表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/11

その三

書きながら編集したりしてるので文章変わってる事があります。

魔王が復活した当時世界は、かつて魔大陸とおそれ人が立ち入らない魔物の跋扈する大地を争って蹂躙していた。


科学技術の飛躍的躍進により産業は発達し人類は今まで以上多くの鉱物や地下資源が必要となり、魔物の済む大地に豊富にそれらがあると分かると争って取り合っていた。

今まで怖くて近づかなかったのに金になると分かると、そうなる正に現金であり、本当にどちらが魔王がわからないと思うがその恩恵を受けて生活してるので偉そうには言えないが…


そんな情勢であった為皮肉な事に世界の軍隊は私利私欲の為魔の大地に集結し問題の魔王が自分たちの懐深くに封印してるという皮肉な状況での魔王の復活であった。


魔王が復活する数日前から予兆はあった。

しかし監視所から異変は伝わっていたが気にも留められなかった。

むしろ予算削減が追求された時期であり、ただの仕事してるアピール程度にとられている始末であった。

そうして何の対策もなさないままの復活劇となった。


魔王は復活する時に周りの物全てを呑み込んだ。

それは結界や頑強なる魔法金属の壁も祠も大地も周辺のマナを全て吞み込み、そして実体化し出現すると共に魔王城と言われる巨大な宮殿が姿を現したのである。



そう、それが人類が初めて見た魔王誕生の瞬間である。



魔王復活の瞬間と共に魔王城から濃厚な瘴気が島を覆い、城からは魔族と分類される魔物の集団が街に襲いかかった。


当然島の駐留軍が応戦したが慣れない瘴気の中での戦いであり数や練度の劣る駐留軍には時間稼ぎにもならなかった。


その時に人類は考え間違えしてる事に気付いた。

魔王は瘴気があるところに産まれて、その後に魔族に魔王城と言われる宮殿を作らせていると思っていたのだ

だが実際は魔王が瘴気を生み出し出現と共に城と魔族の呼び出しを行っていたのである。

その必要なエネルギーを周りの大地やマナを吸い込んで再構築するのである。

俺が思うに正に反則的な技で、それを繰り返してやれば無敵だと思うのだが、その現象は復活する瞬間しかどうやらできない反則技のようである。


それで、どうなったかというと島は簡単に蹂躙された。

島と言っても俺の住む国の五分の1の大きさがあり。当時の島の一番大きい街の人口は10万を超えていた。


他の国々の軍が派遣に遅れ混乱する人々を助けたのが当時の“勇者候補‘’であった。

名前はアルベルト後に勇者となりパーティーを組んでいた大陸の西側にあるアウトランド王国の王位継承権第13位のヒメルナ姫と結婚し国民からの希望により王になった男である。


その勇者候補であるアルベルトが何故島にいたかというとヒメルナ姫と同じ学友であり2人は他の仲間とアウトランド王国の神官から神託を受けて魔王の復活と打倒を予言されて島に訪れていたと後に語っている。


真偽の程は分からないが彼らが街に襲う魔族を倒し各国の軍が応援に駆けつけるまでの時間を稼がなければ間違いなく街は全滅し、そのまま他の国にまで被害が及んでいたのは確かであった。


その後は各国の軍と協力し勇者候補であるアルベルト一行は魔王を再び封印した。


この戦いにより人々は薄れていた魔王への恐怖を再確認し人々は自分達が手を出していけないことをしたのでわないかという恐れを感じた。

しかしそれ以上に勇者の誕生と間近にみた王女と勇者の恋物語それは神話の時代の英雄譚であり人々は恐怖以上に熱狂した。


それを各国の政府、王族は利用した。


各国の政府は自らの対応の遅れを隠す為、

王族は殆どの国が民主主義に移行してる中、王家の復権と権威を取り戻す為にこの英雄譚を大きく取り上げて行く事になる。


そして魔王復活は一つの【劇場】ショー

となり俺の高校生活を狂わす原因となった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