1話 コンビニな世界1 1/2 執筆:八神ん 先生
四人はミッションを終えて好きなことをして過ごしていた
「もうすぐミッションが始まるね!!」
「今度のミッションはなんでしょうね」
≪コンビニで一日アルバイトせよ≫
「アルバイト……」
「今度は働くのかー」
四人の前にディスプレイが出現し、研修用の動画が流れた。レジのやり方や接客のやり方、揚げ物の揚げ方や品出しの方法が順々に流れている。
「なんだか難しそうですね」
「出来るかな……」
「大丈夫でしょ!!」
「がんばろうー」
時間になって四人はコンビニへと飛ばされた。
あかりはつくよと一緒に飛ばされて、せいなとこゆきは別の店舗に飛ばされた。
身に着けていた服も黒を基調として緑のラインが入っているユニフォームに代わっていた。
「このバイト服かっこいいですね」
「だね、がんばろうね!!」
「えっとまずは揚げ物を揚げるんでしたっけ?」
「あ、ここに説明が書いてあるよ!!」
チキンや唐揚げ、ポテトなどそれぞれいくつ上げればいいか書いてあった。その説明を見ながらそれぞれ食品を取り出した。
「これをセットして、ボタンを押すだけみたいですね」
ボタンを押すとフライヤーが沈んでいき、ジューという音が響き渡る。およそ五分経ったくらいにフライヤーからチキンが上がってきた。
「揚げたてのチキン、美味しそうだね!!」
「あかり、食べたらダメですよ」
「わかってるって、後でにするよ!!」
その後、順調に上げていき、揚げ物を入れるケースは一杯になった。外から見てもボリュームがよく奇麗に並んで見える。
「つくよ、ちょっとこっちに!!」
「なんでしょう? 」
「口開けて、内緒だよ!!」
そう言ってあかりはポテトを一つ、つくよの口に入れた。
「揚げたて、すごく美味しいですね」
「でしょ、これは食べないと損だよね!!」
「つまみ食いは行儀が悪いですよ」
そう言いながらポテトを味わってレジの位置へとついた。そしてお客さんが店内に増え始めた。
「いらっしゃいませっ!! はい、チキンですね」
お客さんが持ってきた商品をレジで打ち、時々揚げ物の注文も入る。あかりは何回かやっていくうちに感覚を掴んだ。
「ありがとうございます」
元気よく挨拶して、順調に仕事をしていく、次々と来て、揚げ物も売れて、商品の棚もぐちゃぐちゃになってた。
つくよが揚げ物がなくなっていることに気づき、フライヤーの前へと立った。
「それじゃうちは棚とか整理してくるね!!」
ピークは過ぎてお客さんはかなり少なかった。すごい売れたことを実感しながら棚の整理をしていた。あかりは棚を整理しながらため息をついた。
「疲れたし、少し休憩したい!!」
ジュースを持って、レジに戻った。つくよに休憩してきていいか聞くと笑顔でいいですよと答えてくれた。
「あ、つくよ、揚げたてチキン一つちょうだい!!」
「しょうがないですね、はい、熱いので気を付けてくださいね」
飲み物とチキンを自分でレジで売って、休憩室へ行った。
「めっちゃうまい、揚げたて最高っ!!」
あかりは食べてのんびりして、このチキンの為なら頑張れそうな気がした。
「一人にしてごめんね、つくよ!!」
「いえ、元気になったようで何よりです」
「うちってそんなに元気なかった!!?」
「なんだか疲れたような顔をしてましたね、これもチキンのおかげですか」
「そうかもしれない、次はつくよが休憩行ってきなよ!!」
そういうとつくよはポテトを用意していたらしく、それをもって休憩室へ入った。しばらくするとつくよが出てきて満足そうな顔をしている。
「揚げたてって本当に最高ですね」
「でしょ、午後も頑張ろうね!!」
「はい、それで終わったらまた食べましょうね」




