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死んだら神になりました。  作者: イントレット
第1章 神ライフ始動します
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20話 テンプレチックワールド・6

 神殿――メナーク曰く、城らしいが神殿にしか見えない――の入口前に馬車は止められ、降り立つ。

 近くから改めて建物を眺めるが、やはり美しく何度見ても飽きないだろうと思わせる。


「やっぱりこれって城じゃなくて神殿だよな?」

「いえ、間違いなくこの国の城ですよ。ですが同時に神殿としての役割もあるのです。ですからレイ様のご指摘も間違いではございませんね」

「城であり神殿であると言うことは、つまり政治に神とかが関わっていると?」

「その通りです。そう頻繁にあることではありませんが神からの御言葉を頂き我々はその神託に従うのです。レイ様にあのケープを渡すようにというのも神託があったからなのです。……まあ、それを奥方様が身に着けているとは思いませんでしたが、装備できてるということは問題ないですね」

「……?それはどういう……?」

「それも含めて王が詳しく説明してくれることになっておりますので、まずは王のところへ向かいましょう」


 神が直接人間に関わってくるのか。この世界の神様はそれなりに干渉するようだ。

 そして、エルザにドラゴンケープを渡していたとは思わなかったってのはどういうことだろうか。気になったがそれもまとめて王が話してくれるらしい。

 うーん……装備できてるから問題ないということは何らかの理由で誰も装備できなかった。だからせっかくの装備も国宝として保管されるだけだったということだと思うけど、なぜエルザはセーフなのか。

 普通に考えたら神の血が流れているからなんだけど。

 いろいろ気になることが出てきたがおとなしくメナークの案内により神殿内部へ入っていった。

 なお当のケープを身に着けているエルザはそれなりに貴重なものであることには気づいたようで少しだけ慌てていた。

 だが彼女はまだそれがドラゴンアイテムであることを知らない。

 楽しみである。



 内部もまた整っていて廊下に飾られている絵画には龍の姿が描かれていてよく見れば連続した物語のようになっていた。

 天から龍――見た目は西洋竜ではなく東洋竜だ――が降りてきて大地に火を吹いて、火に焼かれた地から草木が育ち様々な生命が生まれその中にはヒト、獣人、エルフ、ドワーフの姿があった。

 それぞれ四方に分かれてまとまりそして中央にはそれぞれの種族から人が集まり国を作ったようだ。

 そしてそれを見届けた龍は天へと還っていく。


 これはもしかしなくてもこの世界の成り立ちを描いたものなのだろう。

 これが本当ならば、この国は龍人がまとまっているから龍の国ではなく、龍が降り、そして天へと還った場所の国だから龍の国と呼ばれるのだろう。

 もっともこれが本当に事実なのか、それとも伝承を聞いて想像して書かれただけのものなのかはわからない。だが、俺はこの絵の物語がほとんど事実であると直感していた。

 この感覚は俺が神になったときにも感じた感覚、つまりは神の言葉に宿る力だ。

 その感覚を思い出すということがよりこの絵が事実だという確信へと繋がる。

 龍は多分この世界を管理している神様のことを表しているのだろう。



 建物内を進み階段を下って(・ ・ ・)地下に来た。

 灯りなどどこにも見当たらないというのに壁そのものが目に痛くない程度に光を放っていて地下とは思えないほどに明るいようだ。

 地下に降りてきたと同時に感じていた神聖さはさらに増して感じるようになった。

 おそらくこの地下で神託とやらを受けるのではないだろうか。

 そして階段を下りてすぐ目の前には大きな扉があった。


「ここに?」

「ええ、この中で王がお待ちです。どうぞ中へ」


 そう言って一礼した後メサークは階段へと向かい歩いていく。


「宰相……なんですよね?メサークさんは同席しないので?」

「ええ、この間に入ることができるのは王と、王に認められたもの、そしてある特別な存在だけでして、今回は私は認められていないので」


 そういって階段を上がり影に隠れ、その姿はすぐに見えなくなってしまった。


「認められていない?それに特別な存在って……どういうことでしょうか?」

「さあ?」

「知らん」


 エルザは特別な存在ってのが気になったようだがサクラも俺も知らないと流した。 実際は特別な存在っていうのは俺やサクラのような存在、つまりは神のことだと半ば確信している。

