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混沌なる迷宮の王  作者: しいなみずき
サバイバル編
38/44

迷宮レベル37 狩人

 彼――ベェネ・オルグレリアは気配を辿る。彼の五感は驚くほど鋭い。微かな音を、微量な気配を、辿る。

 途中気配が途切れることが何度かあった。恐らく迷宮の揺れと共に、内部構造が変わったのだろう。

 


 想定していたが、ここまで頻繁に構造が変化するとなると、『クライシス』や『レッドクラブ』に転移結晶を使われる可能性が濃厚となる。

 あれを使われれば無条件で迷宮外に出れてしまう。実際に持っているか分からないが、それでも可能性は高い。



 ――いる。


 その時だ。揺れと同時に気配が増した。

 前方に、獲物がいる。凶悪な笑みを浮かべながら、彼はそこに向かって進んでいった。






 そこに居たのは冒険者達だった。

 その数は凡そ十二人ほど。皆一様にボロボロだが、それでも大した怪我ではなく、戦闘には支障はないと思われる。


「畜生! オルガンの野郎! ふざけやがって、何がクライシスの鼻を明かしてやろうだ。簡単な依頼だって言うから受けてやったのに……!」

「ああ、あんな化け物がいるなんて聞いてねえ」

「しかも道もよく分からなくなってる。それにさっきから何度も揺れやがるし……」


 彼らの口から出てくるオルガンへの罵詈雑言と不安からくる嘆き、そしてこの迷宮への不信感。


「落ち着けお前ら、恐らくこの迷宮の異変はすぐギルドに報告されるだろう。そしたらギルド本部から助けが来るはずだ」


 冒険者達にそう強く言い聞かせる一人の男。この状況下に置いて冷静な判断が出来るのは、よほど危機を潜り抜けた経験が多いのだろう。

 三十代中ばの男だ。得物は腰に提げている一本の剣だろう。感じる魔力の質からも、冒険者を纏められる気質からも、この集団のリーダーと判断して間違いないはずだ。


「それに、オルガンの悪口は止めとけ。俺達は大なり小なりあの人に借りがある。……理由はどうあれ、あの人に借りを返すために俺達は自分の意思でここに来た。違うか? そうならば、あくまで自己責任。人のせいにするのは筋違いだ」

「うっ……」


 オルガン・ルルシュ。リーダー格の男が言うようにここにいる冒険者は、皆彼に借りがある。

 故に男はオルガンの責任ではなく、この話に乗り着いてきた方が悪いと周囲を宥める。不安感を消し、尚且つオルガンへの悪印象まで取り除く姿勢は、よほどオルガンへの借りがあるか、それとも公平な人物なのだろう。

 ふと、何かを感じ取る。


「誰だ……?」


 

 リーダー格の男は気配を感じ取ったのか、後ろを振り向き臨戦態勢へと入る。それに釣られ、他の冒険者達も訳もわからずといったように同様に臨戦態勢へ。


「いけねえな。ははっ、本当に、いけねえいけねえ。ついつい興奮しちまうのは良くねえ癖だ」

「お前は、ベェネ……」


 それを見た冒険者達からより一層警戒心が強まる。それみたベェネは面白そうに笑いながら男に問い掛ける。


「お前、そう、リーダーっぽいお前だ。名前、教えてくれよ」

「名前、だと?」

「ああ、名前だ。嫌か?」


 ベェネの問いに不信感を増しながらも、不思議そうな顔をするリーダー格の男。だが気付く。徐々に、ベェネから威圧感が増していることに。

 流石にこのまま名前を教えるのを拒み続ければいい結果にはならないだろう。


「はっ、嫌われたねえ、俺も。名前すら教えてくれねえのか?」

「……ハーム・ガレイアだ」


 この雰囲気はよくないと判断した男は、自分の名前を仕方なしに言う。それを聞いたベェネは、笑みを浮かべる。


「ハームか。悪くねえ。――ベェネ・オルグレリアだ」


 ベェネは腰に差していた剣を引き抜く。何の変わりもない、普通の剣だ。その行動に、冒険者達がざわめく。


「狩りを、開始する」


 殺気が、ハーム達を襲う。


 寒気を覚えるほどの尋常ではない殺気に、ハームは声を荒らげる。


「お前らァ! コイツは、敵だッッ! 落ち着いて冷静に対処――」


 冒険者ベェネ・オルグレリア。彼の実力は高い。自力でDランクへと上ったと言う功績は、冒険者を戦わせたくないと思わせるには充分なもの。更にそれを後押しするのが、ベェネに纏わる数々の残虐な噂。

