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第八章 クニ国

 一行はついにクニ国の首府へ足を踏み入れようとしていた。

 「お前ら速いぞ、待てよ。」

 情けない声を出して一行から遅れているのはテルーだ。仲間になって以降、すっかりヘタレになってしまい、ドラゴンを倒したことなどみんな夢だったのだと思うほどであった。

 「ブライでもこんなに弱くねえぞ。」

 アルファが毒を吐くが、テルーは疲れて反論もしてこない。彼女は自分のセリフが空砲のようになってしまうのが嫌になっていた。ナツメはテルーを励まそうと考え、会話を弾ませようとした。

 「ねえ、テルー、お姉さんを探してるんだったよね?」

 「それはテリーの話だろ。俺は姉さん命のテルーだ。姉さんが俺のことを『好き』って言ってくれるように、世界の覇者を目指して旅をしているんだ。」

 「いわゆるシスコンっていうやつだ。」

 「シスコンじゃない!姉さん命だ!」

 「同じじゃないの?まあいいや、それで、テルーの姉さんってどんな人?」

 「強く、美しく、聡明でまさに地上に降りた天使、いやまさに女神だ。」

 「会ってみたいもんだね。どこにいるの?」

 「はるかかなたの高みだ。俺はその高みを超え、最強を目指す。そして姉さんを迎えに行く。」

 「それでも姉さんは姉さんだよ。好きっていうのは大事だと思うけど、恋愛とか結婚はできないよ。ボクも妹がいてとってもかわいいけど、恋愛の対象じゃないな~。」

 「俺にとって女性は姉さんだけだ。恋愛などという軽い括りで言わないでくれ。俺は真実の愛に生きる男だ。」

 「アルファ、君も話に加わらないかい?危ない話だよ。」

 「わたしは自分のセリフが空回りするのに疲れたよ。」

 意外なことに、いろはがナツメに話を振って来た。

 「ねえ、ナツメ、わたしとおしゃべりしない?」

 「わあ、嬉しいな!何の話題がいいかな?」

 テルーがナツメから解放されたことにホッとして言う。

 「ああ、めんどくさい奴だ。あのつまらんギャグ男には参る。」

 いろはは旅の間、ナツメの古いギャグをタブレットで検索して一通り学んでみた。どうやらナツメは親の世代のネタが好きらしく、その当時を生きていなければ分からないものが多いようだった。

 ふっかつのじゅもんの書き間違いやセーブデータが消えた時の悲劇、PC能力のゆえのバグなどはコンピューター・ゲームのなつかしネタだった。

 自分が生まれる前の漫画やアニメ作品もナツメはよく知っている。それにしても、アルファもそのネタを知っているのが意外だった。少しかじった程度だが、今まで学習した内容を元に、ナツメと会話してみようと思ったのである。

 「ねえ、ナツメはプラモ好きだっていうけど、何がお気に入りなの?」

 「へっへ~、よく聞いてくれました。やはりプラモといえばザクだね。グフもいいけどね。ボクの一番のお気に入りはシャアザクだよ。今のHGモデルじゃなくて、初期の1/100がいいね。弟が時々遊んで壊すから、何度か新しく作っているよ。でも初期のものは出回ってる数が少なくて、いつもオキタに探してもらっているんだ。そうだ、いろははあいうえおチョコが好きなんだね。味が好みなの?」

 「味はブラックがいいわ。それから、わたしはあいうえおチョコで完全パングラムを作ってから食べるのを趣味にしているの。いろは歌って知ってるでしょ。四十八文字すべてを一度だけ使った文章になってるの。それと同じように、自分で文章を作ってるの。頭の体操にちょうどいいわよ。ただ、商品の中身は基本、ひらがながランダムに入っているからね。何袋か買わないと五十音が集まらないわ。」

