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無声凱歌  作者: 十田 實
◆ 第3章 ◆ 愛と破滅
50/87

‐ 閑話 ‐ これまでの登場人物

◆=女 ◇=男


【RMS】

宇智田(うちだ) 美生(みおう)

 株式会社オザワフロンティア 京都工場に勤める派遣社員。人材派遣サービスRMS(ラムス)株式会社に登録している。凱の歯を誤飲したことで、凱と同じ、自身と他者の傷を癒す能力(ちから)が発現してしまう。優しくて気が強く、勇敢な性格だがその反面、過去に恋人を亡くしていることから「いつ死んでもいい」という思考を持っていた。25歳。日本人。


甫仮(ほかり) 勇魚(いさな)

 株式会社オザワフロンティア 東京本社に勤めるエリート社員。京都工場出張の際に事件に巻き込まれ、凱と美生と共に大鳳教から逃走するに至る。出世のための努力は惜しまないが、それ故に独善的な性格をしている。しかし美生や凱とRMSで過ごすうちに、自身とは違った彼女たちの生き方に感化されはじめる。喫煙者。新潟県出身。英語が堪能。30歳。日本人。


(がい)

 オザワフロンティア京都工場の地下三階で眠らされていた少年。本来13歳であるが、冷凍保管されていた期間が長いためか言動が幼い。国籍不明。3歳の時に能力が発覚し、大鳳教によって拉致され被検体とされてきた。


(おう)

 RMSの社長であり、当初美生の担当をしていた。美生や勇魚の前には決して姿を現さない謎の女。凱を大鳳教から取り戻すため表向きの派遣会社を立ち上げ、傭兵部隊をも取り入れた秘密結社RMSを作った。元オペラ歌手、元音楽教師という異色の経歴を持つ。中国人。


◆ケイト/ケイト・ブラント

 RMSの保護責任者であり傭兵たちの司令塔。デックスからは大尉と呼ばれている。護衛は美生を担当する。王を尊敬しており、丁寧な話口調が王と似ている。冷静沈着だが王の危機となると我を忘れた行動を取る。家族全員が傭兵という家系で育った。27歳。オーストラリア人。


◇デックス/デクスター・ロドリゲス。 

 RMSの傭兵。護衛は凱と勇魚を担当する。筋骨隆々の荒々しい男だが、ケイトと同じく王を尊敬しており、根は生真面目で思いやりのある男である。コーヒーが飲めない。アメリカ人。

 

世良(せら) (はじめ)

 RMSの専属医。王は自身の高校時代の恩師であり、当時の呼び方のまま王のことを(ワン)先生と呼ぶ。物腰が柔らかく凱からは懐かれている。


岩本(いわもと)

 RMSの傭兵。3年前より大鳳教に信者として潜入するが、教祖の素顔を見たことで、教祖によって香雲館こううんかん()に落とされる。



【大鳳教】

尾澤(おざわ) (けい)

 元オザワフロンティア社員であり、オザワフロンティア取締役社長尾澤(おざわ)(ひろし)と奈須川美容クリニック院長奈須川(なすかわ)美鈴(みすず)の息子である。父親よりも母親の奈須川美鈴を好いており、母親のためになることならば手段を選ばない冷酷な性格をしている。父親違いの妹である麗奈のとこを憎んでいる。


◆ドクター奈須川/奈須川(なすかわ) 美鈴(みすず)

 奈須川美容クリニック院長にして大鳳教幹部。尾澤慧と奈須川麗奈の母親である。58歳だが最先端美容医療により若々しい姿をしている。傲慢で冷酷非道。被検体の実験に罪の意識は持ち合わせていない。3度離婚している。


◇ドクターアンソニー/アンソニー・ジェンキンス

 大鳳生命研究所の最高責任者であり大鳳教幹部。過去には大学病院で教授を務めていたが、研究への異常なまでの探求心から大鳳生命研究所に閉じこもるようになる。被検体に対し罪の意識は皆無であり何百体と被検体に実験を施している。奈須川とその息子の尾澤慧からは嫌われている。助手にドクタータオがいる。60代。イギリス人。


◇ドクタータオ/タオ・ユリエル

 大鳳生命研究所でアンソニーの助手を務める医師。飄々とした性格。アンソニーの助手ということもあり、被検体の実験や宗教勧誘には積極的であるが、尾澤のことや子どものことは気にかける部分がある。



【闇金融業者】

◇タラス

 17歳の移民の少年。国籍は不明だがロシア語が話せる。それが仕事の役に立つという理由で三枝木に拾われ、以来三枝木の下で非道な仕事をこなす。妹のミラと貧しい暮らしをしており、いつか二人で祖国に帰ることを夢見ている。


三枝木(さえき)

 人を痛めつけることに快感を見出す危険な男。身嗜みの良い眼鏡を掛けたまともに見える風貌をしている。組織の長である親父のことを一番慕っている。


沼尻(ぬまじり)

 元警察官の刺青のある男。三枝木と共にいることが多い。几帳面で潔癖症。仕事に真面目なことから薬物の管理を任されている。口数が少なく掴みどころのない男。



【フォスター孤児院】

奈須川(なすかわ) 麗奈(れな)

 奈須川美鈴の一人娘。高校三年生。母親の職業柄自身も美容整形を繰り返しており、整い過ぎた顔をしている。何不自由ない人生を歩んでいるが進路のことで母親と衝突する。仲の良い友人に夢露(めろ)とジオがいる。ラウラと出会ったことからフォスター孤児院でアルバイトをするようになる。


◆ラウラ

 フォスター孤児院の孤児。まだ幼く移民の捨て子であるため日本語が話せない。迷子になっていたところを麗奈に救われる。



【その他】

◇工場長

 オザワフロンティア京都工場長であり元大鳳教信者。教祖の異常さ、凱の能力の恐ろしさから尾澤寛の手を借り脱会。凱を永久に眠らせておくことが平和のためだと信じている。


腰野(こしの)

 美生の上司にあたる気の良い小男。工場と同じく元大鳳教信者であり、地下三階の責任者であった。


◆ロシア人の女

 タラスの元で金を借りた貧民街の半地下に住む女。華奢で美しい顔をしており、妊娠している。同じロシア語を話すタラスに親しみを感じている。


◆ミラ

 タラスの妹。声が出ず、手話でコミュニケーションを取る。勉強熱心で心優しい。タラスの仕事が危険であることを心配している。


◇先生

 香雲館で書道教室を開いている老人。生徒たちから慕われており、王義之の銅像とそっくりだと言われている。


優士(ゆうじ)

 美生の恋人で、18歳で病により命を落とす。バイクが好きだった。


◆エル

 淡路島に住む愛想の良いアメリカ人。とてつもない方向音痴で、産婦人科クリニックに行けず困っていたところを美生に案内してもらった。


◇ザック

 エルの夫。しっかり者で日本語も担当。


◆美生の母親

 女手一つで美生とその姉を育てた。お洒落と晩酌が好きな逞しい女性。美生曰く「かっこいい目をしている」


◇勇魚の父親

 新潟で漁師をしている。妻と離婚してからは勇魚を一人で育て上げた。勇魚が学生時代に留学したことで揉めており、今は疎遠になっている。


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