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‐ 第73話 ‐ 優士&タラス、突入
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この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。
〈おい優士! 教祖の居場所がわかるのか? かなり広いぞ〉
大鳳教とかいう、俺たちの身体を好き勝手した連中の親玉を潰しに、俺はバイクを走らせ門を突っ切った。三つのやたらとでかい建物があるが、俺は迷わず、スカイツリーのような一番高い塔に向かって走り、そのまま窓ガラスを突き破った。
「今から突っ込むから、俺に触れた部分は朽ちろ」と意志を持って突っ込むと、俺に触れたと同時に、普通なら突き刺さっていたはずのガラスの破片は朽ちていった。だから俺自身は無傷だ。三枝木を殺した時に学んだ、俺とタラスの力の使い方だ。
「タラス。ラスボスっていうのはな、一番高いところのてっぺんにいるもんなんだ」
〈ゲームのやりすぎだろ。いなかったら無駄足だぜ〉
「いねぇならいねぇで、全部壊して行こうぜ」
エレベーターは止まっていて、面倒だが階段を使うしかなかった。バイクとはここでお別れだ。
階段を登りながら壁に手を触れると、いとも簡単に崩れていく。壊しながら教祖のいるてっぺんを目指すのも悪くないと思ったが、やりすぎると塔が落ちかねない。
俺は階段を二段飛ばしで駆け上がった。




