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11話 VRゲームな世界1 2/6 

 そして四人はVRゲームの世界へと旅立つ。




 VRの中。



 渓谷ステージ。



「みなさん、装備は整えて来ましたね」



 つくよは三人に確認を取る。


 ここはドラゴンハントッ!の世界の中だ。


 四人ともドラゴンをハントッするための装備をしている。



「せいなは槍を使うのですね」


「うん。私狙撃や銃撃も苦手で剣や拳は近すぎるけど、槍だと距離を保ったまま戦えるから得意......」



 せいなの武器は深海のように青い槍、マリンブルースカイだ。


 長さ2mを超す長身に槍頭は素槍だが、ゲーム要素を意識してか槍頭のところが少し右にカーブしている。

 服装は上はインナースーツのような黒色の服から鎧を装着し、胸部はビキニアーマーのような紫色の防具に、お腹周りは軽装な草摺のみ。肩と二の腕は露出し腕当と手甲は銀の防具を装着している。

 下は黒タイツのようなインナーに、青紫の脛当が装備されている。

 動きやすさと防御力を考えたバランスの良い装備となっている。



「あたしは剣だよ!! これで敵を斬りまくる!!」



 あかりはそう言うと大剣を振り回してアピールする。あかりの武器は2mを超す大剣、デストロイだ。


 大きさはせいなの槍とほとんど同じだが、大剣の方が太くて重い。そのため、手数で攻めるせいなとは対照的にあかりの攻撃は一発一発が重い。刃だけでも1.5mはあり、刃の中心には金色の魔法みたいな言語でなにか描かれている。


 あかりは防御力よりも速さ。そしてオシャレよりも実用性重視の装備をしている。

 簡素な脛当と腕当、手甲。全て銀色で、胸当てはワンポイントで深紅の赤色である。他の露出し、せいなのようなインナーも着ていない。



「ゆきはクローだよー」



 こゆきは両腕にはめている爪の武器をガシンガシンと鳴らしている。こゆきの武器のクローは黒曜石のように黒く、ブラックタイヤモンドのように美しい。こゆきの武器、黒曜の爪は指一本一本に釜のような鋭い刃が付いている。


 防具はこゆきらしいファンタジーな服装で、白を基調とした服装で、脛当は金属製のステンレスのような防具だが、上はひらひらとした白の布の防具で、ファンタジーっぽさがあふれ出ている。手甲は金属製だが胸当は普通の服のような素材で、防御力はほとんどない。



「かっこ良い!!」



 あかりはこゆきの黒曜の爪を見て、目を輝かせている。



「つくよのライフルも重厚感あるね」


「ありがとうございます。私もこの武器、フリートを気に入ってるんですよ」



 自分の武器をせいなに褒められたつくよは、頬を少しだけ緩ませる。


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