 となれば宰相ほどの立場であるメナークが今回認められていないということは、その辺に触れる話題があるかもしれない。

 じゃあエルザはいいのかとも思うが、まあ確定してるらしいしいいのだろう。


「まあさっさと行こうぜ」


 ともかくあって話さないとな。

 どうやら思ってたよりもいろいろと詳しい話を聞けそうだ。



「ようこそおいでくださいました。此度はわざわざこちらまで出向いていただきありがとうございます」


 扉を開くと中は何か儀式でもするのかいった印象を受ける空間で、そこに一人の女の人が佇んでいた。

 彼女の燃えるような赤く長い髪はツヤがあり真っ直ぐ降ろされていて桜色のゆったりとした感じの服を着ていて、形こそ違うのにサクラの巫女装束と雰囲気が似ている。

 おそらくあの服装は神事に携わるためのものなのだろう。


「どうやら私の服装に何かお気づきになられたようですね。私はこの国の女王でありそして(かんなぎ)の役目を持つ龍巫女、名をアオイと申します。そしてここは神託の間。ここで私は神からのお言葉を受け取るのです」


 どうやら顔に出ていたらしく軽く微笑みを浮かべながらもそう紹介してくれた。

 話を聞く限りだと、王と巫女の役割、両方を持つらしい。

 いや、この場合は神の言葉を受け取ることができる者がこの国の王になれるというべきか。

 故にここは城であり、神殿でもあるのだ。


 それにしても神のお言葉を受け取る……ね。


「はじめまして、アオイ様。私はレイ。なんでも風の国を守ったことによる褒美を頂けるそうで、ありがたく頂戴しにまいりました」

「はじめまして。私はサクラ。レイの妻でありこの度は夫に同伴という形になりますが、アオイ様に御目通りできたこと光栄に思っております」

「え?え、えと、はじめまして、わ、私はエルザと申します!えと、その、レイのもう一人の妻で、その、光栄に感じております……?」


 俺とサクラは慣れないながらも丁寧に挨拶した。

 普段の俺たちからは考えられない態度にエルザは驚いてしまったのか、しどろもどろになりながら俺たちに続いて挨拶していた。


「ふふっ、そういったことは慣れておられないようで。どうかお気になさらず普通になさってください」

「ええ、お言葉に甘えて、無理にならない程度にはそうします」


 さすがの俺もこの方にはそう失礼な態度はとれない。

 なにが神の言葉を受け取るだよ。ここの神様そのものじゃねーか。

 いや、同じ世界を管理するような神で言えばタロウに対しては俺は失礼な態度取りまくってるがあれは最初の出会いが悪かっただけだ。

 それに最近はそこまで横暴な態度は取ってない……はず。


「それではまずはいろいろ話をする前に残りのものを渡しておきましょうか」


 そう言って彼女が手を前に翳すと俺たちの目の前に突然それらは現れた。

 現れた物は、言うまでもなくドラゴンアイテムであり、胴鎧、レギンス、ブーツ、篭手の4つでできてるようだ。


「竜の牙から作られた剣といった武器はないんですね」

「ええ、牙と骨はどうにも加工する術が分からなかったようで、神もそれについては保管だけするようにというお言葉を残していたようですよ」

「そうなんですか」

「それに、どうやら武器は用意しなくて正解だったみたいですし」


 そう言って意味ありげな視線を俺とエルザに交互に向けるアオイ様。

 ああ、エルザが神になった時に武器は<神器>が与えられるもんなあ。

 それにしても用意しなくて正解だったっていうのはどういうことだろうか。なかなかに意味深だ。

 まるで、ドラゴンアイテムは偶然ドラゴンが暴れて討伐され素材が手に入ったから作ったのではなく、今日のために用意したかのように聞こえる。

 では何のために?