 そこに尋常ではない殺気を放たれたのだ。冒険者達はそれに怯えて、一部は逃げ出そうとする始末。それを建て直そうと叫ぶハームだが。


「はっ! おせえぞ、屑共!」


 ベェネが高速で間合いを詰め、ハームの前にいた二人の冒険者を、横凪ぎに剣を振るうことで切断する。

 呆気に取られたほんの一瞬の間に切り裂かれた二人の冒険者。訳もわからず目を見開いたまま地面に落下していった。

 それを見たハームは、直感的に全力で後ろへと跳ぶ。

 瞬間、先程まで立っていた場所に、ベェネの一撃が通過する。完全に避けれた、訳ではない。

 僅かにかすった防具が、抉りとられている。ハームはその威力に背筋が凍る。


 その威力の高さの秘密はベェネの魔力供給にある。武器に魔力を送ることで、その切れ味や耐久力を大幅に引き上げているのだ。


 普通の冒険者であっても多少の魔力供給は行う。しかしだからと言ってベェネのように防具を着けた冒険者を引き裂くことなど不可能だ。

 ――つまり、供給する魔力の量の違い。

 ベェネが剣に供給する魔力は、通常の冒険者が行うそれとは桁外れに高い。本来ならばそんなことをすれば魔力切れを起こし戦闘不能になるのだが、しかしベェネは、そんなことはどうでもいいとでも言わんばかりに魔力を供給し続けている。


 一閃。ベェネの剣がハームを切り裂かんと迫る。

 それを再度紙一重で避けるハーム。一瞬だが確実に、彼の頭に『死』が過る。


 ――これがソロのDランク。否、これがベェネ・オルグレリア。


 ベェネは舌打ちを一つ。しかしこれはまだ序の口。ベェネは打ってかわって邪悪な笑みを浮かべると、肉体に循環させる魔力の量を引き上げる。


「いい感じだ、ハーム。――なら、これはどうだ?」


 先程より早い、先程より質の高い強烈な一撃がハームを襲う。


 ――ありったけだ。

 死を目の前に、ハームは全ての魔力を体内に循環させることを決断する。


 極限の速度を得たハームは、止まりかけの時間のなか、自分の腕が吹き飛んだのを感じ取った。

 しかし痛みはない。むしろ利き腕ではなくよかった。そのように考えられるほど。


 剣を握った腕を振るう。

 放たれるのは今までに出したことのない速度の斬撃。ハームの腕が限界を越えてしなる。この腕はもう使い物にならないだろう。しかしそれでもこの一撃はベェネすら――


 ハームは感じ取った。止まりかけの時間の中、ベェネが更に引き上げたのが。


 ――最高の一撃だったはずのハームの剣は、腕ごとベェネに切断された。


「最高だ……ッッ!」


 そしてその後、知らぬ間に頭上に来ていたベェネの剣が、縦に振るわれた。




 無音だった。ベェネの一閃が、ハームの体を半分に両断したその瞬間は。

 なかなかの獲物だった。全てを出して自分に向かってきた瞬間は、この上なく楽しいものだった。


 ズルリ。思い出したかのようにハームの体か縦に分かれ、血を噴出しながらずり落ちていった。


「次だ――」


 舌舐めずりをすると、ベェネに立ち向かう決意を固めた四人の冒険者に目を向ける。

 魔力循環量をあえて戻し、突進を繰り出すベェネ。あまりの速さに捉えきれずがむしゃらに剣を横に凪ぐ冒険者の一撃を跳躍することで回避。足を剣につけるほどの距離まで跳び上がったベェネ。そこから足を冒険者の首に巻き付けると、体幹の力で体を捻る。曲芸染みたベェネの攻撃にその冒険者は対応しきれず、首を捻りきられる。


