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最近名乗ってない気がする

吾輩はぬこ様である。


呼ばれることはあれど、名乗るの減った気がする。

タマとかジョセフィーヌ呼びになれてしまっただと。馬鹿なそんな馬鹿な。吾輩は

「なーーー。」

である。決して、ダサいタマでもクサイタマでも小さいタマでもない。(埼玉への熱い風評被害)


武蔵と言えば埼玉なのに、江戸に取られるダサいタマ。

関東管領や古河公方足利、河越城や忍城が武蔵の中心だったのに、江戸に取られるダサいタマ。上杉すらも新潟に取られるダサいタマ。

江戸城と言えば太田道灌なのに、武蔵と言えば太田三楽斎こと太田資正なのに、松平さんとこの長男の次郎三郎君に食われるダサいタマ。さらには太田市は群馬に取られるダサいタマ。

のぼうの城こと忍城と言えば、成田氏なのに、成田市を千葉に取られるダサいタマ。

足利市だって、源姓足利氏(尊氏の祖)のある栃木に取られるダサいタマ。

後北条氏と言えば、河越野戦なのに、小田原城ほどの知名度に欠けるダサいタマ。

武蔵と聞けば、宮本武蔵なのに出生地は美作(岡山)に、巌流島と言えば、山口に取られるダサいタマ。

あれ。本気で色々周りに取られてない。あれ、さいたま市ってことは、明治維新は政府側だよね。そう、実は江戸に近いから叛逆されないために、ものすごく細切れの藩だったのを県にしたから、10個くらいの藩が引っ付いてるし、もともと浦和市が県庁所在地なのが埼玉。

あれ、割と本気で魅力度ランキング最下位争いの栃木、茨城、群馬の方が美味しいんじゃ。


武蔵さん、家康来るまで田舎だから江戸とられると急に歴史的なもの消えるなあ。


みんな、歴史は大名とかの苗字が地名と一致してて、実際に訪れた時にちょっとした感動を覚えれるから、そこから楽しむといいよ。現代の苗字ですら一部は来歴分かるし。


そんなことよりも問題はタマでない。都会で自殺する若者よりも、タマでない。ニューヨークの川沿いがリバーサイドなことよりもタマでない。都会で他殺する鉄砲玉は問題だけど、昭和なら日常だったから、やっぱり問題はタマでない。


「タマー。」

「なーーー。」

「タマー、今日もはい。召し上がれ。」


あっ、タマでもいいです。今日のご飯はなんだろな。

偶には偶にはこう、ちゃうちゃうちゃう奴を。


「はい、ジャーキー。」


惜しい気がしなくもないし、これは普通に美味しいからいいんだけど、何か違う。


「美味しいでしょ。お父さんお手製なんだ。」


ああ、帰ってたんだ。忘れてた。結局、不幸な事故だったとして、相手貴族は身代金もなく帰って、軍もすぐに副官同士が講和したらしい。解せぬ。


けつの毛すら抜くべきところで、抜けたの髪の毛だけとか、どういうことだろう。けつの毛は抜いても抜いても生えるのに、まったく髪の毛ときたら。

儲けどころか、もう毛すらゼロじゃないか。


「あら、アリスも来てたの。」

「あっ、ジョシーちゃん。おはよう。」

「おはよう。ジョセフィーヌもおはよう。今日も約束のお魚を持って来たわ。」


魚だ、魚だ。カワハギだ。

あっ、やっべ。

「なーーー。」

忘れるところだった。

「はい、おはよう。」

挨拶と思われてないか、これ。

「なーーー。ニャ。(なーーー様、おはようございます。)」

「ニャ。(おはよう)」


「タマのお友達もどうぞ。」

「ニャー。(ありがとう。)」

「こちらもどうぞ、ジョセフィーヌとはお友達なの。」

「にゃにゃにゃ。(いえいえ、いつもお世話になっています。)」


ふむ、これは由々しき事態だ。タマとジョセフィーヌで定着してやがる。ガツガツ、うまうま。


ふう、お腹いっぱい。お昼寝しよう。そうしよう。

あれ。何か問題があった気が・・・まあ、寝て起きたらにしよう。それで忘れてたら、割とどうでもいいことだ。


本日の吾輩は

悩みが浅いタマ。

って誰がじゃ。

関東人じゃないから、本気で埼玉、浦和レッズとクレヨンしんちゃんくらいしか。翔んで埼玉は見てないし。

頑張って、武蔵国知識を捻り出すものの、埼玉が悉く外れて行く不思議。

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