XR
「さて、今日は…」
カレはそうつぶやくと何かのチケットを見ていた
「ここかな」
カレが止まって建物を見上げその建物の中に入っていく
「あの…招待を受けて来たのですが…」
カレが外で見ていたチケットを受付と思われる人に見せていた
「こちらの入口から入って頂きまますと、
あとは中のスタッフが案内をいたしますので…」
そう受付の人に言われた通りにカレが進むと中の案内スタッフがカレに近付いてきた
「こちらを手や足に付けさせてもらってよろしいですか?」
案内スタッフがカレに説明しながら
特殊な手袋やアームウォーマーやレッグウォーマーのようなもの渡した
カレはそれを手足に付け終わると
「では、あちらの部屋で映像の視聴になります」
っと言われて案内されたカレが目にしたのは
1人用の球体型の全面スクリーンのボックスシアターだった
そしてカレは席に座ると映像が始まった
映像は球体型スクリーンで立体的な映像を全方向に作り出していて
主人公と思われる人物の1人称視点でベッドの上で目覚める所から始まった
映像が始まってすぐにカレはそよ風のような空気の流れを感じた
すると映像の主人公も何かに気付いたのか部屋を見わたし
リモコンのようなものを見つけそれを持ち上げる
すると
カレの手に何かを触っているような感覚を感じる
少しツルツルしたような感じとザラザラしたような感じ
それは映像を見ていると連動しているというのが分かる
そうカレが感じているのは今見ている映像とシンクロしていた
映像の主人公がリモコンを操作すると
冷風機のスイッチのようで冷風機が止まり、カレにあたっていたそよ風も止まった
映像の主人公は寝ぼけているのかフラフラと立ち上がり歩きだす
寝ぼけているせいか足か壁や物にぶつかると
同時にカレの足にも、その感覚が伝わっていた
映像の主人公は寝ぼけながらキッチンに近付いていくと
カレの周りにコーヒーのような香りがただよってきた
すると映像の主人公はコップを棚から取り出し
コーヒーの入った機械からコップにホットコーヒーを入れる
そして、そのコップに触れると映像の主人公は熱かったのかすぐに手を離す
それと同時に今度はカレの手に連動するように熱を感じていた
映像はちょっとしたショートストーリーだったが
視覚、聴覚、嗅覚、そして触覚などを映像とシンクロして没入できるようなものだった
味覚はさすがに感じる事はなかったがそれ以外の五感の内の四感を刺激されるため
ある程度味覚も想像で錯覚を生み
カレは映像の途中で『これは飯テロか?』っとさえ思うくらい映像に没入感をいだけていた
映像が終わると部屋の扉が開き案内スタッフの人が
またカレを別の部屋に案内をする
「では、今度はこちらに立ってもらい
こちらのVRゴーグルを付けていただきたいと思います」
カレはVRゴーグルを付けると正面の目線の先にアプリの起動ボタンのようなものが
現実の視点の中に浮かんで現れていた
すると案内スタッフの人が
「正面を向いていただいた所にボタンのようなものがあると思いますので
そちらを押してもらうとちょっとしたゲームを体験できるようになっています
またゲームの世界が開始しましたら
いくつか視点にゲーム用のボタンが表示されるようになりますので
そちらを押してもらい色々な体験をしてみてください」
っと軽く説明するとカレはゲームを開始するボタンに触れてみる
実際には存在しないボタンを押したはずなのに
触覚としてしっかりボタンを押したという感覚が伝わってきた
そしてボタンを押すと同意に周囲がゲームの世界に切り替わる
ゲームの世界に切り替わると説明にあった通りに視点にいくつかのボタンが表示された
『これは、武器か?』
剣や銃などの武器が表示されていたので剣のボタンをタッチする
手を握るような説明画面表示された
カレはそれと同じように手を握ると
手に剣が表示されたと同意に剣の触感のと思われるものが手に伝わってきた
さすがに重さを感じる事はなかったが
手を握って動かすことで剣を振り回すことができた
そして剣が何かにぶつかるとその衝撃が振動なので伝わってきた
カレが今度は、銃のボタンをタッチする
手を握って人差し指を伸ばしてと親指を立てて銃のような指の形を作るような説明画面が表示され
親指を人差し指と並ぶように下げてカチッと音がすると銃弾のセット
銃弾セットした状態で伸ばした人差し指を向けた先に照準が合うようになっていて
人差し指を曲げると引き金を引いて発砲する
親指や人差し指以外の他の指も伸ばして手を開けば銃の弾丸をリロードする
またリロードした場合、銃弾セット中でもセットが解除されるようだ
操作と動作としてはリアルだか剣と比べると少しめんどくさい
とカレが思っているとオート設定の説明が入る
手を握った状態にして動かして
発砲したい時に人差し指だけどを伸ばして照準のターゲットロックオンして
人差し指を横から上になど90度ほど角度を動かすと発砲できるようにもできるようだ
武器を使って物を壊す以外にも物つかんで投げたり
ホウキで物を集めたり、掃除機で物を吸い込んだり
ペンやスプレーなどで絵を描くなどなど
VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)など色々な技術を使った
いわゆる色々なXR(エクステンデッドリアリティまたはクロスリアリティ)体験ができるようだった
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カレは色々なXR体験を終えて家に帰宅して
「さて、今日のXR体験レポートをまとめて提出しないと」
カレはXR体験レポートをまとめながら
「それにしても、いったいどこから今回の招待状を手に入れてきたのやら」
そんなことも思っていた