 「すげーな!君のいろはって名前もそう考えるとかっこいいね。ぴったりの名前だ。」

 「名前の話題が出たついでにわたしも聞こうかな。あなたの名前ってナツメ・デーツっていうんでしょ。それって名前も苗字も意味同じじゃない?」

 「おお、よく気がついたね。バカボンパパの息子はバカボンバカボンっていうし、それよりなにより、イエス・キリストだって訳せば救い主救い主ってなるからね。そういうことだよ。」

 「なんか、説明になってないけど。」

 「ねえ、いろはってアルファのこと、好き?」

 「突然何よ。好きってどういうこと?」

 「いろはは彼女と仲良く話し込んだことあるかなと思って。いろはと会う前の話だけど、彼女に『あーちゃん』て呼びかけたら激怒したんだ。もう、びっくりしたよ。髪の毛をけなされて切れる人と同じような怒り方だったよ。二人で話してる時に、そのことについて何か聞いてないかなと思って。」

 「まあ、わたしたち必要以外の時は離さないからね。何も知らないわ。」

 「彼女、あいうえおチョコのことひどく嫌いみたいだけど、かといってヒエログリフチョコが好きってわけでもなさそうなんだよね。食べてるとこ見たことないし。」

 「チョコの話なんかしたら、それこそ殺し合いになっちゃうわ。」

 「ボクとしては、二人に仲良くしてほしいなって思うから。そしたら旅ももっと楽しくなるし。二人が一緒に笑ってるとこ見たいなって。」

 「ふ~、そんな日が来るのかしらね。」

 「きっと来るよ。」

 一行は、特にナツメは上機嫌で歩き続け、ついにクニ国首府の領内に入った。急峻な山々とそこから流れ出る大きな河川が作り出す段丘にクニ国は首府を築いていた。ここにビャッコ王がいるのだろう。そして玉手箱の謎は解けるのだろうか。

