ダンジョンにスキルなし判定をもらった俺、どうやら陰陽術師だったようです。
突如として世界各地にダンジョンが出現し、人類が「スキル」という異能に目覚めてから十年。 現代において、スキルの有無は人生を左右する「資格」となっていた。 大学生の**蘆屋泰聖(あしや たいせい)**は、誰もが「スキル」を覚醒させるダンジョン講習において、唯一「スキルなし」の判定を下される。 友人たちが次々と能力を開花させ、華やかな「探索者」としての道を歩み始める中、泰聖だけが「透明人間」のような孤独感と疎外感に苛まれていた。