「さて、これらの褒美確かに受け取ってもらえますか?」

「ええ、ありがたく」

「できればこの場ですぐ装備していただけると助かるのですが」

「そうですか?では、その通りにしましょう。……エルザ」

「は、はい」


 俺が呼ぶとおずおずと前にエルザが出てきた。


「もちろんエルザにあげちゃってもいいんですよね?」

「ええ、もちろん。ケープも彼女を受け入れていますし。むしろ彼女にために用意された物かもしれませんね」


 そういってほほ笑むアオイ様。

 彼女のために用意された、ね。

 おそらくはその通りなんだろうな。

 いや、エルザのためというよりは今回のタイミングで条件に合っていたのがエルザだったってことかもしれん。

 まあ、今の状況だと俺の妄想にすぎないわけだけど。


「じゃ、エルザこれ全部エルザのだからな。ちゃちゃっと装備してくれ」

「わかったわ。でも今の会話聞くとこれってかなり貴重な物なんでしょう?私でいいのですか?」

「いいの、いいの。というか今更だし」


 すでにケープを普通に装備してるんだから残りのものも気にせず装備してしまえ。

 ということでエルザにドラゴンアイテムをすべて装備してもらう。

 レギンスを履くときは武骨なレザーズボンを脱ぐことになるので俺はしっかり後ろを向いて視線を外しておきました。

 一応夫婦なんだから気にすることもないかもしれんがこういうのは関係関わらず、気を付けていた方がいいだろう。


「装備しました」


 さて、すべてのドラゴンアイテムを身に着けたエルザを改めて確かめてみる。

 ついでに各種装備の説明をアオイ様がしてくれた。

 鎧はやたらとエルザの体にぴったりとフィットしていてその体のラインを強調し、そこまでぴったりだと逆に動きづらいのではとも思うが結構伸縮性がいいようで動きづらいといったこともないようだ。また腰の下部分からはちょっとしたスカートやロングコートのようにも見えるように作られていて特に左右と後ろは脛裏までを保護するように垂れている。基本的には竜鱗を鱗状に敷き詰めたスケイルアーマーで急所となる胸の部分には竜の脚から得られたという甲殻が使われている。

 レギンスは素材の中でも最も伸縮性のある翼膜と腹の革を合わせて作られているとのことでエルザのきれいな脚のラインを浮きだたせていて、これも竜鱗で太ももなどの急所を守るようにしていた。

 そしてブーツは言われなければ冒険者が好む普通のものにも見えるがそれに使われているのは竜の革であり、また脛の部分から足の甲にかけて竜の甲殻が使われていてその足を強固に守っている。

 篭手も竜の革で作られた長いグローブの上に甲殻と竜鱗を固定したもので、肘から手の甲を甲殻が、指の部分は細かい竜鱗により、腕全体が守られている。

 そしてその上からドラゴンケープを羽織っているのだが、残念なことにそのせいでエルザの顔の部分にしか肌色が見えない。

 尚、エルザはアオイ様の説明でようやく今自分が装備しているものが各国の国宝とされるドラゴンアイテムと気づいたようで目を見開いて固まっていた。

 お蔭でより観察しやすいってものである。


 にしても、エルザを観察して思うことは……


「赤いなあ」

「真っ赤だね」

「真っ赤ですねえ」


 上から俺、サクラ、アオイ様の言葉である。

 全て同じ竜から作られているのかとても赤いのである。

 もちろん完全に赤のみというわけではない。

 所々に凝った装飾がなされているし、同じ赤でも濃淡の違いから見た目はなかなか美しいものだ。

 でもやはり8割以上赤色なのは変わらぬ事実でありとても目立つ。

 これで街に出れば好奇の視線に包まれることは間違いないだろうな。


「こ、これ全部ドラゴンアイテムってどういうことよ!?」


 っと、エルザが再起動した。

 どうもこうも言葉の通りなので諦めて欲しい。




 少ししてすぐにエルザは落ち着きを取り戻した。彼女も突発的な出来事への耐性が大分身についてきたようだ。


「ところでなぜこの場で装備してほしいと?」

「ちょっとした儀式をするためですわ」

「儀式?それはどんなものでしょうか?」

「龍人の儀と呼ばれるもので、ちょっと彼女を龍人にしようっていう儀式だから心配しないで大丈夫ですよ」

「へ?」

「ほう、エルザを龍人に……。あ、それは見学しても大丈夫ですかね?」

「ええ、もちろんよ。では早速始めましょう」


 いやあまさかエルザが龍人になるとはね。

 ドラゴンアイテムはそのために用意したのか。

 突如そんなことを言われたエルザは理解していないのかクエスチョンマークを浮かべている。


「エルザ、心配することはないから。神って大概そういうもんだからさ」

「え、それってどういう……?」


 さらに困惑するエルザには悪いが神はそれぞれ結構自分勝手に行動するし、管理者であるアオイ様がそうするというのなら多分この世界の管理の上で必要不可欠なことだろうから止めることはできないのだ。