 こういう時は、食事するところでそれとなく聞くのがいいということになり、一行は食堂で食事休憩することにした。ナツメは何やらアルファに頼んでいる。

 「ねえ、アルファ、君の指輪、ちょっと貸してくんないかな?」

 「・・・まあ、いいわ。何となく察しが付くから。」

 「おお、話が分かるね。さすがアルファ。」

 みんなは空いているテーブルに座り、御約束通りスパゲティを注文した。ナツメはお約束とばかり指輪を眺めている。しばらくして料理が運ばれてきた。

 「お待たせ。」

 「お~、うまそう。」

 「ずいぶん熱心ね。何見てるの?」

 「いや~、震い指輪を拾ったもんでね。」

 「あ~、それって、ジオンの紋章ね!ピ―――!!!ジオンの残党発見!!」

 ウエイトレスは持っていた警笛を力いっぱい吹くと、警備兵を招集した。

 「わ~!!どうなってんだ!?何が起こったんだ?スパゲティはもしかしてお預け?波紋でキザなイタリア人にパスタを飛ばすことできないの?」

 「要するに、ドジ踏んだってことね。指輪は返してもらうわよ。まったく。」

 ウエイトレスが呼んだ警備兵に、全員が取り囲まれてしまった。ところがテルーは警備兵に対し、食って掛かった。

 「おい、俺を誰だと思っている!ドラゴンハンター、ブルーダイヤモンドだ。命が惜しくば無礼な真似はやめるんだな。」

 一行はこのヘタレがボコボコにされるものだと思っていたら、驚いたことに、警備兵はテルーに手を出さず、それ以外のメンバー全員を逮捕した。


 「さあ、どうしましょう?」

 オキタが牢屋の中でナツメに問い掛けた。女性陣は別の牢屋にいるので、ここにいるのはナツメとオキタだけだった。

 「う~ん。なんでジオンの残党なんて思われたんだろう。これってプラモの世界じゃなかったの?ジオンは実在しているの?ここは連邦政府なわけ?」

 「なにせこちらの国のことはまるで分かりませんからね。まずは情報を仕入れないと。タブレットは取り上げられてしまいましたし、誰かに聞ければいいですが。」

 「誰か来ないかな。面白いことをすれば脱出できるかも。」

 二人が答えの出ない会話を続けていたところ、役人らしき連中がやって来た。

 「裁判の用意ができた。二人とも出廷しろ。」

 二人は鎖でつながれて法廷へ連れて行かれた。そこにはアルファといろはも連れて来られていた。

 「これより、ジオン残党に対する公開裁判を行う。被告人前へ。名前は?」

 「キャスバル・レム・ダイクン。」

 「何言ってんだおめーは!」

 「静粛に!別の被告人は口を慎むように。」

 「住所は?」

 「スペースコロニーのサイド3です。」

 「それでは、被告人の密入国について審理を行う。検察官は起訴状を読め。」

 「被告人は同行のキシリアの操縦するアッガイと共に黄泉平坂で戦闘を行い、風紀を乱したものである。」

 「誰がキシリアだ!あんな紫ばばあといっしょにすんじゃねえ!」

 「被告人キシリアは静粛に。」

 「しつこいぞ!」

 怒りが収まらないアルファだったが、いろはになだめられて何とか静まった。

 「裁判を続ける。検察官が朗読した内容を被告人は認めるか?」

 「一部否認します。キシリア・ザビではなく、ハマーン・カーンです。」

 「てめえ、後で憶えてろよ。」

 「弁護人前へ。意見を述べよ」

 「黄泉平坂での戦闘では、ナツメ氏とハマーン氏と共にサイコミュを使用していました。つまり、この二人はニュータイプということです。」

 「被告人は席に戻れ。検察官は証拠を提示せよ。」

 「証人としてテルーの訊問を請求します。」

 「ではテルー、証言台へ。」

 「ああ、俺もその戦闘に参加し、こいつらと戦ったよ。そこのいろはって女とアルファ、ここではハマーンというらしいが、そいつとも戦った。いろはが使ったのは、今から思えばミノフスキー粒子だったな。ハマーンはファンネルを使っていたか。」

 「別の証人として、隣国ヲニ国の船頭の訊問を請求します。」

 「では船頭、証言台へ。」

 「わしゃ聞きましただ。そこのキャスバルって男が川に浮かんでいた黒い鉢を『アッガイだ』って言うのをね。また鉢の中には黒い服が入っておりましただ。その服を見て男は、ジオンの服だって言っておりましたし、自分はクワトロ・バジーナだとも言っておりましただ。」

 「終わります。」

 「弁護人。」

 「船頭、あなたは他に何か聞きませんでしたか。」

 「そういや、ジオン再興がどうのこうのと・・・」

 「終わります。」

 「あの弁護人、何も弁護してねえぞ。」

 「それでは、判決を言い渡す。被告人たちを強制労働に処する。」


 「ナツメ、てめー、どうなるか分かってんだろうーなー。」

 裁判が終わり、テルーを除く四人は一部屋に集められていた。割によい部屋ではあったものの、扉に鍵がかかっているので軟禁といったところか。アルファの怒りに対し、ナツメは涼しい顔をして言う。

 「認めたくないものだな。自分自身の若さ故の過ちというものを。」

 「いつまで夢見てやがる!」

 アルファが飛びかかろうとしたところ、突然扉が開き、役人たちが部屋に入ってきた。

 「全員ここから出るんだ。ビャッコ王は現在不在であるが、宰相の武内力じゃない宿祢様が話をされたいそうだ。ドラゴンハンターのテルー様が執り成してくださったのだ。皆の者、感謝するがよい。」

