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仲良し家族、まとめて突然!異世界ライフ  作者: ぷい16
新しい生活
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エテラーシアとの結婚披露宴

 とうとう二郎とエテラーシアの結婚披露宴の日がやって来た。


 会場はタンザナティア王国王城、カカクトロス城の大広間。ここに国中から貴族が集まっている。


 親族席には麻宗(あそう)家の面々やザガンガ王国の王族、バーンクリット公爵家の面々、岐阜の両親が出席している。妊娠8ヶ月になったミネルバやカッテリーナも()る。家に残ってもいいと言ったのだが、タンザナティア王国との友好的な関係を築くためには出席したいと言い張ったのだ。ちなみに2人は岐阜の両親にコミュニケーションの魔法をかけてもらっている。


 床にはスモークがたかれ、二郎入場。そして、タンザナティア王国ジンジョルノ国王に手を引かれながらエテラーシア入場。ドライアイスの演出も、光を落とし、スポットライトを照らす演出も、レーザー光線もこの国では初めての演出のため、来賓客は度肝を抜かれたのだった。そして、



「この披露宴は、ジロウ・アソウ名誉伯と、我が娘、エテラーシア・ザビエルの結婚披露宴ではあるが、我がタンザナティア王国と、ザガンガ王国との友好な関係を取り持つ式典でもある。それを踏まえて実りある式典にしたいと思う。(みな)もそのつもりで。しかし何だ。今日は楽しもう!」



 ジンジョルノ国王は、司会からマイクを奪い、予定外のスピーチをしやがる。シンと静まりかえった後、歓声が沸き起こる。歓声が収まった頃に、新郎新婦の略歴。二郎が作成した過去映像をバックに。



「2人の結婚を祝して、 乾杯!」


「「「「「乾杯!」」」」」



 そして、2人の過去映像を流しながらお食事タイム。新郎新婦はこの後お色直しがあるため、優雅さを保ちながらも急ぎ気味に食事をする。そして、



「新郎新婦がお色直しのため退席します」



 新郎新婦は着替える。その頃、来賓客も食事を食べきり、食器は下げられ、テーブル、椅子は片付けられた。


 そして、この大陸では定番のダンスタイム。優雅な踊りから、情熱的な激しい踊りまで、幅広い音楽をかけた。地球の楽曲も混ぜておいた。地球由来の楽曲はこちらの世界より、演奏する楽器の数が多い。地球の楽曲をかけたときにはその奥行きの広さに最初、来賓客の動きが止まるのであった。


 さすがにミネルバとカッテリーナは踊れないので、壁際で談笑していた。話しをするだけでも外交の一端である。



「それでは名残惜しいですが、最後の曲になりました。ミュージック、スタート!」



 この国では下位の貴族から自然と抜けていくことをせず、終わりがハッキリとしているようだ。最後の曲を踊りきり、



「それでは、ジロウ・アソウ名誉伯爵と、エテラーシア・ザビエル王女の結婚披露宴はこれにてお開きとさせていただきます。ご来賓の皆様、お越しいただきありがとうございました」



 万雷の拍手に包まれ、披露宴はお開きとなるのであった。



 その後、新郎新婦は着替え、ザガンガ王国の面々をゲートで送り届け、その日はゆっくりと休むのであった。ちなみに岐阜の両親は、一旦ザガンガ王国の邸宅に泊め、翌朝に日本の家に送り届けたのであった。



 翌日。二郎と(かおる)(そろ)ってカカクトロス城大広間に設置した機材のお片付け。機材を取り外し、チェックリストにチェックを入れ、アイテムボックスに放り込んでいく。全て片付け終わったら、転移で日本に行き、レンタル業者に返すのであった。



 次の二郎の休みの日の早朝、彼はハスピリーネ山脈の(ふもと)まで来ていた。



「さぁて、お山の向こうはどうなっていますかねっと」



 二郎は浮遊魔法で空高く登っていくのであった。



 飛んで3時間後、山は終わりを告げ、村を見つけた。二郎は自分にコミュニケーションの魔法をかけ、村人に話しかけた。



「私は旅の者ですが、ここは何国のどこですか?」


「ここはジルベチア王国のリゴの村です。旅人さんですか。こんな何も無いところに珍しい」



 二郎はもっと大きな街がないか聞いてみると、



「あっちの方角にバーザハートという街があります。今からなら日暮れまでには着けるでしょう」



 コミュニケーションの魔法越しに言葉を聞いてみると、どうもタンザナティア王国と同じくアーメイヤス語を使っているらしい。


 二郎はその示された方向に飛んでいくのであった。



 程なくしてバーザハートの街に到着。


 二郎はぶらっとバーザハートの街を(なが)め、



「王都はどの方角ですか?」



 と、町の人に聞いてみた。



「首都、テンジャガヤはあっち方面だが、行くなら乗合馬車があっちから出ているよ」



 街を抜け、言われた方向に浮遊魔法で飛び立つ。



 2時間ほど飛んだであろうか。



「おいおいまたかぁ」



 街道の向こうに豪華な馬車が3台に少し格は落ちるがそれなりに豪華な馬車が4台、白鎧が30名、馬車を守りながら敵に向き合っているのに対し、黒鎧が50名。白鎧と黒鎧が交戦状態になり始めている。


 二郎はそれなりに近づくと、ゲートで宮廷魔道士を6名応援に呼び、



「助太刀致す。スーパーブラスト!」



 白鎧側に助太刀し、応援の宮廷魔道士たちも交戦状態に入るのであった。

お読み下さりありがとうございます。


ちなみに、テンジャガヤは、天下茶屋を適当に打ったらこうなりました (- -;)


地球や日本、リアルな世界とこの話での世界観は同一ではありません。また、ぷい16が理想とする世界観でもありません。フィクションとして楽しんで頂ければ幸いです。

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