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様々な世界・世界の詩

遊びの世界

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2022/02/28



 色あざやかで模様のついたカラフルな世界。


 空は水玉模様で、青と白。


 大地はストライプになっていて、茶色と赤。


 森の木々はまだらだったり、格子柄だったりいろいろ。


 見ているものが、楽しくなるような景色があった。


 たのしげなのはそれだけではない。


 その世界は、たくさんの玩具があった。


 だから、その世界にやってきた子供達は、歓声を上げて遊具に走り寄っていく。


 みな、夢中になって遊んでいた。


 滑り台やシーソー。


 ブランコ。


 それだけではない。


 ボードゲームやテレビゲーム。


 トランプやサッカーボールや縄跳び。


 などというものまであった。





 科学は進歩した。


 その結果、昔の人々が考えた事は大抵できるようになってきている。


 バーチャル空間の開発。


 それも、またその事の一つだった。


 世界は作り出す事ができる。


 今の時代は、そうなったらしい。


 その結果、一つの仮想世界が存在していた。


 しかし、何であっても、始めての行いにはみなが慎重になる。


 失敗があるし、間違いがある。


 そのため、何をどうするかしっかりと議論を重ねて、相談を行って決めなければならなかった。


 仮想世界の研究者達は、何日も話し合った。


 その結果、導き出されたのが最初につくるのは、遊びの世界がよい、という事だった。


 子供は予測できない動きをする。


 大人には想像もしない事をする子もいるだろう。


 だから、仮想世界の開発と研究にはぴったりだった。


 その後、研究者達は遊びを研究し、たくさんの遊び道具のある世界を作り出したのだった。


 子供達は大喜びだった。


 色々な遊び道具を使って、その世界での遊びを楽しんでいる。


 遊びに夢中になった子供達は、とても良いデータを残した。


 だから、研究者達は研究に協力してくれた子供に礼を言って、彼等を家に帰した。


 突拍子のない研究だったが、十分なデータをとれたことに彼等は満足していた。







 その現代は科学が進歩した世の中だ。


 しかし、新しい事をやるにはまだまだ慎重な世の中であった。


 そのため、彼らの研究にはなかなかゴーサインがでなかった。


 我慢できなくなった研究者達は、ゴーサインが出る前に、勝手に子供を集めて研究を行ったのだった。


「データさえ残せば、成果さえ残せばこっちのものだ。さあ、資料をまとめてしまうぞ」


 研究者達のまとめ役は、満足していた。


 その後、集めた子供が一人だけ帰らなかったことを知るまでは。



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