「はい。エルザさん、ちょっとだけ痛いかもしれませんがすぐに終わりますので安心してくださいね」

「え、ちょっとまっ――――」


 アオイ様はニッコリと笑みを浮かべながらそういうとエルザの言葉を無視して、彼女に向かって両手を翳す。

 するとエルザの足元に牙や骨など残りの竜の素材が現れると共に魔法陣が浮かびあがり、装備しているドラゴンアイテムも含めて光り輝く。

 徐々にその光を増して光の柱となり、ついにはエルザの姿を包み彼女の姿は見えなくなった。

 そのまま1分ほどその状態が続いたが、徐々に光は薄れていき、中から人影が浮き出てきた。


 その顔を見れば間違いなくエルザであることを確認できるが体の各所をみればその姿に変化がみられる。

 彼女の体の各所をルビーのように輝く赤くきれいな鱗が覆っておりそれはエルザ自身から生えているようだ。

 腕は甲から肘まで、脚も足首から膝までを鱗が覆っているし太ももから腰にかけても同様だ。

 胸部はさほど鱗はないようだが、その背には特に目立つドラゴンのような翼が生えていた。

 結構姿かたちは変わったがそのすべてがエルザをより美しくしていた。

 そしてそんなことを確認できるエルザの格好は――――


「あれ?なんともない?急に光に包まれてどうなった……のって……え?」


 自分に何が起きたか確認しようと自分の体を確かめるエルザだったが自分の状態に気づき呆然とし、そして……


「きゃああああああああああああああ!?」


 かわいらしく悲鳴を上げるのだった。

 そう、彼女は全裸姿となっていたのである。


「ふむ、眼福だな」

「おっきいね」

「おっとこれはうっかりです。こうなることを忘れてましたね」


 再び、上から俺、サクラ、アオイ様の発言だ。

 それを聞いたエルザは恥じらいで顔を染めながらキッとこちらを睨み俺にだけ殴りかかってきた。

 なんと背中に生えた翼を器用に扱い空を駆けて高速で接近しながらだ。即座に使いこなすとか天才か!

 まあ、ここは様式美として潔く殴られておこうと思いその拳をわが身に受けて俺は後ろへと吹っ飛んだ。


「っ!?」


 その拳は想像以上に威力があって少しばかり痛かった……。

 エルザの身体能力は龍人になってかなりパワーアップしたようです。

 まあそれでも少し痛い程度なのだが、一応は人の身で神の体に痛みを与えるとは神になったらどれだけスペックが向上するのだろうか。




「で、龍人になった感想は?」

「いろいろ戸惑っていてわからないけど……力はどんどん湧いてくるようで、とても調子がいいわね……なんだか複雑」


 エルザも落ち着き、アオイ様がどこからが取り出した膝ぐらいのスカートにブーツ、腕が全部見えるように袖のない白い服を着ている。その服は背中側が開いていて翼をそのまま外へ出せるようになっていた。

 これ用意してあって忘れてたとか絶対確信犯だなと思ったが、眼福だったし俺は何も言わない。

 そんなエルザに感想を聞けば、問題はないようだ。少なくとも体の問題は。

 精神的には人から龍人への転生というトンデモ展開に非常に疲れているようだ。

 俺としては龍人となったエルザはさらに美しくて好きだけど、やっぱり自分の体がまったく別の体になるってのはいろいろ思うところがあるのだろう。


「とてもきれいだよ」

「う、うるさいわね!……ありがとう」


 元気付けるためにも正直にきれいだと褒めてみたが、そっぽ向かれてしまった。

 だがその顔は照れから赤くなっていて微妙に嬉しそうに顔をにやけさせ、小声でボソボソと言っていたが神の五感を侮るなかれ。ばっちり聞こえている。ちょろい。


「で、先に聞くことだった気もするけどどうしてエルザを龍人に?」

「もともと龍人の誕生は決めていたことなのよ。その際の要になるのが彼女で、本当はもっと後になるはずだったんだけど……」

「だけど?」

「魔王を倒しに来た、とある偽神ハンターさんが彼女に接触して鍛えちゃったじゃない?それで彼女は一気に成長したから儀式を早めたのよ。こういうのはできるうちにやっておかないとまた不測の事態とかおこるかもしれませんから」


 もともと決定事項だけどそれが早まったのは俺が原因か。

 で、偽神ハンターってなんだ?


「偽神ハンター?」

「ええ、結構有名になってるのよ?アレはそう何度も出会うようなものでもないし、簡単に倒せる存在じゃない。ましてやあんなモノを持ってる個体なんて今まで確認されてなくて、さらに厳しいもののはずだった。それを何度も、そして容易く倒してしまうのだからね」


 衝撃の事実。俺の偽神エンカウント率は異常だったらしい。

 しかも偽神っておいしい経験値じゃなくて結構危ない存在だった。

 いや確かに偽神によって殺されれば神として本当に死ぬというのは本能で理解したし、それは確かに脅威ではあるがそれだけだ。大した相手ではない。

 まあ最初こそビビったしギリギリだったが、それは能力制限されてたし以降は割とサックリ倒せてたので存在値を一気に押し上げてくれる存在程度にしか認識していなかった。

 それとも他の神は常に大幅な縛りでもかけてたりするのだろうか。


「まじで?」


 思わず言葉も崩してしまったがアオイ様は気にした様子もなく


「大マジよ」


 と、茶目っ気たっぷりに返してくれた。

 まあでもお陰で便利な防具も手に入るし多少手応えある戦いもできるから別にいっか。

 ただ一つ気になることが。


「偽神によく出会うってよりは俺が偽神を呼び寄せてたりはしないよな?」


 誰にも聞こえないようにボソッと呟いた。

テンプレから脱線してる気がする

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