表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

64/433

8話 フォースボールな世界1 3/5

「でも、まだゴールまで距離あるよ……?」



 ゴールまでは約20メートルあった。そして攻撃権はあと2回ある。前半の残り時間が残り1分ぐらいだ。



「確かにタッチインするのは厳しそうですね」


「じゃあキックを狙うー?」


「それなら、もう少し近づかないとだねっ!!」


「ロングパスで距離を稼ごうよ……」


「そうですね」


「よし、がんばろうー」



 作戦の相談が終わりプレーが再開された。まずはつくよがボールを持った。


 そしてあかりにボールを渡すふりをした。影たちはあかりを止めに走った。その隙にせいなとつくよがなるべく前へと走った。そしてあかりがボールを持ってないことに気づいた影は、つくよのブロックへと向かった。


 その隙をついて、せいなへとパスをした。



「ナイスキャッチです。せいな」



 今のプレーにより10メートルほど近くなった。



「この距離なら多分いけるねー」



 その後つくよが蹴ったボールが見事に決まり、9ー0とさらにリードを広げた。


 しかしその後、残り僅かな時間で影もキックを決めて9ー3になって前半戦を終えた。



 ハーフタイムになり4人は水を飲んで休んでいる。



「後半はどういう作戦でいきましょうか?」


「リードしてるし、守る作戦でいくのもありかなー」


「でも油断できない点差だよね……」


「うちも点数決めたいし、私がいってもいい? 」


「いいと思いますよ、点差が広がれば安心出来ますし」



 丁度作戦が決まったころ、影が4人でやってきた。



 すぐ近くまでやってきて、よくわからないダンスをしていた。



「パフォーマンスかな……」


「みたいだね、なんで無音でやってるんだろうねー」



 影は目の前でいきなり四つん這い人間ピラミッドを作り始めた。



 一段目には3人いるが、2段目は一人だけだった。そしてそのピラミッドには白い影が上り始めて一番上でポーズをとった。



「すごーい、運動会みたいだね!!」


「ハーフタイムにすごいわねー」


「あの白い影さんは何でしょうか」


「確かに、黒い影さんの中で一人だけ白いもんね……」


「もしかして、すごい強かったり!!」



 白い影はそっとゆっくり降りてきて、向こうのベンチへと戻っていった。


 ハーフタイムが終わり、後半戦が始まった、相手のフィールドを見るとさっきの白い影が混じっていた。



「私たちは守備からですね」


「うん、がんばろー」


「絶対勝とうね!!」


「この調子で行けば勝てるよね……」



 影の攻撃で、さっそく白い影にボールが渡った。その直後のことだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