レサルの街、観光!
補足
銅貨10枚で銀貨1枚
銀貨10枚で金貨1枚
金貨1万枚で白金貨1枚
俺達はギルドでの用事を済ませて、この街の観光を始めた。
「父さんまずはどこに行くの?」
「そうだね、鍛冶屋、本屋、宝石屋、とりあえず今の予定では、ここは必ず回るけど、皆どこからがいい?」
「わたしは、どこからでもいいわよ」
「「私達もどこからでもいい」」
「う~んそうだな、じゃあ近いところから回ろうか」
「それなら鍛冶屋が一番近いわね」
母さんがそう言って、俺達はギルドから一番、近い鍛冶屋に行くことにした。
鍛冶屋に入ると、いろんな種類の武器が置いてあったり、展示されていたり、それを見てキャロは興奮して店内のあちこちを見て回った。
「すごいわ、たくさん武器があるわ!普段木の槍を使っているけど、槍にもいろんな種類があるのね」
「そうね、いろんな槍があるわ、キャロちゃん何か欲しいの見つかった?」
「まだぜんぜん決まらないわ!どうしよう、これもいいし、あっちも良さそう!」
「ゆっくり決めな、好きなもの1個だけ買ってあげる、いいよねミリア?」
「そうね、好きなもの買っていいわよ、だけどハクヤ、キャロちゃん、シャロちゃん。武器は自分の命を預けるものだわ、だから自分に合う武器を探しなさい」
「「「はーい」」」
何でも買っていいと言われたので、とりあえず普段使うような剣を探していた。一応<完全鑑定>を使い武器のランクなどを確認するが、全て良質だった。その中で俺は一つの剣を選び父さんの所に行った。
「父さん、俺は決まったよ、速さ重視の片手剣にした」
「そうか、ハクヤがそれでいいなら、大事にしなよ」
「うん、ありがとう」
父さんと剣について話をしている最中、シャロも話に入ってきた。
「あ、兄さんも決まったの~」
「シャロも決まったの?」
「うん、私はいくつかの短剣を振って手にしっくりくるものにしたよ~」
「2人とも、もう決まったのね、じゃあ後はキャロちゃんだけね...そうだ2人ともキャロちゃんの事見てきてあげて」
「「はーい」」
母さんに言われ俺とシャロは、キャロの様子を見に行った。
「キャロちゃん、何かいいもの見つかった〜」
「うーん微妙ね、全ていいのだけど何か手に馴染まないの気がするの」
「キャロ無理に考えすぎるのもよくないぞ、直感に頼るのもいいと思うぞ」
「うーん直感ね...じゃあこれにするわ」
そう言ってキャロは1本の槍を手に取った、悩んでると言ってたけど、どうやらある程度決まってる様だった。各々武器を買ってもらい、鍛冶屋を後にした。
武器を買った後は、その近くにあった宝石屋に行く事になった。。
宝石屋に着いて中に入ると、色んな種類の宝石がショーケースに並べられていた。
「わぁ〜すごく綺麗」
「すご、高い宝石は金貨30枚とかするじゃん」
「え、ハクヤにぃの方はそんなするの?こっちのは銀貨80枚とかだわ」
「ここにあるもので、金貨数十枚必要なものはだいたい何かの効果を持つ宝石ね」
母さんに言われ高めの宝石をひとつ見る。
宝石の置かれてる所に値段と宝石の持つ効果が書かれていた。
「宝石の中には、身につけるだけで魔力が上がったり、疲労を軽減してくれる物もあるのよ」
「ミリヤ買いたいものは決まったかい?」
「うーん...とりあえず、魔力の上がる宝石にしようかな」
「じゃあこれなんかどう?指輪に宝石が埋め込まれてるやつ、性能も結構いいと思うし、ミリヤに似合うと思うよ」
「ありがとう、じゃあそれにするわ」
母さんは父さんに選んでもらい宝石を買った。その表情はすごく嬉しそうで、傍で見ている俺も何故か嬉しくなれた。指輪を見せてもらったが、値段が金貨130枚、すごく高い、だが効果が装着時、自身の魔力量2倍という結構凄い効果を持っている。
それだけの値段も納得だ。
宝石屋を後にした俺達は、最後の目的地本屋に向かった。
本屋では母さんが俺たち子供用の教材を探しに、シャロが魔法の基礎が書かれている本を探しに来ていた。
この世界では一般の本は、専門の魔法を取得すれば複製できる。そのためほとんどの町には本屋があり教材用の本や、いろんな種類の図鑑などが取り扱われている。
「じゃ私とフィンで本探しているからみんなも迷惑にならないように、好きに見て回っていいよ」
「「「はーい」」」
1人で本を探している最中、本棚の中にある1冊の本に眼が行った、それは本というよりかは日記で、日記を手に取り、店員を探して話しかけた。
「すいません、この本見てもいいですか?本棚にあったのですが値段がなくて」
「ああ、その本ですか、いいですよ。でもその本、言語が全くわからなくて解読不可能な商品なんです」
「そうなんですか、じゃあこの本、解読したいので買いたいのですが値段はいくらですか?」
「まだお若いのに勉強熱心なんですね、銀貨1枚でいいですよ」
店員に値段を教えてもらい、父さんから貰ったお小遣いでお会計を済ませる。
「お買い上げありがとうございます。解読頑張ってくださいね」
「はい!ありがとうございます」
店員さんから本を買い、母さん達を探すとすでに買い物を終わらせていた。
母さんに何を買ったのか聞かれ貰った本の事を話し、見せたが、どうやら母さんでも解読はできないようだった。
本屋での買い物を終た頃には、すでに日が傾きはじめていた。
「少し早いけど、夕食にしようか。ミリアいいお店知ってたりする?」
「そうね、ここから近くのお店で、おいしい、お肉料理屋があるわ、そこなんてどう?」
「俺はそこでいいよ、お肉好きだし」
「私もそこでいいわ」
「私もそこでいいよ~」
「よし、じゃあそこに決定で。ミリア道案内よろしく」
母さんの案内で、お肉料理屋に向かう俺達。本屋から意外と近くにあり、外見がおしゃれなお店だった。
中に入るとまるで高級レストランのような内装で、空腹を刺激されるいい匂いがした。
席に座りそれぞれが好きなメニューを頼み終え、少しまでば見事に盛り付けされた料理が運ばれてきた。
「それじゃ、全員分来たわけだし、食べましょうか」
母さんの一言で各々料理に手を付け始める。
「おいしい!お店の料理もおいしいのね!!」
「ほんとに、びっくりするぐらいおいしい~」
キャロもシャロも、おいしさに驚きつつも、食べる手が止まらない。俺も、この世界に来てから母さんの作った料理以外食べた事なかったけど、街の料理もこんなに美味しいとは思いもしなかった。
そうして気が付いたら、目の前にたくさんあった料理はなくなっていた。
「ふぅ~、いっぱい食べた。もうお腹に入らないな。ごちそうさまでした」
「私もお腹いっぱいだわ」
「兄さんと、キャロちゃんはいっぱい食べれて凄いね~」
「みんなが満足してくれたみたいで、私もうれしいわ、また皆で来ましょうね」
「そうだね、また近い内に遊びに来ようか」
料理を食べ終えて店を出た俺達は預けていた馬車を回収して、レサルの街から帰宅した。
帰る最中はみんなで今日の事について話していて、家についてからもリビングで話が盛り上がった。
話は夜遅くまで続きその日はずっと街の事ををみんなで話し合うのだった。
キャロ「初めての街楽しかったわ!」
シャロ「いいものも買えたしね~」
ハクヤ「あの日記...」




