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果たして本当に必要か?

# TL;DR


そもそも、なろうコミュニティに対して誤字脱字修正文化のテコ入れが必要なのかどうか検討したい。


# 結論


オープンソース的に誤字脱字を修正するサービスを立ち上げたとしても、多少の需要はあるかもしれないが、何かを大きく巻き込む可能性が低い事から、サービスのマネタイズは難しいと思われる。


多少の需要とは、


- オーサーは誤字脱字を気にすることなくストーリーの執筆に集中出来る可能性

- ユーザは特定文字位置を指定して修正を指摘できる可能性

- オーサは自由記述欄でのやり取りを回避でき、修正件数、内容把握が格段に向上

 - 作業向上感はgithubを使ってみれば解る

 - 感想欄を非公開にしても誤字脱字修正管理が行える可能性

- 早期から品質の高い作品を出せる事で、本質外の評価ポイントを獲得しやすくなる可能性


何かを大きく巻き込む可能性が低い理由として、


- 商業化する程の作品なら文字数が少なくとも出版社が目をつけて対処する(プロ対応)

- 誤字脱字だらけでもストーリーさえあれば読み物として成り立つ上に無償である(無償物への妥協)

- 誤字脱字修正が手軽になり文章の品質が上がっても、評価ポイント向上への貢献にはなりにくい(作品の本質)



# オーサー視点


何を目指すにせよ、作業優先度は概ね下記の通りだと思われる


1. ストーリーの記述量や記述速度の向上

2. 矛盾のない記述やキャラクタ付け

3. 日本語としての誤字脱字修正


出版社の目に留まれば、商業化の道が開けるので2以下の問題は編集さんや校正さんが解決してくれるのではないか?そのためには、品質を下げてでも意義のあるストーリーを紡ぐほうが建設的だと思われる。品質が破綻に到達してしまえば本末転倒ではあるが。


仮に、文章として完璧であっても、類似作品や模倣作品、予想の範囲内などの作品は読まれない(埋もれてしまう)。よって、1と2の間にはかなり高い壁が存在していると思われる。


優先度が最低の誤字脱字対応を迫られると、オーサとしては執筆意欲を削がれるのではないか。オーサとしても誤字脱字は発見次第修正したいものだが、オーサの手作業となる上に、作業的に優先事項とは言えない。


# ユーザ視点


無償で手に取れる読み物という点で、ストーリー以外の品質の妥協点は下記の通り


1. 誤字脱字

2. 矛盾のある記述

3. 伏せ字が必要な商標など

4. 「口に物を入れている時の会話」にルビがなくて判読が難しいなど


物語が破綻しない程度の例外なら許容できる。kindleなどで読んでいる時は「わざわざ指摘するまでもない」となるし、Webで読んでる時もある程度解釈可能な状態で読み終えてしまえば、指摘修正したい気持ちは消えてしまう。

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