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ヴィランたちの後日譚「所長の日記」  作者: 名利 杏樹
xx18年 9月分
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xx18年 9月8日

9月8日

お昼頃、バストンのパーツを頼んでいたお店から明日の昼には届くと連絡があったのでティムたちと話して明日は私とワルドーでバストンへ行くとこにした。


今日も相変わらずワルドーが側で護衛をしてくれていた。屋敷の中なので別に護衛はいらないのだがこの前のティムの話もあって断りづらい。


休憩中、昨日ラボに聞かせてもらった音声データをもう一度聞かせてもらった。聞き取れた単語をとりあえずメモしているとワルドーが不思議そうに

「今のノイズは暗号か?」

と聞かれた。びっくりして今のがどんな風に聞こえたのか聞き返すと昨日のラボと同じ返事が返ってきた。すぐに聴覚センサーを調べてみたがこっちも昨日のラボと同じでオールグリーンの異常なし。

もしかして、この音声は人間しか理解できないのではないかと仮説が一つたったので、別の研究室の片付けをしていたティムも呼んで一緒に音声データを聞いてもらった。

結果は仮説通りといえばいいのか、ティムも2人と同じでノイズしか聞こえなかったらしい。一体どんなカラクリがあるかわからないが何かしらの方法でロボットには認識できないように音声データが細工されているようだ。


本当にそんなことができるのか、できたとしたらどんな方法なのか、まだ3人でしか試していないので他のロボットはどうなのか、等確認しないとわからないことばかりであのメモリーチップの謎が深まるばかりだった。


ただ、私が聞き取ってメモした単語はちゃんと認識できるようなので私が頑張って聞き取れさえすればティムたちにも理解できるようになるかもしれない。

とりあえず聞き取る方法を検討してみよう。


音声データの確認が済んだ後はラークの修理を進めた。明日無事にパーツが手に入ればスペアボディの方はすぐにでも完成できそうだ。



他に特別書くような内容がないし、ページの残りスペースを考えると大したことも書けないのでテキトーになんか書いておく。


この屋敷だが外見はボロ屋敷(頑張ってワルドーが修復中)だが地下に100年以上前のものとは思えない研究施設がある。そこでティムたちの修理を行っているわけだが、ラボが見せてくれる資料には時々不穏な情報が書かれていたりする。詳しいことは解読不可能とのことなのでよくわからないがどうもあの科学戦争に関する記述らしいということだけ現在判明している。

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