 地面に片手を着き、体勢を整えようとしたその直後、冒険者から放たれた突き。

 余る残りの腕の指先でそれをキャッチ(・・・・)する。摘ままれた剣は、冒険者が押せどびくともしない。

 その瞬間を利用し、剣を突き放し、体勢を立て直したベェネが、迷わず剣を一閃。

 驚愕に目を見開いた顔が、動体からずり落ちる。


「ち、畜生が!」


 狂乱気味にベェネに迫るもう一人の冒険者。策も何もないただの一振り。無論そんなデタラメな一撃が通用するはずもなく、ベェネの剣に阻まれ、受け流されてしまう。


「ひぃ――」


 悲鳴を上げる暇さえ与えられず、その男は呆気なく切り捨てられた。

 残った男は冷や汗を大量に浮かべながら、戦ってもいないのに粗い呼吸を吐き続けていた。

 それも当然だ。ベェネに立ち向かおうと残った七人の冒険者。その中で最も強かったであろうハームが殺され、今では既にただ一人しか残っていないのだ。


「くそ、なんでだ。なんでてめえは……」


 冒険者の放った嘆きを含んだか細い一言に、ベェネは片手に持った剣を地面に向け、悠然とした態度で答える。


「言っただろう。これはただの狩りだ。それ以外の何物でもない。お前らはなんで魔物を狩る? 生きるため。楽しむため。理由は色々あるだろう。

 俺も同様だ。――俺の内から沸き上がる欲望を、ただただ抑えきれない。そこにあるのは魔物以外にも人を殺すという違いがあるだけだ。そう、殺す。それ以外の全てが灰色に見える。あらゆるもの全てが。酒も、女も、地位も名誉も、どれも俺を満足させはしない。だから、狩る。ただ、それだけだ――」


 終始愉快そうに話すベェネ。こんな機嫌のいい彼を見た事はない。終始不愉快そうに過ごすベェネが、ここまで感情を露にする。それがあまりに衝撃的だった。


「イカれて、やが――」


 男が言い終わる間も無く、ベェネの剣撃が男の体を唐割りに、縦から両断していた。

 ベェネは血を払い飛ばすと、血を吹き出すだけの肉塊に変わった男を侮蔑の視線で見つめ、溜め息を吐く。


「はっ、狩りを続けようか」


 ベェネは走り出した。その目に狂気を抱きながら。








「……随分と、厄介だな」


 この迷宮の支配者、フィルはセカンドを連れだって歩ていた。

 先程フィルが厄介と評したのは他でもない。迷宮の変化だ。

 度々変わる迷宮の内部。既にここはフィルが馴染んだ場所ではなかった。何より、ここから移動(・・)が出来ないのが何より厄介。転移系の魔法、魔術装備は起動せず、ここから抜け出せない。何より、迷宮から抜くはずだった魔力も完全には抜けきれていない。その為、多少の危険はあるがこの厄介な現象を引き起こした人物、或いは或いはナニかを捜し、解除させねばならない。しかし、これを引き起こしたのはほぼ人間であろう。そのような目星はついていた。

 迷宮に変化を起こさせるような技術力を、今の人類が持てるわけがない。であれば、恐らく人間による、特殊能力(スキル)によるものであると推測できる。と言うよりも、現状ではそれ以外の方法はないだろう。


 これだけの能力だ。もしかすると敵本体もかなり厄介だろう。しかし基本的に能力は発動した者が死ねば解除される。故に、この迷宮にいる全ての者を殺していけば、その内解除と踏んでいる。

 ちなみに、能力者が迷宮の外にいる可能性はほぼ零だろう。これ程の、迷宮に異常を起こさせるだけの能力。迷宮に異常を与えても、自己修復機能ですぐに元に戻る。その為、常に能力維持し続けねばならない。つまり、現在もこの異常が続いていると言うことは、能力者がこの迷宮に潜んでいると言うことに他ならない。


「……やや手間の掛かる、作業だが、早めに終わらせなければ」


 既にゼロとフォレストはエディシスを殲滅するため、動き始めている。本来であればそこにフィルとセカンドも加え、確実に行うべきだと考えていたが、こうなってはあの二体に完全に任せるしかない。


 詳細に命令は下してあるが、それでも不安要素は残る。慎重を期したいフィルとして、一刻も早く敵を殲滅し、エディシスに向かわなければならない。


 広場に出たフィルが、止まる。それに合わせてセカンドも。

 フィルは辺りを見渡しながら呟く。


「……どうやら、別口か」


 それと同時、殺意を周囲に放つ。一見すれば、岩以外何もないただの広場。しかし、フィルは確実に感じ取っていた。


「察しがいいなぁ、冒険者」


 すると次々と、無骨な男達が岩影から姿を現してくる。品性の欠片もない、薄汚れた男達。


「……残念だが、私は冒険者では、ない。そんな事よりも、アフという名前、聞き覚えはあるか?」


 アフ。以前従わせた盗賊達に名乗った名だ。これはあくまで確認。この名前を知っているならば、フィルの利用していた盗賊という線も残ってくる。


「んだぁ? ふざけてんのか、てめえ」


 しかしその男達からの反応から察するに、どうやら違うようだ。

 そう理解したフィルは、無表情に呟く。


「……そうか。ならば、死ぬがいい」


 魔力を、籠める。それも一瞬でだ。出鱈目にも近い魔力を誇るフィルは、質を捨てその分の威力の弱体化を魔力量で補う。

 魔法というのは難しい。魔法の質を優先すれば魔法そのものの展開が遅くなり、無理矢理早めれば魔力を余分に使う。逆に質を捨て時間を無理矢理早め、魔力をもけちれば失敗か、よくて魔法とは呼びがたき低い程度の物しか出来上がらない。

