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魂のエッセイ・その他の短編

現実世界(恋愛)のランキングが異世界の作品に占拠されている件

作者: くもくも

もっとえっちな作品が読みたい。

その衝動に突き動かされた悲しきケモノによるエッセイです。

 おい、現実世界(恋愛)ジャンル、どうなってんだコラァ!!


 激しい怒りに耐えられず、今このエッセイを書きなぐっています。

 悲劇としか言いようのないこのジャンルの現状を、私はなんとか皆様にもお伝えしたい。



 なろうの現実世界(恋愛)ジャンルでは、たいていの作品で以下のようなパターンでお話が進んでいきます。


 男女が出会って恋をして。

 やがてお付き合いが始まって。

 いちゃラブなデートなんかをしたりして。


 実に素敵なお話ばかりです。そこが異世界であるのならば。



 ここで私が述べたいことはただ一つ。


「おい、えっちはどこに消えた」



 僭越ながらこの私、誰かとお付き合いをしておきながら、えっちをしなかった経験はございません。

 それどころか日々、スケベなことを考えない日はございません。


 あえて言いましょう。

 私はなろうに表示されるえっちな漫画の広告が大好きです。


 新作は必ずクリックして確認します。

 あの数コマだけで人を惹き付けるえっち広告を生み出す切り抜き職人様、心の底から尊敬しています。


 ランダムでしょうけど、自分の作品のページに自分好みなえっち広告がついていると、思わず嬉しくなってしまいます。

 最近あまり見なくなりましたが、ゆるふわ体型の魔女さんが二人のイケメンに催眠ぽわぽわでえっちされるやつが一番好き。



 ちょっと脱線しましたが。


 恋愛とえっちは切り離せない。

 私はそう考えます。


 もちろん特殊なケース現実にもいくらかはあるでしょう。

 ですがえっち無しを前提としたガチでプラトニックな恋愛は、非常にレアケースであることは間違いありません。

 その事情だけで小説一本分のネタにはなるでしょう。

 作品にちゃんと書いてありますか? そのえっちをしない事情が。



 休日にどこかへ出かけると、幸せそうな家族連れをよく見かけますね。

 子どもと手を繋いでニコニコ笑うそこのお母様。ほぼ100%、濃厚なえっちをご経験済みです。

 たいていの場合、横を歩く素敵な旦那様とくんずほぐれつ夜のプロレスを営んでおり、その結果として可愛らしいお子様に恵まれています。


 家庭を築く、イコール、えっちです。

 


 今どきの子は小学生でもえっちをご経験済みだったりするとか。

 私にはそんなイベントはなかった。うらやまけしからん。


 そんな中、現実世界(恋愛)の主人公はたいていの場合、中学生~社会人だと思われますが、物語の中で明確にえっちが成立しているお話はむしろ少数派と言えるでしょう。


 年頃の人間の恋愛に、不自然なほどえっちが出てこない世界。

 えっち無き清浄な世界での物語。イコール、異世界ファンタジーです。



 恋愛をするなかでは、自然とえっちがつきまといます。あくまで多数派のケースとして。


 お付き合いをすれば、当然えっちしたい。

 好きな人がいれば、当然えっちしたい。


 好きな人や憧れの人なんかとのあれこれを妄想し、悶々としたことのない聖人だけが、私に石を投げなさい。

 イカ臭いやつにはその資格なし。


 恋をする、イコール、えっちです。



 なろうは別に朝チュン描写を禁止はしていません。

 匂わせはオッケーです。

 そのためのR-15タグでしょう。


 利用規約の範囲内で、いかようにでもえっちを表現することは可能なはず。


 えっち込みのお話ならR-18の専用サイトで確定、なんて話はちゃんちゃらおかしいわけです。



 私は小学生くらいのころから、小説が大好きでした。特に恋愛小説は格別に大好物でした。

 プロの小説家の皆様は、綺麗に製本された年齢制限なんて無い書籍の中で、本当に美しくそれらを描写しています。


 いかにえっちしたい気持ちを表現するか。

 いかにえっちを表現するか。


 えっちを通じ、人の心を、人の関係性の変化を表現する。

 そこに人間のリアリティがあり、美しさがある。


 センシティブだとかいう、わけのわからん英語をしゃべるな。私はえっちが大好きな日本人である。



 すなわち、なろうの主力ジャンルの一つであるはずの現実世界(恋愛)は、大量のジャンル詐欺作品に支配されてしまっているという悲しい事実と、今我々は向かい合わねばなりません。


 もちろん正しくえっちが示されている小説もありますので、そのジャンル詐欺の明確な線引きを以下に示します。



【リアルな現実世界の作品】

 ・妊娠END


 ・お付き合い開始までにめちゃくちゃえっちした


 ・お付き合いしてからめちゃくちゃえっちしたし、ずっとえっちしたかった


 ・片思いでフラれたのでえっちできなかった悲しきケモノEND


【グレーゾーン】

 ・エンディング後にめちゃくちゃえっちしてるはず


 ・明確な描写はないがたぶん裏ではしこたまえっちしてるはず


 ・まだ恋を自覚できていないが、いずれ確実にえっちする


 ・小学生か幼稚園児なのでまだ致していないが将来はえっち確定


 ・えっちしたいのだが神がかり的に不運なイベントで邪魔される奇跡


 ・プラトニックになる事情があるが描写が下手でよくわからない


 ・作者本人が小学生



~異世界の壁~



【禁断のジャンル詐欺】

 ・お相手をスケベな目で見ていない


 ・手繋ぎやキスだけで満足しちゃうし男性キャラが股間をふくらませない


 ・お泊まりイベントでえっち無し


 ・年頃の美少女が処女だしうんこもしない


 ・幼なじみが美少女だしうんこもしない


 ・ですわ口調のキャラがいる




 しかしながら、この異世界作品たちが大量にのさばっているのが、現実世界(恋愛)というジャンルの悲しき現状。


 上記のようなジャンル詐欺作品を駆逐するため、ぜひ誠実に実直にえっちを表現している作品たちを、皆様のブクマやご評価で応援して頂きたいのです。



 ちなみに私の既存の作品は、比較的悪質なものですら全て上記のグレーゾーンまでには収まっており、一切のジャンル詐欺はありません。


 私はこの身の潔白を、皆様にどうしても証明したい。


 ですからどうかこのエッセイの作者ページから、私の自慢のスケベ作品たちをご査収頂きたく、よろしくお願いいたします。



 以上、スケベ大好き作者からの宣伝でした。



☆--☆--☆--☆--☆

 本エッセイの内容は、なろう運営様のご見解と大きく食い違っている可能性がございます。

 あくまで作者の個人的な解釈ですのでご注意下さい。

☆--☆--☆--☆--☆

 くだらないお話を読ませて申し訳ありませんでした。


 ここまで読んだ方はすでに人生の貴重な時間を無駄にしたことになりますので、どうせなら評価ボタンを☆一つでも押すべきです。

 さらに言えば、ご感想を書いてくれた方がいいかもしれません。

 無駄な時間をそうやって楽しめるあなたが、私は大好きです。

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― 新着の感想 ―
[一言] えっち&スケベ連呼し過ぎ。バカじゃないの? でも好き。
[一言] ・そのひとと、えっちなことをしたい♡ ・そのひとに、ほかのひととえっちなことをしてほしくない! じゃなかったら、友達でいいかなって思います。
[一言] 読み始めて、そ、そっち……!? と楽しく読ませて頂きました。 確かにそうか、そうなのかも知れません……。 そういう要素が無いというのは、或る意味ファンタジーなのかも。 作品には書き手の過ご…
感想一覧
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