 「なんだ、テルーのやつ、この国じゃあVIP扱いかよ。」

 一行は王の宮殿に案内され、クニ国の宰相武内力じゃない宿祢と会談した。

 「武内力じゃない宿祢だって。ちょっと突っ込みどころが難しいキャラだね。歴史を知ってないとついて行けないぞ。一円札のモデルらしい。」

 「一円札って、スイッチとかPS5買いに行くときジュラルミンケースがいるぞ。ソ連かよ。」

 「やっぱり突っ込みどころが難しいね。」

 ナツメとアルファはどうでもいいことで悩みながら、武内力じゃない宿祢の前に通された。

 「わしは武内力じゃない宿祢じゃ。ビャッコ王から全権を委任されておる。つまり、わしは王と同格の偉いやつなのじゃ。」

 「なんか自分で偉いやつとか言ってるよ。こけても泣かないメイちゃんを真似してんのかな?」

 「ぬしらがヲ二国から、玉手箱とビャッコ王の調査のためにやって来たことは分かっておる。しかし、残念じゃったのう。玉手箱があろうがなかろうが、ぬしらの運命は定まっておる。

 わしは興味深いことを聞いたのでな。クワトロ・バジーナと名乗る者がおると聞いた。ダカールで演説した男だろう。その大陸の地理に詳しいと見える。そこは大魔王バラモスの城がある大陸なのは知っておるな。」

 『そのとき、きずついたへいしがクニこくのしろにたどりつきました。「おうさま、ざくとはちがうのだ、ざくとは」』

 「最後『ぐふ』って言いたかったわけ。しかも何も説明してないんだけど。」

 「ていうか、これⅡのオープニングだろ。バラモスってⅢじゃないか。」

 「話は聞いたな、囚人どもよ。そなたらの強制労働はその大魔王を倒すことじゃ。これが地図じゃ。ではいってまいれ。」

 「なにそれ、銅の剣もくれないのかよ。ていうか、銅の剣もケチだよな。ロトの血を引く王様なら最初からロトの剣持ってろよな。あ、剣神ドラクエなら最初からロトの剣だぞ。」

 「そんな地球の反対側、どうやって行くんだよ。」

 「ふふふふ、おぬしら、こやつのことを知っているのではなかったかの?」

 武内力じゃない宿祢が紹介したのはネコドラくんだった。

 「あ~!ほんとにいたんだ。」

 「お~い、ネコドラくん、どこでもドアを出してよ。なんか、大魔王倒せって言われてるんだよ。」

 ネコドラくんはおなかのポケットからドアの形をしたものを出した。

 「ちっせ!あのポケットに入るサイズのものしか出せないのかよ。なだぎのドラえもんの時計並みのパチモンキャラだぜ。」

 「いいじゃないか。突っ込みどころのない時間を和ませようと、わざわざ出てきてくれたんだ。」

 「武内力じゃない宿祢、何かほかに移動手段考えてくれよ。」

 「そこの女二人、ちゅー言葉で答えてくれたら考えてやるぞ。」

 「なんだてめー、要するにグーグードールズの能力を持ってるってわけかよ。それであの小さいドアから行けってことかよ。」

 「アルファ、何のためにあなた指輪があるのよ。」

 「なんだと、偉そうに言いやがって。分かったよ、リトル・フィート!」

 アルファの能力で全員がドアを通れる小ささになった。それでみんなドアをくぐろうとしたのだが、鍵がかかっているのか開かない。

 「ネコドラくん、このドアの鍵開けてくれよ。」

 「このドアは行き先から開けないと開かないんだよ。」

 「何それ?誰かあっちにいなきゃいけないのかよ。まったく使えねえじゃねえか。」

 「これ、どこでもドアじゃないんだよ。どこからでもドアって言って、行きたいところの誰かが開けてくれるのを待つんだよ。」

 「じゃあ、大魔王に開けてもらうわけ?このドア、めっちゃ小さいから、踏まれておしまいじゃない?」

 「どこでもドアって、SF考証難しいよ。ドアを開けた瞬間の裏側は向こう側なんだよね。開ける前に裏側に立って開けるとこ見たらどう見えるわけ?」

 「このドアを開ける前の裏側は絶対たどり着けない場所なんだ。ディオの骨でできてるからね。」

 「ディオの骨?よーし。らせん階段、カブト虫、廃墟の街、イチジクのタルト、カブト虫、ドロローサへの道、カブト虫、特異点、ジョット、エンジェル、紫陽花、カブト虫、特異点、秘密の皇帝。どうだ!突撃!あれれ、近づこうとするとなんだが体が更に縮んでいくぞ。くー、どうしてもドアの後ろにたどり着けない。あのドアの後ろには緑色の赤ちゃんがいるんだな。」

