4話 無人島な世界1 5/7
「せいな、起きてください」
せいなはつくよに体を揺らされゆっくりと目を開けた。
「あれ? つくよ……」
「どうやら無人島に着いたみたいですよ」
「あかりとこゆきは……」
「いらっしゃらないみたいです」
せいなはなんとなく状況を把握した。そしてミッションが表示されていることに気づいた。
≪釣竿を作れ≫
「簡単だね……」
「せいなってやっぱり細かい作業得意ですよね」
つくよは隣で見ており、せいなが集中していた。
「私にも教えてください」
「うん、いいよ……」
「ありがとうございます」
そしてつくよとせいなはそれぞれ釣竿を完成させた。ミッションクリアと表示されて、毛布が出現した。
「これはここで寝れるようにということでしょうか」
「そう……かも……」
「もうそろそろ日もくれそうですし、この辺で寝ましょうか」
「うん……」
つくよとせいなは安全に寝られそうな場所で毛布にくるまった。
そして二日目の朝がやってきた。目を覚ますとミッションが表示されていた。
≪魚を釣り上げろ≫
「これって昨日作った釣竿で釣ればいいんですかね」
「そういうこと……」
偶然にも近くに釣りが出来そうな場所を見つけた。早速釣竿を使って始めた。
しかし十分ぐらい過ぎたところであることに気づいた。
「うーん、なかなか釣れないですね、お魚はいそうなんですけど」
「あ、エサがない……」
「やっぱりエサがないと釣れないんでしょうか? 」
「多分ね……」
そんな話をしていたが予想外のことが起きた。せいなの釣竿が引っ張られた。
「わっ、なんか強い……」
つくよはそれに気づいて、せいなの釣竿を一緒に引いた。
「これは結構重いですね」
なんとかして、釣り上げた竿の先には大きい魚が引っかかっていた。
「さすが、せいなです、運がいいですね」
「ありがとう……」
無事に二日目のミッションを達成できた。ミッションの達成ということで、火おこしの道具が出現した。せいなが指示をして、つくよが手伝い火を起こすと魚は奇麗に焼けた。
「美味しいですね」
「うん……」
お腹を満たしたところで火を消して、つくよとせいなは寝ることにした。
そして三日目がやってきた。朝になり二人は起きた。今日もまたミッションが表示されていた。
≪森の中を散策し、小屋を見つけろ≫




