4話 無人島な世界1 3/7
≪森の中を一万歩歩く≫
「これが今日のミッションかー」
「時間はかかるけど行けそうだね!!」
「万歩計も用意されているー」
あかりとこゆきは早速腰に付けて、森の中へと向かった。のんびり話しながら歩いていると万歩計の数はあっという間に5千を超えた。
「そういえばお腹空いたね!!」
「何か食べたいよねー」
「あ、キノコ生えてる!!」
「やめたほうがいいよー」
「ちょっとだけならいいんじゃない!!」
「毒キノコだったら大変なことになるよー」
あかりはキノコを諦めたが、きょろきょろと見まわして食べ物を探していた。
「あかり、あれヤシの木じゃないかなー」
「つまりあれなら食べられるってことだよね!!」
「うん、ただどうやってとるかが問題だねー」
「うちに任せて、≪絶対無敵≫発動!!」
あかりは絶対無敵を使って体を強化し、ジャンプした。そしてそのまま木の実を取って着地した。その手には二つの木の実が握られていた。
「ありがとうー」
「これ美味しいね!!」
二人で美味しく頂いて、歩くのを再開して、無事に一万歩達成することが出来た。
「やったねー」
「うん、結構簡単だったね!!」
「そうだね、あ、川があるー」
あかりとこゆきは広めの場所を見つけて毛布でくるまった。
「明日は、どんなミッションがあるのかな!!」
「楽しみだねー」
そして三日目の朝、あかりとこゆきは目を覚ました。
今日もミッションが表示されていた。
≪イカダで川を下れ≫
川の横にはイカダが用意されていた。
「これで下れってことだね!!」
「それじゃあ早速やろうかー」
二人で協力して、イカダを川に浮かべた。
「すごい、浮いた!!」
「それじゃあかり、先に乗ってよー」
こゆきがイカダを支えて、そっとあかりが乗った。
あかりはイカダに乗るとこゆきに向かって手を伸ばした。こゆきはその手を掴むと、イカダに一歩踏み出した。
「思ったより揺れるねー」
「だね、この揺れまさにイカダって感じだよね」
あかりとこゆきが乗ったイカダはちょっとずつスピードを上げて、川を下っていった。特に危なげなく順調に進んでいる。
「のんびり出来て気持ちいいね!!」
やがてイカダが海へとたどり着く。
「あれ? ここってスタート地点!!?」




