これから自分は
三作目!遅くなりました!読みやすいように一行づつあけましたが逆に読みにくくなってたらすいません。
では、どうぞ!。
(ん?)瑠璃は目が覚めた。(ここどこよ。)「やっと起きたのかよ。」「というかここどこよ…。」
神矢と瑠璃がいるこの部屋はこれでもかと言うくらいにグチャグチャだった。ものが散乱し(ペンキだ
よね、うん、そう信じよう)赤い何かが飛び散っている。「ここはちょうど20年前、2-Dの連中が
暴動を起こしてそれを止めようとした生徒の一人をメタメタにしてしまったという事件があった教室な
んだ。ここにはたぶん誰も来ないからゆっくりはなせるぜ。」(よくそんなグロテスクなことを淡々と
はなせるわね…)「っていうかそんな教室で話しなんかしたくないよ!」神矢はそれを無視して続け
る。「一番問題なのはこれからおれ達が元に戻れるかどうかだ。」「っ…それは…。」「神さんの悪戯
かなんかはしんねーがもしこのまま戻れなくなっちまったら、という最悪の事態も考えねぇといけね
ぇ。それと、あと2つ問題がある。」(あ、今なんかかっこいいこと言った)「でも、もしこのままだ
ったら、口調も、性格も、生活のすべてを変えなくっちゃならねぇかもしんねぇな。つまり、精神オカ
マ&オナベっつーことだ。それと、おれのともだちとおまえ、おまえの友達と俺が仲良くなんなくっち
ゃいけねぇ。たとえおれとおまえの友達の中で嫌いなやつがいても仲良くしなくちゃいけねぇんだ。も
し戻ったらの時のためにな。おまえが好きな友達でも、おれが嫌いだってこともあるだろう。反対のこ
とだってある。それが精神的な問題だ。おまえは耐えられるか?瑠璃。」「‥‥‥、正直自信ない。」
「あぁ、だよな。俺だってそうだ。変わっている間に親友と喧嘩になって絶交ってことなんかになった
らおまえにも、おまえの友達にも迷惑をかけることになっちまうからな。」「うん。」「次に2番目の
問題だ。このことを知る人は、おれとおまえしかいない。」「そりゃそうよ。」「でも、もし本当に辛
くなったときに二人でどうにかならないようなことだったらどうするんだ?」「…」「その時のために
だれか信用できる大人に話しておく必要がある。で、おれが推薦するのはおれたちの両親だ。
おれたちのことを一番分かってくれているのは親だ。だからオレは両親に話そうと思う。おまえは?」
「私もかな。」
「そうと決まればさっそく家に帰って報告だ!」「待って。学校はどうするの?」「そんなのサ
ボればいい話さ。」「そうね。私初のさぼりよ。」「っていってもオレだけどな。」「私で悪い事しないでよ。」
「チッ。わかったよ。」「何よ、チッて。」「まあ良いから。早くしたくしてしょう降口な。」
「わかった。」
こうして二人は新たな一歩をふみだしたのだ。
続きも遅くなりそう…勘弁!