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〜娘コンからの依頼〜

観測者諸君はじめまして

俺は最恐暗殺者と呼ばれているフィアだ

突然だが今、俺は神城財閥の御曹司 神城緋彩しんじょうひいろという男に「娘を護衛してくれ」と頼まれている

正直言ってめんどくさい

緋彩ひいろ「1年…いや2年頼めないか!」

フィア「俺は暗殺者だ護衛じゃない」

緋彩ひいろ「そこをなんとか頼めないか?」

フィア「神城財閥なら護衛なんぞいくらでも頼めるだろうが」

緋彩ひいろ「いいやこれは君にしか頼めないんだ頼む!なんでも君の望む物を用意する」

フィア「…何度も言っている 断ると」

穐田あきた「まぁまぁ兄貴最低でも半年やったら辞めてもいいそれに兄貴の探してるものを用意してくれるかもしれないいい条件じゃないんすか?」

フィア「はぁ…こんないい条件に裏がないわけないだろう」

緋彩ひいろ「私たちは君たちには危害を加えないし逆に支援したいと思っている」

緋彩ひいろをギロリと睨んで

フィア「それは俺たちを手駒に加えたいだけだろう?」

緋彩ひいろ「そんなリスクの高いことはしないそれになりよりーーー」

フィア「なにより?」

緋彩ひいろ「娘に嫌われたら生きていけない…!」

穐田あきた「…………?なにいってんだこいつ娘コン(ドタコン)か?」

フィア「ふっあははっ」

緋彩ひいろ「ちょっと君少し辛辣じゃないか?」

フィア「穐田あきたが悪かったな こんな真剣な顔をして娘に嫌われたくないなんていうやつは依頼では初めてなんだ それと護衛をするに当たっての条件だが

1.護衛対象 神城琥珀しんじょうこはくに護衛していることをバレないようにすること」

緋彩ひいろ「娘にバレて私が嫌われたら困るからな」

フィア「2.最低でも半年は護衛すること できれば2年間」

緋彩ひいろ「半年でも依頼を請け負ってくれるのならばそれ相応の対価は出すつもりだ」

フィア「3.お互いに危害を加えないこと ただし神城琥珀しんじょうこはくに関わることならば場合よっては良しとする」

緋彩ひいろ「娘に手を出したらぶっ飛ばしに行けるようにな」

フィア「4.神城琥珀しんじょう こはくの従者として学校に通うこと これでそちらの条件は全てか?」

緋彩ひいろ「あぁ全てだ」

フィア「そうか 最後の条件だが俺じゃなくて穐田あきたが従者として通うのはいいのか?」

緋彩ひいろ「もちろんさ」

穐田あきた「え、俺すか?!絶対ボロだしますって!」

フィア「安心しろ 帰ったら俺がみっちりしごいてやる」

穐田あきた「え?マジ、すか?」

フィア「マジに決まっているだろう」

穐田あきた「俺の人生終わったっす…」

緋彩ひいろ「ちなみにだが娘に少しでも変なことをしたら…覚悟しとけよ?」

穐田あきた「そんなことする訳ないっすよ!あと娘コン克服した方がいいっす!」

緋彩ひいろ「私は娘コンではない!」

穐田あきた「どこがっすか!そんな娘大好きな人が娘コン以外ありえないっす!」

フィア(うるさいのが始まりそうだな…)





…数時間後

フィア「やっと静かになった」

穐田「兄貴ぃ、俺この娘コン嫌いっす」

緋彩「誰が娘コンだ!…まぁもうこいつには話が通じないからもういいや そういえばフィア、君は従者としては行かないんだよな」

フィア「あぁそうだな」

緋彩「ならお嬢様として入学がんばってな」

フィア「は?」

本文にはまだ出てきていないが能力というものが存在する

それは約100人に1人の確率で発現する

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