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両片想い

作者: 潤いの乾燥

俺は片想いだと思ってた。

俺も片想いだと思ってた。

あんた達、何言わせてんのよ。私も片想いだと思ってたわよ。

ちょっと待ってよ。私も片想いだと思ってたんだから。

いやいや、うちも片想いと思ってはりましたよってに!

あなた達ずるいですよ、私も片想いだと思ってたんですから。

ガラガラと教室のドアが開いた。

おい、おまえらまだ学校にいたのか、もう卒業式は終わったんだから、おまえらは部外者だから、早く帰れよ!

身長159センチ、102キロの三十三歳の男性体育教師は怒鳴った。

先生、いいじゃありませんか。今日まではうちの生徒ということで。

初老の39歳の教頭は鼻くそをほじりながら諭した。

お前ら男子が8人集まってする会話か?

このホモ野郎!

先生だって、、、紅顔の否美少年が囁いたことで、一気に空虚が舞い降りた。

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