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ヴィランたちの後日譚「所長の日記」  作者: 名利 杏樹
xx18年 10月分
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xx18年 10月5日

10月5日


作業が忙しくてしばらく日記を書いていないことに気がついたのは今日の夕飯を食べ終わった後だったので、しばらくぶりに日記をつける。まだ、三日坊主じゃないはずだ。


とりあえず書いてなかった3日間分を簡潔にまとめておく。

・2日 アーティレリーとエクエスの機体チェック

・3日 とりあえず、まずは比較的修理が楽な方のアーティレリーから修理を開始、パーツ調達

・4日 パーツ調達はティムとラークに任せてワルドーとひたすら修理


そして本日、ほぼ昨日と一緒。迷彩柄の機体の修理で忙しかった。なんだか頭の中まで迷彩柄になりそうだった。


ロビルさんにアーティレリーとエクエスの写真を見せてもらった時は思い出せなかったが、作業部屋で改めて2機のデータを確認してよくワルドーから作業の合間に話を聞く弟君だと気がついて、通りで写真を見たときにティムが戦闘モード一歩手前だったのだなと思い返した。


ちなみにすごく余談だがティムが無感情で話している時はほぼ戦闘モード1歩手前だとワルドーから教えてもらった。ワルドー曰く、


「余程のことがない限りイニティウムが暴れることはないと思う、が兄弟機の事となるとリミッターがバグることがないとは言えん・・・」


とのことなので、今後ロビルさんと特にレストレイドさんには会わせない方が良いかもしれない。2機を預かってからR.Mのサポートロボが常に私の修理の様子を録画してロビルさんたちのところへ送っているが、そのサポートロボにさえ若干冷たい感じで接していたので基本ティムにはパーツの買い出しに出てもらっている。どこかでレストレイドさんと鉢合わせないで欲しい。


話を戻す。

アーティレリーの機体の修理だが、実際機体の損傷は今までの兄機達に比べるとかなりマシな方で内部のパーツが一部ヒビが入っていたり、コードが切れてたりしていた程度なので現状ほぼ修理は済んでいる。問題は起動できるかで、ラークの時同様コアが無事かどうか現在ラボに解析してもらっているが、まだ時間がかかりそうとのことだった。


アーティレリーのコアの解析が済むまで時間があるのでエクエスの機体の修理に必要なパーツを確認して本日の作業は終了。エクエスの場合、コアは無事そうなのでラークに使ったスペアボディで試しに明日起動して、無事起動できたら修理を手伝ってもらうことになった。ただ、ティムから


「エクエスが修理という面で戦力になるかは正直微妙だ。荷物運び係くらいで考えといてくれ」


と言われ、残り2機がウンウンと頷いていたのがすごく気になってしまっている。

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