16話 川下りな世界1 1/3 執筆:八神ん 先生
≪手作りイカダで川を下れ≫
こたつ部屋のタイマーが0になり新たなミッションが表示された。
「川下りかぁ!!」
「面白そうなミッションですね」
「手作りってことは自分たちで作るってことかな……」
「失敗したらずぶ濡れー」
「それは嫌だよ!!」
「それは嫌ですね」
「それだけは避けたいね」
「まぁそうならない為に、みんなでがんばろー」
4人は光に包まれて河原へと飛ばされた。
「河原だ、広いね!!」
「奇麗な川ですね」
「泳げそうだね……」
「ここで作ればいいのかなー」
河原には木の板やポリタンクなど、イカダを作るための道具がたくさん置いてあった。工具などもしっかりと置いてあり、何でもできそうな雰囲気だ。
「へぇ、この中から選ぶんだ!!」
「ひもとかのこぎりもありますね」
「すごい個性的なの作れるね……」
「しっかりしたやつ作ろうー」
「ライフジャケットもあるので安心ですね」
「それじゃあ早速始める……? 」
「あ、その前に一つだけやりたいことあるんだけどいいかな!!」
「どうしたんですか? 」
「河原に来たらやっぱりあれかな……」
「せいな分かるんだー」
あかりは石を拾って胸を張って言った。
「石切りやろうよ!!」
「石切りですか? 」
「あかり、石切りじゃなくて水切りじゃない……? 」
「あ、水切りか、ごめん間違えちゃった!!」
「水切りか、河原でやりたくなるよね、やろー」
「負けませんよ」
「まずは石を探さないと……」
「なるべく軽い石を探さないとねー」
4人は石を探した。みんなそれぞれ石を見つけて集まった。
そして川辺に4人で横に並んだ。
「みんな、準備はいい!!? 」
「はい、大丈夫です」
「いつでもいいよ……」
「うん、いいよー」
「それじゃあ、せーのっ」
あかりの掛け声に合わせてみんなで一斉に投げた。
川の上を4つの石が跳ねてゆく、
「3回か、全然いかなかった!!」
「私は4回ですね」
「ゆき6回行った、すごいでしょー」
「自分は7回、やったね……」
「せいなの勝ちですね」
「めっちゃうまいじゃん!!」
「負けたの悔しー」
「楽しかったね……」
「もう一回やろう!!」
「今度は負けませんよ」
「ゆきもやるー」
「みんな、今回イカダ作りがメインだよ……」
「そうでしたね」
「この勝負はお預けか!!」
「いや、せいなの勝ちじゃんー」
「偶然だよ……」
4人のちょっとした息抜きは終わり、みんなで相談しながらイカダを作り始めた。




