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6話 ファンタジーな世界2 3/4

 その後、武器を手に入れた四人は魔王がいる最上階を目指す。



「ここはこうで。ここはこうだよ......」


「ありがとうございますせいな。とても助かりました」



 せいなが案内をし、つくよはそれに感謝の気持ちを述べる。


 そしてたどり着いた最上階。


 しかし、魔王がいる魔王の間の扉はなく、ただ壁だけが広がっていた。



「ここで合っているはずなんだけど......」


「壁しかありませんね」



 せいなは困惑した表情を浮かべ、つくよは呆然とした表情を浮かべる。



「ここが頂上ー。眺めが良いー」


「まさに絶景だね!!」



 こゆきとあかりは外の風景を眺めて興奮している。



「とりあえずここが最上階なのは間違いありません。みなさん探しましょう」



 つくよの号令で四人はそれぞれ壁や通路を探し始める。



「探すぞー」


「う~ん、ここかな......」


「どこだ!魔王がいる部屋は!!」


「ここで間違いないはずなんですけど」



 四人が一生懸命探し始めてから二十分後。



「どこにもないね……あっ......」



 せいなが壁に手を着いた時、壁のタイルがへこんだ。


 すると大きな音が壁中から聞こえ、扉が現れた。



「扉だ!!」


「もしかして隠し扉だったんですか」


「すっごーいせいなー」


「あ、ありがとう......」



 せいなの活躍のおかげで、魔王の間の扉が現れる。


 あかりとつくよは驚きの声を上げ、こゆきはせいなを褒める。


 褒められたせいなは嬉しそうにはにかむ。


 その後、扉を開けて四人は魔王の間に入る。



「魔王がいない......」


「ふしぎー」


「これはどういうこと!!」


「おかしいですね。魔王城の中どころか、魔王の間にも誰もいないなんて」



 四人の言う通り魔王の間には魔王どころか敵もいなかった。



「これじゃー、課題クリアできないね!!」



 あかりは思案した表情を浮かべる。



「なぞー」


「もしかして他に部屋があるのかな......」



 こゆきとせいなはあたりをキョロキョロと見回す。



「そういえば今回はなぜか中国語でしたよね」


「中国語ー」


「中国語!!」


「中国語......」



 つくよの言葉に三人は今回の課題が中国語だったことに気づく。



「そして誰もいない魔王城。手に浮かんだ数字。私たちの動物をモチーフにした格好……もしかして……いやまさか。そんなことあり得るんですか」


「どうしたのつくよ!一人でブツブツ呟いて!!」



 ブツブツ呟いているつくよのことが心配になったあかりはつくよに声をかける。



「もし間違っていたら申し訳ないんだけど魔王ってもしかしてこゆきじゃありませんか」


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