ベーシックインカムの誤解と日本導入
イランは2011年から現実にベーシックインカムを導入しほぼ全国民に給付を続けている
大幅な増税も行っていない
医療制度も維持
制度による高いインフレも大規模な借金もない
働かない人があふれもいない
日本で言われているベーシックインカムの意見とは違う世界が現実にある
まず大きな誤解財源がない・増税が必要
日本の国家予算は約100兆円でベーシックインカムにも約100兆円かかるので新たな財源が必要だと考える人がいるが
平成28年度の日本の行政歳入
国税約60兆円・地方税約40兆円
社会保険約70兆円・財政赤字(主に国債)約30兆円
合計約200兆円
国家予算と言われるのは国税+財政赤字の約100兆円
ベーシックインカムで考えるべきは国家予算ではなく行政歳入
医療制度を維持するのに約30兆円必要なので合わせて約130兆円が社会保障費に
残り約70兆で必要な行政サービスの提供を行う
今と同じ税収+社会保険料なのでインフレも大規模な借金もない
働かない人が増えるも誤解、全くゼロとはまでは考えないが実際に目に見えて増えてはいない
雇用者が減って就業者が増えている
分かり難いのでわかりやすく直すと雇われる正規・非正規労働者は減る
ベーシックインカムを受け取るときつい仕事をやっている人たちは辞める人が出てくる、以前期限付きで導入した地域では最も過酷と言われる業種は9割以上辞めてしまいほぼ消滅した
一方で就業者が増えるのはベーシックインカムを元手に自分一人、または家族・親族と一緒に新しい自営業を始める人がものすごく増えたことが原因、上記にある期限付きで導入した地域では約25%増加した
嘘は書きたくないので働かない人が増えた部分もキチンと書きたい
一つは学生、バイトをやめる人が増える、自分で商売もしないので働く学生が減る
もう一つは子供を持っている女性、子育てするので働く子持ち女性は減る
この二つは避けられないがいい面もある
学生は全体的に成績が上がる勉強する時間が増えたからだと考えられている
子供が健康になる母親がよく面倒を見るようになるからだと考えられている
日本ではブラック企業やバイトをやめてなろうで小説を書く人が増えて出版デビューする人も増えるだろう
最後は願望だがそれ以外はベーシックインカムの公に公表されている調査・研究の内容
同じことが日本でもできると考えています
初めてベーシックインカムという言葉を知ったのは学生の時、それ以後研究・調査などを調べ実際に話を聞いたりしたことをなるべく簡単にまとめました