8話 フォースボールな世界1 1/5 執筆:八神ん 先生
≪明日のフォースボール試合に勝利せよ≫
そう表示されていた。
フォースボールとはルールはアメフトに近いスポーツである。
1試合が前後半5分の計10分で行われる。
1チーム4人でポジションや配置の決まりは特にない。コートの大きさは全長50メートル、攻撃時のパスは何度でもOKでボールを持った選手の膝から上が地面に着くことで一度の攻撃が終了する。
最大で1ターンに3回まで攻撃が出来て、3回以内に得点しないと攻守交替する。
得点の方法はボールをもってエンドラインまで走り切る、もしくはエンドラインに立っている2本のポールの間をキックで通過させる。
エンドラインまで走りこむとタッチインで5点、ポールの間を通過させるとフィールドゴールで3点が入る。タッチインの時のみ追加点を狙うことが可能である。
「フォースボールの試合かー」
「みんなでやると楽しいよね……」
「楽しみですね」
「うん、頑張ろうね!!」
早速、4人はフィールドに飛ばされた。50メートルのフィールドは少し広く感じた。
服は競技用のユニフォームで走りやすくなっている。
「やっぱりフィールドって広いよね……」
「だね、走りがいあるよねっ!!」
「なんかこのユニフォーム可愛くないよねー」
「ユニフォームですし、仕方ないと思います」
こゆきは少しだけ考え込むと絶対権限を使った。
「絶対権限発動ー、ユニフォームを可愛くして、フリルとかあると嬉しいー」
4人のユニフォームはチアガールみたいな衣装へと変わっていた。
「わっ、スカートだぁ……」
「可愛いですね」
「あ、でもこの短さだと走ったとき見えないかな? 」
「そのためのスパッツだよー」
4人はユニフォームに満足したところで練習をすることにした。つくよがボールを持つと思い切り投げた。
せいながキャッチする。ボールはラグビーボールなので捕るには少し技術が欲しい。
「つくよって投げるの上手いよね」
「ありがとうございます、せいなも捕るのが上手ですよ」
「うちも捕れるかな!?」
「それじゃあ行きますね」
つくよがあかりに向かってボールを投げた。しかしあかりはうまく掴めずに落としてしまった。
「やっぱり難しいね!!」
「もう一回行きますよ」
「よっと、今度は捕れたよ」
続いてこゆきに向かってつくよが投げるとギリギリのところで捕ることが出来た。
「なんとかですねー」
「それじゃあ次は走りだね……」




