7話 七不思議な世界1 8/8
残りは1つ。
皆で探したが見つからず、夜明けで空が明るくなってきた。
「実は、6 つしかないんじゃ......」
呟いたせいなに「まさかー!!」とあかりが言っていれば、ピラリと紙が落ちてくる。
≪七不思議なのに六つしかない不思議≫
「ああー、そういうことか!!」
「6 つしかないってのを見つけないといけないっていう......」
「なるほどー」
「怖いかと思いましたが、なんだか楽しかったですね」
4 人で顔を見合わせ笑って、全条件をクリアした。
部屋に戻れば、こたつの上には美味しそうなミカンが置かれている。 皆でこたつへと入り、ミカンを食べた。
「だけど、『夜中の学校で勉強しろ』が条件じゃなくて良かった!!」
あかりの言葉には、ふふっ、とつくよが笑う。
「現国、古典、数学、化学、英語、日本史のテストで全教科 80 点以上取れ、とかですか?」
「あーそれならせめて体育入れてほしい!!」
「ほんとにそんな条件が出てきそうだから、この話題はやめよー」
こゆきの言葉には「うん」とせいなが笑いながら頷いて、ミカンを口へと入れる。
「お菓子を完食すること、だったらいけるかも......」
「あ、そう言えばあの CM の曲名はねー」
次のゲームが始まるまでの、のんびりとした時間。
ゲームの楽しみの 1 つは、攻略した後に皆でおしゃべりできる、こんな時間だ。




