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6話 ファンタジーな世界2 2/4

 武器庫を探して一時間。四人は迷子になっていた。



「おかしいですね、地図はこっちで合っているはずですが」


「つくよ大丈夫?!!これ完全に道に迷ってるよね!!」


「なんか同じところをグルグル回っているみたいだよ......」


「グルグルー」



 地図を見ながら歩くつくよは頭を抱えながらうなっている。


 あかりとせいなは同じところをグルグル回っているだけだと気づく。


 こゆきは、魔王城探索を純粋に楽しんでいた。



「あのねつくよ。多分こう行くんじゃないのかな」



 せいなは地図を見ながらつくよに武器庫の行き方を説明する。



「……なるほど、ありがとうございます、せいな」


「ううん、……つくよ、そっちじゃなくてこっちだよ」


「……すみません」



 武器庫のルートを教えてもらったつくよは早速向かおうとするものの、反対方向に行ってしまい、せいなに呼び止められる。


 その後、せいながみんなを案内し武器庫にたどり着く。



「今まで敵に会わなかったね......」


「そうですね。魔王城にしては敵の姿を見ないですね」


「とりあえず武器だー!!」


「ぶきだー」



 せいなとつくよは敵がいないことに不審感を抱く。


 一方あかりとこゆきは武器庫にある武器に興味津々であった。


 その後、武器庫のドアを開き、中に入る。



「たくさんありますね……」



 つくよは武器の多さに驚きを隠せない顔をする。



「すっごーい!こんなにもたくさん武器がある!!」



 あかりは一目散に中に飛び込む。



「ぶきだー」



 こゆきも武器に魅入られ、中に飛び込む。



「罠とかないよね......」



 せいなは慎重に中に入り、武器をあさる。



「これは立派な杖ですね」



 つくよは先端に青い球体の宝石が入っている杖に一目惚れをする。



「あたしはこれだぁ!!」



 あかりは勇者の剣のような神々しい剣を手に取り、かっこう良く剣を掲げる。



「ゆきはこれにするー」



 こゆきは呪文詠唱の他に、物理攻撃にも使える棍棒を選ぶ。



「自分はこれにしよう。動きやすそうだし......」



 せいなは軽そうな二振りの小太刀を腰に付ける。



「みなさん、武器は選びましたね」



 つくよはみんなが武器を選び終えたか確認する。



「もちろん!!」


「うん......」


「おっけー」



 三人は三者三様に頷く。


 その後、武器を選び終えた三人が武器庫から出ようとした時、あかりがなにかを踏んでしまう。



「あれ!!」



 あかりが踏んだタイルが下に沈み、四方八方から矢が飛んでくる。



「わわわわわ!!」



 あかりに矢が何本も飛んでいくが、鎧のおかげですべてはじかれた。



「私ももう少しで刺さるところでした」



 つくよも冷汗をかきながら青ざめていた。つくよの近くには無数の矢が刺さっていたからだ。



「自分のところには来なくて良かった......」


「ゆきもゆきもー」



 せいなとこゆきは運良く矢は飛んでこなかった。



「鎧がなかったら危なかったよ!!」


「ハラハラしたー」


「凄くビックリした......」


「でもみなさん怪我をしなくて本当に良かったです」



 その後、武器を手に入れた四人は魔王がいる最上階を目指す。


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