて!?」

作者「で、結果なんですが……


   『ねえHしよ?』→3票

   『瀬川ダイア』→3票

   『セクロス部屋』→1票


   ということで、『ねえHしよ』と『瀬川ダイア』が同率首位になったのですが、

   アクセス数やブクマの数を考慮して……」

作者「『ねえHしよ』を次の連載にしたいと思います!」

せや姉「おおー!?」

作者「で、残る2作品は、また次の機会に連載しようと思います……!w」

作者「気が向いたら……(ボソ」

せや姉「おい……!?」

作者「というわけで、『ねえHしよ』の連載版を

   明日、8月13日から始めようと思っています!w」

作者「興味がありましたら、是非読んで下さいね!w」

作者「そして、投票に参加して下さった皆様、

   こんなアホな作者の思いつきに付き合っていただきありがとうございます!w

   これに懲りないで、また遊んで下さいね!w」

作者「以上です!w それではまた~!w」

せや姉「ほなね!」

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