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ハクヤの日常

朝、いつも同じ時間に目が覚める。

まだ日は昇りきっていない。こんな生活を6年続けると自然と慣れる、初めの頃は朝が、辛かったけど、今ではなんとも思わない。


起たらすぐに体内でゆっくり魔力を動かす。実際に動いてるかは分からないけど、イメージ的に魔力を体内で循環させるイメージでやっている。これをすることで眠気などが飛び意識がハッキリする。

俺は体内で魔力循環を終わらせたら動きやすい服に着替えて自室から出る。


2階にある自室から出たら1階に降り庭に向う、まだ完全に日は昇りきっていない。この時間は静かなもので、誰かと会うことも無い。

家の庭は広く、大きさだけなはちょっと大きめな一家1個分ぐらいある。田舎の土地は広い。どんな感じだ。

そんな大きな庭で1人、朝の鍛錬を始める。


まずは体の中で魔力を循環させる。寝起きの時とは違い、なるべく早く体を循環させる。それと同時に木の剣で素振りをする、色んな武器を使うけど1番しっくり来るのが剣だった。。

魔力循環と素振り2つのことを同時にやり、そをれ30分続け体を温める。それを終わらし少し休憩をする。

休憩が終われば次は練習用の木に打ち込みを始める。基本的には父さんに教えてもらった型と自己流の型を30分ずつやる。

素振りと型この2つが終われば朝の鍛錬も終了となり、日が昇り始める時間帯だった。


家の中に戻り、朝の鍛錬でかいた汗を流すためにシャワーを浴びに行く。

シャワーを浴び終えたら、1階にあるリビングに行く。

鍛錬が終わる頃には、だいたい家族みんながリビングに集まっている。かなりの頻度で父さんは椅子に座りながら半分眠っていることは多いけど。

母さんは台所で料理を作っていて、キャロとシャロはそれを手伝っている。

リビングに入りみんなに「おはよう」と朝の挨拶をしたり、軽く会話などをする。

少し時間が経てば朝食の時間だ、椅子で眠っている父さんに、母さんが言葉をかけると、父さんはビクッと跳ねながら目を覚ます、それを見て俺達子供は笑う。それがほぼ毎日の出来事である。


皆でわいわいと朝食をとり、食べ終わる頃には日は完全にでている。しばらくくつろいだ後、母さんから魔法を教わる。

母さんはキャロとシャロが5歳になったら、魔法を教えると言い出し、俺もよく教えてもらってる。

色々な本を読んでいて少し知識はあっても実際に人に教えてもられるのでは、全然習得率が違う、何より本よりも細かいことを教えてもられるのがとてもいい。


母さんから魔法を教えてもらい終われば、昼を過ぎていることが多い。

昼過ぎからは、日課になっていた父さんとの訓練だ、最近ではキャロも参加していて3人で訓練をやっている。

訓練の始めは体作り、走ったり体幹を鍛えたり基礎のトレーニング。

それが終わると次は武器を持っての稽古にはいる。型を教えてもらったり、素振りをしたり、実際に打ち合ったりもする。特に決まってる訳ではなく、その日によって色々とやっていたりもする。


父さんとの訓練はどんなに長くなっても日が落ちるまでに終わる、訓練が終わったらシャワーを浴び普段着に着替えて残りの時間をどう過ごすか考える。日によっては魔法の勉強をしたり。知りたいことを本で調べてみたり、村の人と交流などもする。

エンド村は街とか都市に比べて大きくはないけど、他の村よりは大きいと思っている。実際他の村を知らないから大きさなどわからないけど世界地図の情報屋、両親の話を聞く限りでは、大きい方らしい。


夕方は早い時間に夕食をとり、リビングで1日何があったかをみんなで話す、その日起きた事、出来たこと、失敗したこと、他愛もない話を家族みんなで話す。


みんなで話し合ってると時間はあっという間に過ぎていき外は、完全に暗くなっている。家族での話が終われば一日の終わりだ、あとは風呂に入り寝るだけ。


これが俺の一日の過ごし方、この様に今までの6年間俺は過ごしてきた。

ハクヤ「なんて事のない、俺の話が書かれている...」


フィン「僕が思うに、結構ハードだけどね」


ミリア「私達でも、ここまではしてないね」

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