 そうこうしているうちに、ドアが突然ぐしゃっと潰れてしまい、ナツメは勢い余ってドアのあった場所の上を吹っ飛んで行った。

 「うわー!」

 「大魔王が踏んだらしいわ。」

 「やれやれ、すごく疲れちゃったよ。でもどうするかな。ネコドラくん、ほかに何かないの?空飛ぶやつとか。」

 「じゃあ、タケヘリコプター!竹でできたヘリコプターだよ。」

 「これもちっせ!まったく夏休みの工作と変わんないよ。」

 それを見て武内力じゃない宿祢が言った。

 「ああ、そのヘリでこの国では田畑に枯葉剤、いや農薬を撒いておる。」

 「今確かに枯葉剤って言ったぞ。おめえどこの人間だよ。」

 「ふ、貴様らに国民の楽な暮らしを妨害できるかの?何なら、強制労働を全農地の草刈りにしてやってもよいのじゃぞ。」

 「この悪党め。」

 「枯葉剤撒かないと約束するなら、草刈りやってもいいかも。」

 「ナツメ、正気?こういうのを罠って言うのよ。」

 「いろはは賢いな。そしてボクはきっとこう言うんだ。これで私は自由を失った。」

 「もう、とにかく今は大魔王のところへ行く方法を考えなきゃ。わたしの飛行石なら何か乗り物があったら飛べるわよ。このヘリコプターは小さすぎるわね。自分たちが小さくなって乗っても、飛行速度が出ないわ。」

 「じゃあ、わたしの能力で鳥を作るね。大魔王の城に飛んで行くには、やっぱりラーミアでしょ。」

 アルファはザ・フールの能力で砂の大きな鳥を作った。

 「何かラーミアじゃなくてラミアみたいな妙なデザインだけど、まあいいわ。わたしの飛行石でこれを浮かすから、空を飛んでいきましょう。」

 一行はアルファの作り出した鳥っぽいものに乗ってクニ国を後にした。テルーもみんなについてきた。

 「ねえ、アルファ、この鳥っぽいもの、屁が漏れたりしない?」

 「うっさいぞてめー!髪の毛むしるぞ!」

 鳥はソラミツヤンマトンボの国をはるか離れ、大きな大陸を通り抜け(全部割愛されてない?)、イシスに到着した。

 「地図を見ると、砂漠の真ん中に大魔王はいるみたいね。もうこのエピソード、ネタが少ないんで雑過ぎない?」

 いろはが疑問を呈したところ、『プスン、プスン』と屁のような音がして鳥が高度を下げ始めた。

 「操縦してるのジョセフ・ジョースターじゃないのに、墜落しちゃうの~?アルファ、おなら我慢しなくていいから目的地まで飛ぼうよ。いろは、地面を蹴ってよ。」

 みんなの願いもむなしく、鳥は砂漠の真ん中で墜落してしまった。

 「みんな、怪我は無いかい?とりあえず、悪夢にうなされて操縦桿蹴飛ばすデス・サーティーンの墜落ネタはなかったみたいだね。夢の中でゴロゴロしたかったけど。あと、出席簿絶対最後になるンドゥールの攻撃もないといいんだけど。」

 「仕方ありません。目的地まで徒歩で進みましょう。あの遠くに見えている黒い点が大魔王の城のようですよ。」

 オキタの号令で一行は砂漠の遙か彼方を目指して出発した。

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