表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

思い付いた話

やぁ人類

作者: 雨森しと

やぁ人類。

僕が君たちを豊かにしてあげよう。

大多数の幸福のために多少の犠牲は仕方ないよね。


んー。

また失敗だ。これで何回目だ?これで何人使った?

まぁ、失敗は成功のもと。

諦めないで次いってみよう。


成功した。

こんな簡単なことで引っかかってたのか。

自信なくすわぁ。

とにかくこれで稼働できるぞ。

喜べ人類!


おぉっと?

人口が当初の半分以下になってるぞー?

……使い過ぎたか。

こりゃ責任とって僕が増やさなきゃだな。

クローンはだめだから……

うぅ。稼働開始は延期だ。


困った。

減る一方だ。

気に入った奴としか子を成さない!

適当に番にすると片方ないし両方が死んでる!

選り好みなんてしてる暇ないのに。


いいもの見つけた。

自我なんてあるから選り好みするんだ。

そんなの消しちゃえ。

ただこれ生成コストが高いんだよなぁ。

まぁ仕方ないか。僕の責任だ。僕の自腹切ってやる。


増えた。増えたー!

結局、生まれてくる子には最初から自我が無くって、これ使う必要無かったからねぇ。

僕って素晴らしい。

して、これで稼働できるぞ。

やったぜ。喜べ人類。



とりあえず10万くらい用意してー!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