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12話 春コーデな世界1 3/4

 こゆきはわくわくしながら一人で舞台の上に立つと、豪快にマントを取った。



「おぉすごい!!」


「大胆ですね」


「きれいな脚だね……」



 舞台の上にスポットライトを浴びて、こゆきは堂々と立っていた。

 まずは身長を高く見せるためにヒールを履き、足を長く見せるためにハイウエストのミニスカート。

 ピンク色の半袖シャツにはたくさんのレース、胸元には長いリボンが幾度となくクロスしている。袖先にも黒いフリルが付いており、可愛さが目立つ。

あかり、つくよ、せいなは歓声をあげて、拍手をした。ものすごく興味を持ち質問をした。



「このスカート短くない!!?」


「これキュロットだから、見えない構造になってるよー」


「服でかなり印象変わりますね」


「そうだね、女の子にとって服選びって大事よねー」


「脚とかそんなに出すとスースーしない……?」


「慣れれば平気、動きやすくていい感じだよー」


「動きやすいって良いよね!!」


「だねー、それじゃあ次はだれいくー?」


「自分が行くよ……」


「せいな、頑張ってくださいね」



 せいなは先ほどこゆきが立っていた場所に立つと自信を持つようによしっとつぶやくとマントを取った。

 少しだけ自信なさげな雰囲気で立っていた。

全体的に黒をベースにしたオールインワンを着ており、生足は出してないものの黒により引き締まって見える。

 オールインワンには軽いフリルが付いており、可愛さを引き立てている。中には白いTシャツを着ており、細い腕の魅力を強調している。


挿絵(By みてみん)


「どうかな……? 」


「せいならしい感じでいいわねー」


「似合ってますよ」


「ありがとう……」


「その服動きにくい!?」


「そんなことないよ、結構ゆったりしてるよ……」


「そうなんだ、お出かけにはちょうどよさそうだね!!」


「うん、これ気に入った……」



 せいなはみんなから褒められて、自信がついたのか、ショーが終わるころには堂々と立っていた。

ほほ笑んだ笑顔で小刻みに腕を振ったりして、盛り上げた。



「それじゃあ次はうちが行くね!!」


「お願いします」


「あかりの服、楽しみだね……」


「ゆきのアドバイス役にたったかなー」



 あかりはせいながいたステージに立った。

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