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無銘の神剣 ~Last dimensional dystopia~  作者: 山口二面相
序章 ~世界の終わり。世界の始まり。~
2/2

2 脱出1

 イヤーやっぱ重いなーこの剣。

 あっども、この剣の使い手になりました、私です。

 えーっとねー、いまだに自分でも状況がつかめてないんだよね。

 時間わかんないから多分になっちゃうけど、2時間くらい前に、このちっさい部屋で目覚めて、いろいろ探ってたら台座に刺さってるこの剣を見つけて、どうしても気になって、最終的には迷いに迷って手がすべって台座から剣を抜いちゃったというわけだ。

 決して自分から抜いたとかそういうことはない。絶対に...ない...

 そのあと、握った剣がパーッと光って、それとほぼ同時に変なアナウンスみたいなのが頭の中に直接聞こえてきてた。

 その内容こそが、私をこの「無銘の剣」の使い手にするみたいな感じだったんだ。

 まあ、あくまでたぶんであって、実際に私の名前が出てきたわけじゃないから、本当のところは暗い闇の中。

 そして私の手元には、今までの二時間の成果が握られている。

 これを見つけるまでに、ものすごい長い時間がかかったなー。

                    ~2時間前~

 う~ん。

 どうしようか。

 剣の使い手になった、みたいなこと言われたんだけど....どういうことだ?

 ええっと確か...


 "CPUに承認申請"

 "承認を確認しました"

 "新規codeを、Code0319に設定"

 "Code0319に、application「無銘の剣」の管理、使用権を譲渡します"

 "Code0319さん、あなたは今から「無銘の剣」の使い手です"   


 って言ってたよなー。

 もう一回思い出してみるとわからないことだらけだなー。

 ていうか頭の中に語りかけてくるとかもう異次元だわ。

 この文章のこと考えたって、異次元の話なら分かるわけないし、時間の無駄だな。

 よしっ!別のことをしよう。

 ...

 とか言っときながら何すればいいんだ?

 めっちゃ小部屋で何にもないし、私何も着てない、イコール何も持ってないから、できることがほとんどないな。

 最優先事項は、この小部屋から脱出することだから、どうにかするために何かが必要なんだけど。

 唯一手元には剣がある。

 だが使い方が全く分からん!!!!!

 オーマイガー!!!!!

 これが詰みというやつか?

 だあああぁぁぁっもう!!

 当たって砕けろだ!一通りこの剣を調べて打開策を見つけ出そう!!!

 

 30分後..


 なにも.....ない。

 どうしよう、いまさらだけど出れなかったらどうしようとか考えて、怖くなってきちゃった。

 いったん落ち着け、私。

 さすがに何もないってことはないだろう。

 本当にないよな、ねえ。

 ほかになんか策がないのかなー。

 うーん....こういう時にすぐ思いつける人とかがなんかすごいもの発明するんだろうなー。

 そういえば、あいつもそういう人だったな.....いっつもデートの時とかは頼りないくせに、いざ大きなピンチが来てみると、いっつも私を助けてくれて。

 だのに、あいつがいつも言っていたことに、少し苛立ちを覚えてしまった。

 

「何かあったら、大声で叫ぶんだ。たすけてー、ってね」


 いくら叫んでも来やしないじゃないか。いくら叫んでも...

 ん?叫ぶ?

 ...

 そうだ!叫べばいいんだ!

 もしかしたら、音声認識みたいな機能がついてるかもしれない!!

 そうだよ!途中であきらめるな、私!あいつだったらどうする?そう考えればいい!

 しらみつぶしにやっていけばいいじゃないか!


 それから私は、なんか魔法のじゅもん的なのをずっと唱え続けた


「フラペチーノ!!」

「ポルチーニ!」

 んー、ダメかー。

 そろそろ私の魔法語ボキャブラリー?も尽きてきてべつの方法に移ろうとしていたその時だった。

「なんかスマホみたいに設定とかないのかなぁ」


"言語日本語「設定」を感知しました。"

"Data packをRemoveします。"


 え?なんつった?

 設定を感知?

 もしかして...ついに来たか?


 剣の持ち手から、単一電池のようなものが出てくる。


 やったー!!!

 ついにやったよー!なんか独り言呟いたら変なのが出てきた!

 これで脱出に一歩近づいた!かもしれない。

                     ~現在~

 とまあこんな感じで単一電池を手に入れたわけです。

 まさか普通に日本語が通じると思わなかったな~

 そういえばあの神の声っぽいやつも日本語でしゃべってたし、まあそんなもんなのか。

 でもなんなんだろうこの単一電池。

 見た目はまあ、単一電池の真ん中がガラスみたいに透けてて、その中をを文字的なのがうようよ...

 うようよ?

 どゆことや?

 こんな物体は見たことがありませんぞ?

 ついにこの剣がこの世のものではない事が確定してしまったな~

 とりあえずそこは、気にしな~い気にしな~い...ことにしておこう。

 

 神の声は確かこれのことData packって言ってたよね。

 日本語的に考えると...データが入ったパック?

 そのまんまやないかい!!

 とりあえず根気強く調べるか。


                    ~数分後~


 ガチャ カチッ ウィーン


 え?

こんにちはです!山口に面相です!!やあ第2話投稿できました~~パチパチパチパチ!

正直に言いますと執筆が追い付かん!!!

毎日毎日きついけど来週も書けるよう頑張ります!!

もしよければ、コメント、ブクマお願いしまーす。☆☆☆☆☆は絶対でw。

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