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いつもの日常

前回最後に投稿してから約一年

失踪してすいませんでした。久しぶりに投稿しましたがモチベが続く気はしないので今後不定期で更新します。


ルリと付き合い始めて一ヶ月がたった。お互い初めての恋人という事もあって、最初はぎくしゃくする事もあったけど、今では一日の半分は一緒にいる事の方が多い00

最近朝起きると、綺麗な銀髪を目にすることが多い。

しかもいい匂いがするから、目覚めたばかりなのに心臓の鼓動がはやくなる。


ベットから起き上がり改めて自分の寝ていた場所を見ると、ルリがなにか寝言を言いながら寝ている。

ルリは暑がりのようで寝る時はかなり薄い寝巻きを着ている、まぁ薄いせいでたまーに、いけないところが透けてたりするが、見てしまっても視線をそらし見なかったことにしている。

俺は紳士だから。


「ルリ、鍛錬行くけど来るか?」


そっと肩を揺すりながら、声をかけてみる、すると体を起こし数秒の沈黙の後「いく~」か細い声で返事をする、まだ寝ぼけているのか体を左右に揺らしながら。それを見てると、物凄く抱きしめたくなるがその衝動をぐっと堪えて寝間着から着替える。


最近は朝の鍛錬をルリと一緒やっている。

基本的には自分にあったメニューを黙々とこなすだけだが、最後には軽い摸擬戦をやっている。

摸擬戦を何度か交えてわかったことだが、魔法がかなり得意なようで、シャロと同じぐらいの魔力があると思う。



朝の鍛錬も終わり、リビングに行くと母さんが朝食を作っている。


「おはよう2人とも、朝からイチャイチャできていいわね」


「ハァ、ただの鍛錬だから、おはよう母さん」


「アッハハ、お義母(かあ)さん、おはようございます」


朝から母さんは俺とルリをいじってくる、ルリも返答に困ってるのか苦笑してごまかしている。


あの晩の次の日、朝の食事の場でいきなり「ハクヤとルリちゃん、やっと付き合ったのね」とか言い出し場は混沌と化した。

俺は唖然とし、ルリは赤面し、キャロ、シャロは興奮し、父さんは朝だから寝ていて、言った張本人は何事もなかったかのように朝食を食べていた。

まぁそんな事もあり、すでに俺達が付き合ってるのは家族に知られてしまったわけだが、こうなると家族内で俺達をいじらない人などいなかった。


そしてバレてから、ルリは父さんと母さんの事を「お義父(とう)さん、お義母(かあ)さん」と呼ぶようになった。ちなみにこう呼ばれる事で、父さんも母さんもかなり喜んでいた。


「ご飯できるから、着替えてリビングに来なさい」


「「はーい」」


俺とルリはお互い自室に戻り、学園の準備をしてリビングに戻った。

すでに俺達以外の全員が揃っており、朝の挨拶を交わした後、朝食をとり始めた。


朝食を済ませて学園に向かおうとする俺達のところに、まだじゃっかん寝ぼけている父さんが来た。


「ハクヤ達、行く前にちょっといい?」


「どうしたの父さん?」


「最近、不審者が多くなってるらしいから気をつけてね、この前みたいな事がまたあるかもしれないし」


「わかったよ、行って来ます」


父さんの注意を聞き俺達4人は学園に向かった。

1ヶ月前のことではあるが、あんな事が起こったし、最近は王都内でも嫌な噂がちらほら聞こえる。またルリが狙われる事があるかもしれないし、少しだけ気を張って日常を過ごしてる。

近い内に王都の内情をアレスにでも聞けばいいか。なんて思っていると


「最近何かと物騒だよね~」


「そうね、まぁそんな事関係ないわ、私達にかかれば犯罪者なんて、ひよっこ同然ですし、ルリちゃんもそう思うわよね?」


「え、まぁ油断さえしてなければ」


シャロが話題を切り出す。キャロの言う通り俺を含めたこの4人は油断さえしてなければ、10人ぐらいに囲まれても問題はないが、キャロはちょっと油断しすぎな気もする。

俺がちょっと注意すると「気をつけるわ」と言って別の話題をし始めた。


「そういえば、フォルテ先生が言ってたんだけど、てんいしゃ?の凄い人達が今度学園に来てくれるらしいわ」


「てんいしゃ?って一体何なのかな~」


「キャロちゃん、シャロちゃん、転移者のことはまた後で話しましょう、もう学園には着いたけど、教室まで急がないと時間に遅れちゃう」


歩きながら喋ってたせいで、学園に着く時間がギリギリになってしまった。

俺達は急いで教室に入る。まだ先生は居なくて時間的にはセーフの時間で、クラスのみんなに挨拶をして自分の席に座ると、すぐ後に廊下のほうから、足音が聞こえる。


「みんなおはよう、悪いんだけど先生達、今度来てくれる転移者の人達の会議があって、今日はしばらく授業できないから、クラスのみんなで転移者についてでも話し合ってて。それじゃ」


風のように現れて、風のように去っていった先生にみんな呆然となる。先生達も忙しいようだ。

とりあえず転生者について話し合うように言われたので、アレス中心に話し合いが始まった。

こういう話し合いの場面で、アレスが何かと中心になってくれるから、さすが王子って感じだ。


「転移者について話すぞ。まぁ知ってる奴もいると思うが、とりあえずざっくりとした説明からな」


アレスが話し始めるとクラスが静かになった。


「まずは転移者とは何か、についてだが。その昔まだ、人間と魔族が争っていた頃、当時圧倒的強さを持っていた魔族に対して人間はそこまで強力な力を持ってる人が少なかった。そこで神が人間側にも力を持った人を集めようと、別の世界から素質のある人間とその周囲の人間を強引に、こちらの世界に連れてきた。その際この世界では、こちらに来てもらう事を召喚と言って、王都サブメラ内の魔法使い達が召喚魔法と呼ばれる魔法で神が選別した人をシュテルクストに召喚した。この召喚された人達が転移者と呼ばれている。まぁほかにも転移者は異世界人と呼ばれたりもしている」


転移者について軽い説明が一通り終ってアレスが「ふぅ」と息を吐く、ノアやアレスの護衛組みなんかは、この事は知っているようで頷いていた。逆にキャロやシャロみたいに転移者の知識が全くない人は「へぇ~」といいながら、興味深そうにしていた。


転移者と王族は密接な関係にあり、当時の資料が王城にあるらしく、アレスや貴族関係者は転移者の知識が一般人よりもあるらしい。


そしてその後もアレスによる転移者の話が続いていく...

ノア「まぁ、貴族は転移者のことを知ってて当然だな」


将太「転移者が来るって、まじっすか!」


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