 その点を理解した上で、フィルは敢えて質を無視し、魔力を躊躇うことなく使う。


「――『斬撃嵐(ザンゲキノアラシ)』」



 盗賊が襲う暇なくフィルが唱えた魔法。

 その魔法が発動した瞬間――――暴風が、吹き荒れた。


「な、これは……!!」

「に、逃げ――」

「し、死にたくなう、ぎぃゃあぁあああ――」


 それは一見すれば竜巻。しかしその内部に吹き荒れる風は、フィルの強大な魔力によって練られた斬撃が、容赦なく吹き荒れる危険地帯。

 あるものは一瞬で体が細切れになり、あるものは逃げようとした最中に頭部を引き裂かれ、あるものは効果範囲のギリギリの所にいたがために、背中と足を何重にも切り裂かれ、痛みを残したまま半殺しとなる。


 唯一の安全地帯は中心。しかしそこに辿り着く者はいない。ここでは一歩踏み出す間も無く、その肉体をただの肉塊へと変貌させるのだから。


「……少々、範囲を、間違えたか」


 生き残ったのは四人。誤って範囲を少し小さくし過ぎたせいか、直撃を逃れた盗賊がまだ存在していた。


 とは言えその体には大小様々な傷が刻まれており、明らかに致命傷を負っている者が三名。そして致命傷まではいかないものの、背中がぱっくりと割れており、地面に倒れ伏している男。


「……セカンド、致命傷の三人を、殺せ」


 セカンドに命令を下した後、フィルはゆっくりとした足取りで、背中に傷を負った男に近付いていく。

 フィルは、確信していた。


「……私を、侮りすぎだ」


 瞬間、男が飛び上がる様に起き上がる。


 ――異様。

 その一言に尽きる。

 まず目にはいるのが全てを黒く染め上げた眼球だ。黒い。濃い黒に塗り潰されたかのような瞳。

 そして背中を切りつけられたというのに、全く動じぬその姿勢。


「あらぁ、よく分かったじゃない。褒めてあげるわ」


 まるで女のような話し方。厳つい男が、そんな話し方をすることに違和感しか覚えない。


「……私に近かった貴様が、一番遠くまで逃げ切れっていれば、違和感も一つは覚える。……だが単なる実力者かと思えば……貴様、何者だ?」


 既に顔を表したその瞬間に、人物の顔は識別済みだ。フィルが無表情に問い掛ける。明らかに別のナニか、別の人格がいる。

 その問いを無視し、男は妖艶な風に笑い、ゆっくりと手を伸ばしてフィルの首を掴む。


「そんな事、貴方が知る必要はないわぁ。でもそうね、私を見付けられたら教えて上げる」


 力が強い。魔力も使わずに、常に魔力の循環による身体強化を行っているフィルが、とてつもない万力を実感するほど。


「……それならば、構わない。どちらにせよ、貴様らは共々、皆殺しだ。……なに、すぐにでも、殺してやるさ」


 そう言い終わると、フィルは男の手を掴む。万力を感じされるそれを、フィルは何時もと変わらない様子で引き離していく。


「……悪いが、少々急いで、いるのでな。遊んでる暇は、ないんだ」


 フィルの握った手を、不思議な様子で見詰める二つの黒目。フィルは気だるげにその力を強める。

 徐々に、男の腕がメキメキと音をたて始める。そして腕の形が変形していき、肉と血ががはぜた。そして容赦なく残った僅かな骨をへし折る。血が飛んでこないよう、その際そっと腕の向きをずらしながら。

 そして血塗れの手を男の頭に添えると、ふっと横に凪ぐ。

 たったそれだけで、男の首は分断され、首は壁まで跳んでいく。

 手首と頭部を無くした男は、ゆっくりと地面に倒れて行った。


「……ぉ、わり、ました」

「……ご苦労。さて、ここからは、別行動だ。雑魚どもを殲滅していけ。勝てないと、思った敵は逃走していい。……生存を最優先とし、行動せよ。尚、能力者に遭遇した場合、即退避し私に、報告せよ。以上だ」


 タイムリミットは限られている。故に二手に別れることに決めたフィル。



 フィルとセカンドの、狩りが始まった。




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